豊橋市議の長坂です。コロナ疲れしてきました(ブログ的に)。※このブログの日付は4月25日ですが、実際の更新は日付が変わった後です。さて、豊橋市で、4月13日以来、12日ぶり7例目の感染者が確認されました。7例目(20歳代・男性)(4月25日発表、愛知県476例目) ...
タグ:葦毛湿原
弓張山系 とは(豊橋百科事典より)
ゆみはりさんけい 弓張山系は,愛知県と静岡県の県境を北東から南西に連なる山並みで,八名(やな)弓張山地ともいい,北東部で赤石山脈(南アルプス)に連なっている。弓張山系の北部は鳶ノ巣(とびのす)山(標高669m)・城(じょう)山(657m)・弓張山(679m)・浅間(せん ...
柳生川 とは(豊橋百科事典より)
やぎゅうがわ 柳生川は,柳生川水系の基幹をなす二級河川で,かつては薫瀬(くんぜ)川といわれた。豊橋市の東部,豊橋市岩崎町[手洗]から流れ出す内山川が宮前池・利兵池を経て,葦毛(いもう)湿原(豊橋市岩崎町)から流れ出す地蔵川(延長560m)を合流し,影岩池・上庄池 ...
ムカシヤンマ とは(豊橋百科事典より)
むかしやんま ムカシヤンマ(サナエトンボ科)は,黄色の地に黒の縞がある原始的な大型のトンボである。ムカシトンボとともに生きている化石と呼ばれ,原始的な特徴が多く見られることからこの名がついた。ムカシトンボとは異なって山間部には少なく,主に丘陵地から低山地 ...
ミカワバイケイソウ とは(豊橋百科事典より)
みかわばいけいそう ミカワバイケイソウ(ユリ科)は,多年生草本で,湿地に生える。3月末には芽を出し,5月に開花する。葉は,緑鮮やかで形は細長い。花をつける個体では草丈は1mになる。花茎を一本伸ばし,その先端に白い小花を穂状につける。近縁種には高山植物のコバ ...
ミカワシオガマ とは(豊橋百科事典より)
みかわしおがま ミカワシオガマ(ゴマノハクサ科)は,多年生草本で,20㎝ほどの高さになる。シオガマギクの変種で,東海地方の湿地のみに分布する周伊勢湾要素植物である。葉は対生で,鋸歯(きょし)(ぎざぎざ)がハッキリしている。花は秋に咲き,茎の上部に唇形で赤紫色 ...
ミカズキグサ とは(豊橋百科事典より)
みかずきぐさ ミカズキグサ(カヤツリグサ科)は,多年生の草本である。湿地に生える植物で,春に線状の葉を多数出す。夏には株の中から花茎を伸ばし,高さは30㎝程度になる。茎の先端に密に詰まった花を穂状に,3個程度つける。穂は白く,熟すと茶色になる。ミカズキグサ ...
本馬静也 とは(豊橋百科事典より)
ほんま・しずや(1918~98) 本馬静也は,大正7(1918)年9月29日,渥美郡二川町小松原(豊橋市小松原町)で,本馬豪二の6男として生まれた。昭和8(1933)年,豊橋高等小学校を卒業し,豊田自動織機に勤めた。昭和16(1941)年,応召,南方・満州に出征し,同20(45)年, ...
船形山(豊橋市岩崎町・雲谷(うのや)町) とは(豊橋百科事典より)
ふながたさん 船形山は,豊橋市の東部,弓張山系の南端近くにある標高276mの山で,山頂は北東部から南西部にかけてなだらかなカーブをえがいているので,東側山麓から仰ぐと山容が船底型に見える。山頂には,戦国時代に今川方により城が築かれ,現在も土塁の一部が残ってい ...
二川古窯址群(豊橋市大岩町など) とは(豊橋百科事典より)
ふたがわこようしぐん 二川古窯址群は,松明峠(たいまつとうげ)南西麓を中心に分布する9~11世紀ごろの灰釉(かいゆう)陶器と緑釉(りょくゆう)陶器を生産した古窯址群である。尾張の猿投窯(さなげよう)からの技術導入によって,生産がはじめられたものであり,北は豊橋市多 ...
ヒメタイコウチ とは(豊橋百科事典より)
ひめたいこうち ヒメタイコウチ(タイコウチ科)は水生昆虫で,体色は暗褐色,体長は20㎜前後である。体は扁平(へんぺい)で,腹端に長い呼吸管をもち,捕まえると太鼓をたたくように前脚を交互に動かす。池や水田などに生息し,昆虫・オタマジャクシ・小魚などを捕食する。 ...
東三河野鳥同好会 とは(豊橋百科事典より)
ひがしみかわやちょうどうこうかい 東三河野鳥同好会は,昭和46(1971)年に,野鳥を通して自然に親しむことと,野鳥調査をすることを目的に結成された。東三河を中心に活動し,汐川干潟や「葦毛(いもう)湿原」(豊橋市岩崎町)などで探鳥会を行っている。また,東三河一帯 ...
ハッチョウトンボ とは(豊橋百科事典より)
はっちょうとんぼ ハッチョウトンボ(トンボ科)は,体長が2㎝にも満たない世界で一番小さなトンボである。主に丘陵地から低山地にかけての日当たりのよい湿地や休耕田で見られる。雄は成熟すると全身が真っ赤になって美しいが,雌は腹部が黄色と黒の縞模様(しまもよう)で ...
ヌマガヤ群落 とは(豊橋百科事典より)
ぬまがやぐんらく ヌマガヤ群落は,湿地に生える多年生草本の群落で,ヌマガヤを優占種としている。ヌマガヤはイネ科の多年生の植物で,ヌマガヤのほかにはミカズキグサ・カモノハシ・チゴザサ・サワシロギク・ノギランなどが生える。土壌条件によっては,この群落中にトウ ...
ヌマガヤ とは(豊橋百科事典より)
ぬまがや ヌマガヤ(イネ科)は,湿原に生える多年生草本で,イネに似た細長い葉を多数つける。8月の末に穂を出し,花をつけ,秋に種ができる。大きなものでは高さは1mになる。寒冷地に多い植物で,湿原の典型的な群落であるヌマガヤ群落の優占種になっている。群落には, ...
夏目久男 とは(豊橋百科事典より)
なつめ・ひさお(1925~99) 夏目久男は,大正14(1925)年7月18日,豊橋市に生まれた。浜松高等工業学校を卒業し,地元の日本車両製造に勤めるかたわら,昭和34(1959)年豊橋山岳会を結成した。会長として豊橋自然歩道を作り,葦毛湿原の保護などに取り組んだのをきっか ...
多米峠(豊橋市多米町・湖西市大知波(おおちば)) とは(豊橋百科事典より)
ためとうげ 多米峠は,豊橋市多米東町と湖西市大知波を結ぶ標高265mの峠である。弓張山系を越えて愛知県と静岡県を結ぶ峠のうち最も南に位置する。多米峠には,長い間徒歩道しかなかったが,昭和41(1966)年に多米峠有料道路が開通し,同62(87)年に豊橋側にあった料金所 ...
「大地は語る」(池田芳雄) とは(豊橋百科事典より)
だいちはかたる 「大地は語る」(池田芳雄 昭和60年)は,池田芳雄が昭和37(1962)年の「新城市誌」に掲載した地学関係著作・論文50編と,愛知県農地林務部自然保護課の自然環境保全に関する調査報告書を加えた合計100編以上の著作の中から,東三河にしぼって「東愛知新 ...
戦車旅団 とは(豊橋百科事典より)
せんしゃりょだん 独立戦車第8旅団(鋭敏)は,昭和20(1945)年5月,豊橋・浜松方面に配備され,第73師団(怒)とともに遠州灘海岸防備の中核兵団であった。戦車第23聯隊は浜松北方に,戦車第24聯隊は豊橋南方に展開した(旅団司令部は引佐郡三ヶ日町)。独立戦車第8旅団 ...
ショウジョウバカマ とは(豊橋百科事典より)
しょうじょうばかま ショウジョウバカマ(ユリ科)は,多年生草本である。早春,3月に株の中心から花茎を高さ20㎝ほどに伸ばし,その先端に多くのピンク色の花をつける。その小花はユリの花に似ている。葉は細長く,株の中心から地表を覆うように多数出る。その先端部は赤 ...
シュレーゲルアオガエル とは(豊橋百科事典より)
しゅれーげるあおがえる シュレーゲルアオガエル(アオガエル科)は体長5㎝内外,北海道を除く日本全国に分布する。シュレーゲルは,シーボルト(1796~1866)が持ち帰った日本産両生・爬虫類(はちゅうるい)を研究したオランダの学者H.Schlegelにちなむ。近似のモリアオガ ...
サギソウ とは(豊橋百科事典より)
さぎそう サギソウ(ラン科)は,多年生草本である。湿地に生える植物で,春先に細長い,肉厚の葉を2枚出す。根は少数で太く,小球を持つ。初夏に,その中央から30㎝ほどの1本の花茎を伸ばす。夏にはその先端に1~2個の2~3㎝の花をつける。色は純白で,形は白鷺が羽を広 ...
西福寺(豊橋市岩田町居村) とは(豊橋百科事典より)
さいふくじ(いわた) 田流山西福寺(曹洞宗)は,天文9(1540)年の創立で,開山は竜拈寺(りゅうねんじ)第4世休屋宗官和尚と伝えられる。「三州吉田領神社仏閣記」(元禄6年)に,下岩崎村「禅宗,田流山西福寺,吉田悟真寺末寺,平僧,客殿六間・四間,右寺内鎮守白山権 ...
530運動 とは(豊橋百科事典より)
ごみぜろうんどう 530運動は,市民による社会道徳の高揚と美しい生活環境づくりを協議した結果,昭和50(1975)年7月16日に530運動推進連絡会が設立され,組織的な活動が開始されたことによって現在に至っている。その前段階として,「葦毛湿原」の環境劣化を心配する豊橋 ...
健康の道 とは(豊橋百科事典より)
けんこうのみち 健康の道は,平成5(1993)年にウォーキングを目的に設けられた。「文化つつじコース」(豊橋市民文化会館・幸公園・福東緑地・豊橋市民文化会館)の全長約6.0㎞が豊橋で最初の健康の道である。そこには,愛知県と豊橋市で道標22本・看板2か所が設置された ...
上岩崎村 とは(豊橋百科事典より)
かみいわさきむら 延宝3(1675)年の,検地によって岩崎村は上岩崎村と下岩崎村に分立した。渥美郡上岩崎村の村高は,「三河国村々高附」(寛永期)に328石余,「旧高旧領取調帳」(明治元年)に豊橋藩領分409石余とある。「吉田領戸数調」(安政5年)によれば,家数47,人 ...
カザグルマ とは(豊橋百科事典より)
かざぐるま カザグルマ(キンポウゲ科)は,多年生植物で,つる状になる。葉には長い茎があり,落葉性である。花は大きく,直径10㎝以上ある。中心部は赤紫の蘂(しべ)がかたまり,その周囲には白色の大きな花弁状の萼(がく)が8枚ある。その形が風車に似ることからこの名が ...
エコテクノフェア とは(豊橋百科事典より)
えこてくのふぇあ エコテクノフェアは,社団法人環境科学会1999年会の開催に合わせて,「環境」をテーマに,大学・市民・産業・行政の交流促進を目的として,平成11(1999)年11月6日~14日に開催された。 このフェアでは,「エコカーチャンピオンシップ’99」(バッテリ ...
葦毛と手洗(民話) とは(豊橋百科事典より)
いもうとてあらい 葦毛(豊橋市岩崎町)は,源頼朝(1147~99)が鎌倉街道を通って京都にのぼった時,険しい山越えであったためか,乗っていた葦毛(あしげ)の愛馬が急に苦しみ,死んでしまったのを悼み,この地に葬った。亡骸を葬った所を「葦毛(いもう)」と呼ぶようになっ ...
葦毛湿原保護の会 とは(豊橋百科事典より)
いもうしつげんほごのかい 葦毛湿原保護の会は,豊橋市主催の社会人講座「ネイチャーボランティア養成講座」の受講生を中心に,平成7(1995)年に発足した。行政と協働する自然関係のボランティアグループとしては,豊橋で最も古い。「葦毛湿原」の自然観察会や清掃活動を ...
「葦毛湿原」(愛知県指定天然記念物) とは(豊橋百科事典より)
いもうしつげん 「葦毛湿原」(豊橋市岩崎町長尾・南山3万2332㎡)は,昭和62(1987)年11月26日,豊橋市天然記念物に指定され,平成4(1992)年2月28日,愛知県天然記念物に指定された。 「葦毛湿原」は,豊橋市岩崎町の東部丘陵のふもとに広がっている湿地で,「東海の ...
イノシシ とは(豊橋百科事典より)
いのしし イノシシ(偶蹄目(ぐうていもく)イノシシ科)は,哺乳類で体長は1m余りある。頑丈な体つきで,上あごの犬歯は牙(きば)状になっており,雄では武器になる。雑食性で,カエル・ミミズなどの小動物や植物の根茎を掘って食べる。昼間はササやススキの原で「寝屋(ねや) ...
石巻山多米県立自然公園 とは(豊橋百科事典より)
いしまきさんためけんりつしぜんこうえん 石巻山多米県立自然公園は,豊橋市の東部を区域とした愛知県立自然公園で,昭和44(1969)年3月に,面積2061haが指定された。地域としては,愛知県と静岡県との県境にある弓張山系一帯で中山峠,本坂(ほんざか)峠,多米(ため)峠, ...
石巻山(豊橋市石巻町) とは(豊橋百科事典より)
いしまきさん 石巻山は,標高358mの山である。北麓の神郷村(豊橋市石巻町)には,延喜式内社の石巻神社,中腹に石巻神社山上社が鎮座する。南麓は,金田村(豊橋市石巻町)である。昭和27(1952)年10月11日,「石巻山石灰岩地植物群落」は国の天然記念物に指定され,オオ ...
朝倉川 とは(豊橋百科事典より)
あさくらがわ 朝倉川は,豊川(とよがわ)水系に属する一級河川(県管理)で,豊橋市多米(ため)町の「多米の滝」を源流域とし,上流部は「蝉川」と呼ばれている。朝倉川・蝉川ともに名称の由来ははっきりしないが,朝倉川は戦国時代の今川17騎の内の朝倉氏が多米村の出自で, ...