はやし・じけん(1696頃~1787)  林自見は,吉田(豊橋)呉服町の林弥次右衛門正封の長男に生まれた。名正森,自見と号した。25歳の時,吉田町年寄役並びに利(とぎ)町・世古町庄屋を兼ねた。元文2(1737)年,吉田宿問屋役となり,宝暦5(1755)年まで務めた。この間,杉江 ...