とうかいどうじんぶつし  「東海道人物志」(三都書林 享和3年)は,東海道五十三次各宿場とその周辺に住む文人などを紹介したいわゆる「姓名録」である。大須賀鬼卵は,安永8(1779)年妻夜燕(やえん)とともに吉田(豊橋)に移り住んだが,天明3(1783)年妻を亡くしてか ...