いっぺいそつ  「一兵卒」(早稲田文学 明治41年)は,田山花袋の短編小説である。この作品は日露戦争を背景としたもので,野戦病院から原隊の後を追う途中,満州の荒野の一集落で脚気衡心(かっけしょうしん)のため,孤独のうちに悶死(もんし)した兵士の物語である。 この ...