豊橋市の長坂です。
50年後は92歳、今の僕達にできることは…
(※本ブログは個人の見解であり、組織を代表するものでありません)
さて、親しい方から先日
「長坂くんは市議になる前から、人口減少のこと言ってたね」
まず、出生数が急降下です。
■
ざっくりな議論となりますが、
昨年生まれた子が70万人ということは、
50年後(2074)の50歳が、70万人ということです。
社人研(国立社会保障・人口問題研究所)の将来推計(2023年)
https://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2023/pp_zenkoku2023.asp
では、ポジティブ推計(出生高位)でも、出生数は減り続けます(増えません)
つまり、50年後(2074)の50歳以下人口は、
多くても、3500万人(70万人 x 50年)、
実際は更に下回るでしょう。
この頃の51歳以上は3500万人~4000万人
ほどが推定されます。
つまり、2074年の人口は7000万人に
届くか届かないか、という感じでしょうか。
社人研推計(長期参考)では、出生低位でも
2074年に7600万人(上記URLの報告書p207)
とありますが、更に下回るのでないでしょうか。
■
最近、業界問わず各所で「人材不足」と聞きます。
地方公務員や教員も、倍率がドンドン下がっています。
今、主に新卒となる二十歳前後を想定すると、
20年前に生まれた、つまり2004年の出生数は110万人でした。
40年前・1984年:149万人
60年前・1964年:171万人
です。
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003411595
1984年生はギリギリ「就職氷河期」と、
言われるかどうかの世代です。
「大人になる数」がこの20年で約39万人減りました。
「人材不足」というより「人不足」であり、
少子化が、少人化に進んでいます。
これが20年後、今の110万人(2004年生)から、
更に70万人(2024年生)へと40万人少なくなったら、
採用・就職は、どうなるでしょうか。
市議になる前「人口減少」を「需要の減少」と捉えていました。
しかし、それより先に或いは強く「供給(働き手)の減少」が、
問題化しているように感じます。
■
これは日本全体の話であり、豊橋も例に漏れません。
豊橋の2024年の出生は2164人でした。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/6584.htm
つまり、50年後(2074)の50歳は約2100人であり、
50歳以下の人口は最大でも10万人ほどになるでしょう。
同様に過去20年ごとの出生数は、
2004年:3674人
1984年:4190人
1964年:4370人
です。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/8032.htm
■
50年後の2074年、僕は90歳を超えています。
子の世代はもちろん、孫の世代まで考え、
持続可能に、少しでも負担を減らすよう、
僕たちは今どうするのか、何をするのがよいのか。
では。
50年後は92歳、今の僕達にできることは…
(※本ブログは個人の見解であり、組織を代表するものでありません)
さて、親しい方から先日
「長坂くんは市議になる前から、人口減少のこと言ってたね」
と御言葉いただきました。そこで10年経った今を整理してみました。
まず、出生数が急降下です。
去年の出生数が初めて70万人を下回りました
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) June 4, 2025
また、1人の女性が産む子どもの数の指標となる合計特殊出生率は1.15とこれまでで最も低くなっています
都道府県別の合計特殊出生率はこちら↓https://t.co/ycdC88xW26
国立社会保障・人口問題研究所がおととし公表した将来予測では、日本人の出生数が68万人台になるのは2039年と推計していて、想定より15年ほど早く少子化が進行しています。初めて80万人を割ったのが、わずか2年前(2022)です。
日本人の出生数は、最も多かった第1次ベビーブーム期の1949年には269万人余りいましたが、その時と比べると4分の1近くまで減少しています。
つまり2年で10万減りました。2022年の出生数、初の80万人割れ 想定より10年早く…「賃金が低いから無理」https://t.co/QIwUPYqN4J
— 東京新聞デジタル (@tokyo_shimbun) February 28, 2023
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ざっくりな議論となりますが、
昨年生まれた子が70万人ということは、
50年後(2074)の50歳が、70万人ということです。
社人研(国立社会保障・人口問題研究所)の将来推計(2023年)
https://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2023/pp_zenkoku2023.asp
では、ポジティブ推計(出生高位)でも、出生数は減り続けます(増えません)
つまり、50年後(2074)の50歳以下人口は、
多くても、3500万人(70万人 x 50年)、
実際は更に下回るでしょう。
この頃の51歳以上は3500万人~4000万人
ほどが推定されます。
つまり、2074年の人口は7000万人に
届くか届かないか、という感じでしょうか。
社人研推計(長期参考)では、出生低位でも
2074年に7600万人(上記URLの報告書p207)
とありますが、更に下回るのでないでしょうか。
■
最近、業界問わず各所で「人材不足」と聞きます。
地方公務員や教員も、倍率がドンドン下がっています。
今、主に新卒となる二十歳前後を想定すると、
20年前に生まれた、つまり2004年の出生数は110万人でした。
40年前・1984年:149万人
60年前・1964年:171万人
です。
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003411595
1984年生はギリギリ「就職氷河期」と、
言われるかどうかの世代です。
「大人になる数」がこの20年で約39万人減りました。
「人材不足」というより「人不足」であり、
少子化が、少人化に進んでいます。
これが20年後、今の110万人(2004年生)から、
更に70万人(2024年生)へと40万人少なくなったら、
採用・就職は、どうなるでしょうか。
市議になる前「人口減少」を「需要の減少」と捉えていました。
しかし、それより先に或いは強く「供給(働き手)の減少」が、
問題化しているように感じます。
■
これは日本全体の話であり、豊橋も例に漏れません。
豊橋の2024年の出生は2164人でした。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/6584.htm
つまり、50年後(2074)の50歳は約2100人であり、
50歳以下の人口は最大でも10万人ほどになるでしょう。
同様に過去20年ごとの出生数は、
2004年:3674人
1984年:4190人
1964年:4370人
です。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/8032.htm
■
50年後の2074年、僕は90歳を超えています。
子の世代はもちろん、孫の世代まで考え、
持続可能に、少しでも負担を減らすよう、
僕たちは今どうするのか、何をするのがよいのか。
では。