豊橋市議の長坂です。
台風10号など防災・災害情報、下記をお勧めします。
(内容は3つとも、ほぼ同じです)
さて、新しい市政に刷新するため、次の市議会定例会(12月)は、市議会議員でない予定です。
ついては、市議会議員として臨むのは、この9月定例会が最後になります。
抽選により、発言順が9月2日(月)の5番目(全体としても5番)になりました。
早ければ、2日(月)の13時半頃からの質問スタートになろうかと存じます。
当日の天候も不透明なため、安全優先で、
ケーブルTVやネット中継での傍聴もご検討くださいませ。
■
1.「認知機能が弱い」子への対応について
漫画化やドラマ化もされたので、見聞きした方もいらっしゃるかもしれません。
本書は、児童精神科医が、医療少年院での勤務経験を元に書かれました。
タイトルの「ケーキの切れない」は、ケーキを3等分するという問題に適切な線を引けないという「認知機能の弱さ」を表しています。著者は、この認知機能の弱さが、非行の一因とも考えておられます。
この本を読んでとても衝撃的であったのが、彼あるいは彼女らが、少年院に入るまで、このような「認知機能の弱さ」を学校や家庭など周囲から適切に認識されず、支援を受けることなく、少年院まで来てしまった、ということです。私はとても悲しく思いました。
認知機能の弱さ、と必ずしも一致しませんが、本書によると、いわゆるグレーゾーンや境界知能と言われる子は、約14%、35人学級であれば約5人、クラスにいるということです。つまり、全ての学校、全てのクラスに、あるいは全ての保育園・幼稚園に、一定の支援が必要な子が「いる」という前提で、教育や保育に臨む必要があります。
周囲や学校に気づかれないまま、少年院にまで行ってしまう、というのは、私はとても悲しく思い、少なくとも豊橋市では、その前に気づき、支援など何らかの対応がされることを望みます。
本書と下記の「2」より、強く心を囚われた箇所を引用します。
2.新アリーナ・豊橋公園、及び、市政の透明性について
今年3月の日本総研による裁判書類をきっかけに、新アリーナに関し、
豊橋市が様々に不正、偽装、虚偽を重ねていたことが明らかになっています。
これまでに豊橋市が認めただけでも、
これを偽られると、何を信じるか、行政への信頼の根幹が揺るぎます。
しかし、日本総研の裁判書類や、他の情報公開などと比べると、
矛盾点がまだまだあります。
更にうそを重ね、12月以降の市議会で大量処分などになることを
私は望みませんので、出し切れるものは、浅井市政のうちに、
出し切っていただきたく、質問に臨みます。
本当に、もう嘘はやめていただきたい、です。
では。
通告(テキスト)は下記の市議会サイトよりご覧いただけます。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/9872.htm
質問の背景については、下記の動画をご参考いただければ幸いです。
https://www.youtube.com/watch?v=KW0J_RLeaT0
ではでは。
台風10号など防災・災害情報、下記をお勧めします。
(内容は3つとも、ほぼ同じです)
- エックス(旧ツイッター):豊橋市公式アカウント @city_toyohashi
- メール:豊橋ほっとメール https://www.city.toyohashi.lg.jp/6885.htm
- アプリ:ハザードン(Hazardon)防災アプリ https://www.city.toyohashi.lg.jp/48084.htm
さて、新しい市政に刷新するため、次の市議会定例会(12月)は、市議会議員でない予定です。
ついては、市議会議員として臨むのは、この9月定例会が最後になります。
抽選により、発言順が9月2日(月)の5番目(全体としても5番)になりました。
早ければ、2日(月)の13時半頃からの質問スタートになろうかと存じます。
当日の天候も不透明なため、安全優先で、
ケーブルTVやネット中継での傍聴もご検討くださいませ。
- インターネット中継 http://www.toyohashi-city.stream.jfit.co.jp/
- 現地での傍聴ご案内)(市議会サイト) https://www.city.toyohashi.lg.jp/8124.htm
- 「認知機能が弱い」子への対応について
- 新アリーナ・豊橋公園、及び、市政の透明性について
■
1.「認知機能が弱い」子への対応について
(1)就学前など学校以外における問題意識と対応についてこちらは「ケーキの切れない非行少年たち」という書籍から、ひどく衝撃を受けたことに依ります。
(2)学校における問題意識と対応について
漫画化やドラマ化もされたので、見聞きした方もいらっしゃるかもしれません。
本書は、児童精神科医が、医療少年院での勤務経験を元に書かれました。
タイトルの「ケーキの切れない」は、ケーキを3等分するという問題に適切な線を引けないという「認知機能の弱さ」を表しています。著者は、この認知機能の弱さが、非行の一因とも考えておられます。
この本を読んでとても衝撃的であったのが、彼あるいは彼女らが、少年院に入るまで、このような「認知機能の弱さ」を学校や家庭など周囲から適切に認識されず、支援を受けることなく、少年院まで来てしまった、ということです。私はとても悲しく思いました。
認知機能の弱さ、と必ずしも一致しませんが、本書によると、いわゆるグレーゾーンや境界知能と言われる子は、約14%、35人学級であれば約5人、クラスにいるということです。つまり、全ての学校、全てのクラスに、あるいは全ての保育園・幼稚園に、一定の支援が必要な子が「いる」という前提で、教育や保育に臨む必要があります。
周囲や学校に気づかれないまま、少年院にまで行ってしまう、というのは、私はとても悲しく思い、少なくとも豊橋市では、その前に気づき、支援など何らかの対応がされることを望みます。
本書と下記の「2」より、強く心を囚われた箇所を引用します。
本当の意味で支援の必要な子どもたちは、そもそも病院の外来などには来なかったのです。支援してくれる人がおらず、誰も連れてきてくれないので、病院には来ることができないのです。(略)
虐待してしまう親はそのようなセミナーに参加したがるだろうか。本当に支援が必要な親は、集団が苦手であったり、引きこもっていたりして、そもそもセミナーに参加できない親たちなのではないか(「2」p5より)
【認知機能の弱さ】見たり聞いたり想像する力が弱い
例えば、傷害事件のきっかけとして "相手が睨んできたから" という理由をよく聞きます。
少年院生活の中でも他の少年に対して "あいつはいつも僕の顔を見てニヤニヤする" "睨んできた" という訴えを本当によく聞きました。しかし、実際に相手の少年に確かめてみると、その少年を見てニヤニヤしたり睨んだりしたことはなく、全く何のことか分からないといった状況でした。
この背景には見る力の弱さがあります。相手の表情をしっかり見ることができないので(略)勝手に被害感を募らせてしまうのです。(本書p48より)
被害者が被害者を生む■
(略)一般的には、性加害を行う少年は幼少期に性被害を受けたことが多いのでは、という研究者が少なくないのですが、私が関わった性加害少年たちには必ずしも当てはまりませんでした。本人が性被害に遭ったと言わないだけという可能性もないことはないですが、それよりもイジメ被害の方が深刻でした。95%くらいは凄惨なイジメ被害に遭っており、(本書p119より)
2.新アリーナ・豊橋公園、及び、市政の透明性について
今年3月の日本総研による裁判書類をきっかけに、新アリーナに関し、
豊橋市が様々に不正、偽装、虚偽を重ねていたことが明らかになっています。
これまでに豊橋市が認めただけでも、
- 4つの虚偽答弁(別に1つの答弁取消も)
- 1つの情報公開での偽り(文書差し替え)
- 1つの虚偽報告(公文書偽装)
これを偽られると、何を信じるか、行政への信頼の根幹が揺るぎます。
しかし、日本総研の裁判書類や、他の情報公開などと比べると、
矛盾点がまだまだあります。
更にうそを重ね、12月以降の市議会で大量処分などになることを
私は望みませんので、出し切れるものは、浅井市政のうちに、
出し切っていただきたく、質問に臨みます。
本当に、もう嘘はやめていただきたい、です。
では。
通告(テキスト)は下記の市議会サイトよりご覧いただけます。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/9872.htm
質問の背景については、下記の動画をご参考いただければ幸いです。
https://www.youtube.com/watch?v=KW0J_RLeaT0
ではでは。