豊橋市議の長坂です。
どれだけの偽りを重ねていたのでしょうか。
さて、新アリーナ調査に関する過去の答弁2つがうそであった(事実と異なる)ことを認め、
浅井市長は先の市議会にて謝罪したばかりです。
しかしながら、豊橋市からの説明と、日本総研の裁判資料で、
明らかに矛盾する点があるので、6月定例会で聞きました。
具体的には、実際に完了検査を行った日です。
豊橋市の説明では、
「実際に検査を行ったのは7月20日で、それを「6月20日に検査」と日付偽装した」
とのことでした。
しかし、日本総研の裁判書類では「6月20日から28日の間に完了検査が行われた」と読み取れます。
(裁判書類は下記ブログご参照)
https://nagasakanaoto.blog.jp/240324.html
従って、両者の主張は明らかに矛盾します。
この矛盾を解くべく、6月市議会での長坂質問に対する答弁は次の通りでした。
しかしながら、7月末に日本総研が裁判所に提出した書面は、
上記の豊橋市答弁を覆す内容でした。
■
■
6月定例会では念押しでの質問に、このような答弁もいただいていました。
7月以降の話は、委託事業から離れた(日本総研は関係ない)市独自の動き、ということですよね。
では。
どれだけの偽りを重ねていたのでしょうか。
さて、新アリーナ調査に関する過去の答弁2つがうそであった(事実と異なる)ことを認め、
浅井市長は先の市議会にて謝罪したばかりです。
豊橋市が多目的屋内施設(新アリーナ)計画に関する市場調査報告書の完成日を偽っていた問題で、浅井由崇市長は17日、市議会での市側答弁にも複数の誤りが生じたとして、本会議で「誠に遺憾。心よりおわびする」と陳謝した。この「偽装」は具体的に次の通りです。
市によると、今回の問題に伴い2023年3月の一般質問、同年9月の決算特別委で、それぞれ事実と異なる答弁があった。
- 新アリーナ報告書の日付偽装で豊橋市長が陳謝 「事実と異なる答弁あった」:中日新聞Web
https://www.chunichi.co.jp/article/914671
豊橋市は、中心部の豊橋公園に計画しているアリーナの建設について、おととし、民間企業に需要や収支の予測などの市場調査を委託しました。(略)報道発表は下記の通りです。
最終的に、調査結果は期限から1か月後の7月20日に提出されましたが、市の内部文書には6月20日に調査結果を受け取ったと記載されていたということです。
- 新アリーナ市場調査で不適切な事務処理 豊橋市が謝罪|NHK 東海のニュース
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20240530/3000035765.html
しかしながら、豊橋市からの説明と、日本総研の裁判資料で、
明らかに矛盾する点があるので、6月定例会で聞きました。
具体的には、実際に完了検査を行った日です。
豊橋市の説明では、
「実際に検査を行ったのは7月20日で、それを「6月20日に検査」と日付偽装した」
とのことでした。
しかし、日本総研の裁判書類では「6月20日から28日の間に完了検査が行われた」と読み取れます。
(裁判書類は下記ブログご参照)
https://nagasakanaoto.blog.jp/240324.html
従って、両者の主張は明らかに矛盾します。
この矛盾を解くべく、6月市議会での長坂質問に対する答弁は次の通りでした。
4(2)ア■
総務部長より「当該業務に対する検査(以下、検査)は、実際には令和4年7月20日に行われた」旨の説明を受けているが、これは事実か、及び、他の日にも検査を行っていないか、についてでございます。
報告書の作成過程で、修正した部分は、その都度、必要に応じて確認を行ってきましたが、最終的な報告書として内容を確定させた検査確認は、令和4年7月20日で、他の日には行っておりません。
4(2)イ
令和4年7月20日より前に、当該業務の委託業務検査報告書を作成していないか、また、受託者(日本総合研究所)に検査を行った旨の連絡をしていないか、についてでございます。
委託業務検査報告書の作成、受託者への検査を行った旨の連絡ともに、令和4年7月20日より前には行っておりません。
4(2)ウ
受託者からの委託業務完了報告書(完了届)と請求書は同じ令和4年6月20日付け、請求書には7月4日付けの市の受領印があるが、市から受託者への指示や連絡を含め、両書面の受領と押印までの本当の経緯と、実際に検査したとされる日(7月20日)との不整合の理由についてでございます。
今回の内部調査で確認したところ、連絡を取り合った記録はないですが、令和4年6月20日付の委託業務完了報告書の鑑のみと請求書を、6月24日頃に、受託者から一旦受け取り、預かっていたものです。
また、最終的な報告書として内容を確定した7月20日には、検査を実施し、受託者へ連絡しております。
その後、市で委託業務検査報告書を作成し、受託者から受け取っていた完了報告書と請求書をもとに、7月22日に支出命令書により支払処理を行ったものでございます。
請求書に7月4日付で市の受領印を押印した経緯や理由ですが、7月20日に検査確認した上で、その日以降、速やかに受託者への支払いをするにあたり、改めて請求書の提出を依頼することなく、預かっていた6月20日付の請求書を使用し、実際に受領印を押印した日時や、その理由は不明ですが、遡って支払い処理を行ったものです。
しかしながら、7月末に日本総研が裁判所に提出した書面は、
上記の豊橋市答弁を覆す内容でした。
豊橋市が完了検査を行った日は令和4年6月24日⇔豊橋市答弁「検査確認は、令和4年7月20日で、他の日には行っておりません」
■
丙3:令和4年6月24日に豊橋市に提出した報告書⇔豊橋市答弁「委託業務完了報告書の鑑のみ(略)を、6月24日頃に、受託者から一旦受け取り」
■
来週24日15時より、最終打ち合わせ(兼完了検査)を豊橋市会議室にて実施したい。■
6月定例会では念押しでの質問に、このような答弁もいただいていました。
7(1)つまり、令和4年9月にいただいた下記ご答弁は虚偽答弁等でなく、事実ということです。
議会での令和元年度以降の市の発言のうち(略)6月10日の議会運営委員会で副市長が謝罪された新アリーナに関する二つの答弁以外の虚偽や事実に基づかない又は反する発言についてでございます。
(略)
その上で、御質問の令和5年3月定例会及び令和5年9月決算特別委員会での質疑以外の答弁につきましては、各課に確認をしたところ、令和元年度以降、議員のおっしゃる虚偽答弁等はないと報告を受けております。
【豊橋市 令和 4年 9月 定例会 09月05日-01号】やはり、6月中に納品されたものが委託事業の「成果物(成果品)」であり、
◆長坂尚登議員
(略)市場調査の成果物というのは、恐らく6月中、遅くとも7月中には納品されたと思われます。この不十分な調査結果に対し、豊橋市はどういう検証をされたのか。既に支払いがされているとすれば、これら検収、支払いは適切と認識かお聞きします。
◎文化・スポーツ部長
委託事業としての成果物は6月中に受け取っており、市としての最終報告とする段階で、当然に市の考え方も取り入れ、最終的な報告書としております。
7月以降の話は、委託事業から離れた(日本総研は関係ない)市独自の動き、ということですよね。
では。