豊橋市議の長坂です。
私企業の経営について、批評的に触れること憚られますが、
三遠ネオフェニックスに対しては、市がこれから、
多額の税金でつくろうとしている新アリーナに与える影響が、
とても大きいため、強く触れて参りますことご理解ください。
豊橋市は、新アリーナの計画(多目的屋内施設整備基本計画)
https://www.city.toyohashi.lg.jp/57267.htm p90より
にて、新アリーナの収支予測を
つまり、フェニックスがB1を維持できず、もし新アリーナ利用がなくなると、
その分、赤字が積み上がる(30年なら24億円超)となります。
■
さて、11月22日にBリーグが昨季(2022-23シーズン)の
クラブ決算概要を発表しました。
https://www.bleague.jp/about/management/
三遠ネオフェニックスについては、
他方、昨冬、Bリーグの島田チェアマンが豊橋を訪れた際のブログで、
次のように記しています。
新B1(Bプレミア)の参入基準で、非常に重要な数字です。
まだシーズン中で売上も確定していない、且つ、クラブも公表していない重要な数字を、
チェアマンという責任ある立場の方が、公表されたので、重く受け止めておりました。
ところが、蓋を開けてみれば、昨季の売上高は9.4億円※。
「12億は大きく超えています」とはいったい何だったのでしょう。
※ブログ掲載当初「9.6億円」と誤記載していました。
訂正し、お詫び申し上げます。
考えられるのは、
チェアマンご自身が根拠ない数字を公表されたか、
あるいは、フェニックス内部者など、
チェアマン自身が然るべき情報源と判断できる方が、
誤った情報をチェアマンにお伝えしたか。
いずれにしても、結果としてでも、
チェアマンという立場の方が、
重要な数字を誤って公表されたのは、
とても残念です。
■
Bリーグは新B1(Bプレミア)初年度の参入基準として、
主として今季の平均入場者数4千名&売上12億円
そして「原則最大18クラブ」としています。
https://www.bleague.jp/news_detail/id=159866
https://www.bleague.jp/new-bleague/format/
ここで三遠ネオフェニックスの現在地を見てみます。
最後に、今後のスケジュールです。
Bリーグのライセンス判定(B来季は今年を目安に)と、
豊橋の新アリーナ入札&契約を重ねるとこんな感じです。
2024年
いつまで、どのように評価されていくのでしょうか。
では!
私企業の経営について、批評的に触れること憚られますが、
三遠ネオフェニックスに対しては、市がこれから、
多額の税金でつくろうとしている新アリーナに与える影響が、
とても大きいため、強く触れて参りますことご理解ください。
豊橋市は、新アリーナの計画(多目的屋内施設整備基本計画)
https://www.city.toyohashi.lg.jp/57267.htm p90より
にて、新アリーナの収支予測を
- 収入:1.67億円
- 支出:2.26億円
- 赤字:0.59億円
つまり、フェニックスがB1を維持できず、もし新アリーナ利用がなくなると、
その分、赤字が積み上がる(30年なら24億円超)となります。
■
さて、11月22日にBリーグが昨季(2022-23シーズン)の
クラブ決算概要を発表しました。
https://www.bleague.jp/about/management/
三遠ネオフェニックスについては、
- リーグ断トツの赤字7.6億円(次の茨城が赤字2.1億円)
- 2期連続赤字のため、今季も赤字(3期連続赤字)だとB1ライセンス困難
- 今春10億円増資も、もう純資産が1.3億円に(▲8.7億円)
- 今季1.3億円以上の赤字だと、再び債務超過(純資産がマイナス)となりB1ライセンス困難(再びの増資等ない場合)
- 売上高9.4億円(うちスポンサー収入5.9億円)
- 支出のうち、トップチーム人件費が8.2億円と倍増超(前季3.7億円)
- 入場料収入9600万円(B1で下から2番め)
- 「チケット単価」最下位(下表より)
などが主なトピックです。◆B1 2022-23シーズン チケット単価
— +B (@plusB_baskelife) November 22, 2023
総入場者数1位の琉球がチケット単価でも1位!
入場料収入のみで10億円計上がBクラブ史上初の快挙! pic.twitter.com/WP9dK1t2pF
他方、昨冬、Bリーグの島田チェアマンが豊橋を訪れた際のブログで、
次のように記しています。
売上高も12億は大きく超えています。12億円というのは、2026年以降の新しいBリーグにおいて、
- 三遠ネオフェニックスの変化|島田慎二
https://note.com/1105shimada/n/n69f46c7ba490
新B1(Bプレミア)の参入基準で、非常に重要な数字です。
まだシーズン中で売上も確定していない、且つ、クラブも公表していない重要な数字を、
チェアマンという責任ある立場の方が、公表されたので、重く受け止めておりました。
ところが、蓋を開けてみれば、昨季の売上高は9.4億円※。
「12億は大きく超えています」とはいったい何だったのでしょう。
※ブログ掲載当初「9.6億円」と誤記載していました。
訂正し、お詫び申し上げます。
考えられるのは、
チェアマンご自身が根拠ない数字を公表されたか、
あるいは、フェニックス内部者など、
チェアマン自身が然るべき情報源と判断できる方が、
誤った情報をチェアマンにお伝えしたか。
いずれにしても、結果としてでも、
チェアマンという立場の方が、
重要な数字を誤って公表されたのは、
とても残念です。
■
Bリーグは新B1(Bプレミア)初年度の参入基準として、
主として今季の平均入場者数4千名&売上12億円
そして「原則最大18クラブ」としています。
https://www.bleague.jp/news_detail/id=159866
https://www.bleague.jp/new-bleague/format/
ここで三遠ネオフェニックスの現在地を見てみます。
●B.LEAGUE 2023-24 平均入場者数(2023/11/21終了時点) pic.twitter.com/qYFQsIJZz4
— +B (@plusB_baskelife) November 21, 2023
■いつも入場者数でご覧になっている皆さまにお馴染みのこちらの表に売上を入れるとこんな感じに…! pic.twitter.com/8kBPJ1cLtU
— +B (@plusB_baskelife) November 22, 2023
最後に、今後のスケジュールです。
Bリーグのライセンス判定(B来季は今年を目安に)と、
豊橋の新アリーナ入札&契約を重ねるとこんな感じです。
2024年
- 3月頃: B来季ライセンス第1回判定
- 4月頃: B来季ライセンス第2回判定
- 4月26日: 新アリーナ入札書・事業提案書、締切
- 5月: B今季終了(平均入場者数確定)
- 8月: 新アリーナ仮契約の締結
- 9月: 新アリーナ契約の締結(市議会の可決が必要)
- 10月: 新B1初回審査
いつまで、どのように評価されていくのでしょうか。
では!