豊橋市議の長坂です。
トヨタ系の方は、予想できていたのでしょうか。
さて、週末の豊橋市区での県議選の結果に関し、
本日(4/11)中日新聞(東三河版)に辛辣な見出しと記事が載りました。
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今回の選挙、4年前に出た候補は全員が票を落としました。
(後継候補は前任の票と比較、敬称略)
共産の下奥さんの復活に「新アリーナの影響」という意見もありますが、
票数だけ見ると、これまで通りの基盤票をしっかり抑える一方、
「増」効果はなかったように見受けられます。
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自民・減税については、保守票が減税と割れる、
という事前の見立てのように、票を減らす一方、
3候補足しても減は5,844に留まり、
減税の得票と、まだ5千近い開きがあります。
この5千は、
また、さすが丹羽さんは余裕を感じられただけあり、強かったです。
他方、僅差と言え、中村さんが杉浦さんに逆転したのは、
今後、何らかの影響がありやなしや。
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鈴木さん(無所属)5,447票については、なんともわかりませんが、
前回も立憲候補(落選)が8,783票を得ており、
鈴木さんのご主張とは比較的近い(少なくとも保守でない)ため、
この流れはありそうな気もします。
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そして最後、票を半減させ「番狂わせ」をつくった広田さん、です。
豊橋市区(定数5)は、政権交代前後の
2007年2011年は旧民主系を2人当選させていた地域です。
(うち、1人は今の浅井市長)
旧民主の候補が1人のみとなった2015、2019年は、
浅井氏が2期連続でトップ当選しており、
2019年は落選した立憲候補と合わせると、
旧民主で3万票を越えます。
このような経緯を踏まえると、
旧民主で1候補のみにも関わらず1.1万は、
3分の1~2分の1にまで落としたとも捉えられます。
広田さんがここまで票を落としたことで、
当落ラインがこれまでの1.4~1.5万から1.2万前後に急落し、
そこで3候補(旧民主・共産・減税)が競ることになりました。
この理由としては、前出の新聞記事内容と合わせ、
トヨタ系については、豊橋市議のトヨタ系候補が毎回5千票前後であることから、
相応の影響は想定できますが、旧民主で1万以上を減らしており、まだ足りません。
そこに県議選にも関わらず「市政の「新アリーナ」影響」と、
大きく見出しにした中日新聞はかなり踏み込みましたし、
相応の根拠や手応えがあってのことと推察されます。
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ぼく自身も県議選前のブログで、
私の市議としての任期も4月末に迫っています。
改めて、兜の緒を締めて、最後まで走り抜きます。
では。
トヨタ系の方は、予想できていたのでしょうか。
さて、週末の豊橋市区での県議選の結果に関し、
本日(4/11)中日新聞(東三河版)に辛辣な見出しと記事が載りました。
市政の「アリーナ問題」影響記事は、浅井市長からの「必勝」為書きを背に、敗戦の弁を述べる広田さん表情の写真インパクトと相まって、強い印象を受けました。
5議席を8人で争った豊橋市は、浅井由崇市長の後継県議として昨年2月の県議補選でトップ当選した無所属現職の広田勉さん(53)=新政あいち推薦=の落選が衝撃を広げた。「番狂わせ」の一因とされるのが、市政課題を巡る経緯だ。(略)
広田さんの陣営関係者は「トヨタ系労組の支援をこれまで通り得られなかった」と敗因を挙げたほか、「新アリーナ問題における浅井市長の対応も影響した」と指摘。「豊橋公園への建設は白紙に戻す」と訴えて市長選を制した浅井氏が補選3か月後の昨年5月、同公園内に建設する方針を示した「対応」のことだ。
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今回の選挙、4年前に出た候補は全員が票を落としました。
(後継候補は前任の票と比較、敬称略)
- 丹羽(自民):19,069( ▲1,772 前回20,841)
- 大久保(公明):15,053( ▲812 前回15,865(荻原))
- 中村(自民):14,805( ▲500 前回15,305)
- 杉浦(自民):14,742( ▲3,572 前回18,314)
- 下奥(共産):12,008( ▲811 前回12,819)
- 広田(新あ薦):11,631(▲10,516 前回22,147(浅井))
- 竹上(減税):10,653
- 鈴木(無所属): 5,447
- 投票者数全体: 105,202(▲10,528 前回115,730)
共産の下奥さんの復活に「新アリーナの影響」という意見もありますが、
票数だけ見ると、これまで通りの基盤票をしっかり抑える一方、
「増」効果はなかったように見受けられます。
■
自民・減税については、保守票が減税と割れる、
という事前の見立てのように、票を減らす一方、
3候補足しても減は5,844に留まり、
減税の得票と、まだ5千近い開きがあります。
この5千は、
- 河村 名古屋市長(減税)人気
- 竹上さんの個人票
- 広田さんから反自民票が流れた
また、さすが丹羽さんは余裕を感じられただけあり、強かったです。
他方、僅差と言え、中村さんが杉浦さんに逆転したのは、
今後、何らかの影響がありやなしや。
■
鈴木さん(無所属)5,447票については、なんともわかりませんが、
前回も立憲候補(落選)が8,783票を得ており、
鈴木さんのご主張とは比較的近い(少なくとも保守でない)ため、
この流れはありそうな気もします。
■
そして最後、票を半減させ「番狂わせ」をつくった広田さん、です。
豊橋市区(定数5)は、政権交代前後の
2007年2011年は旧民主系を2人当選させていた地域です。
(うち、1人は今の浅井市長)
旧民主の候補が1人のみとなった2015、2019年は、
浅井氏が2期連続でトップ当選しており、
2019年は落選した立憲候補と合わせると、
旧民主で3万票を越えます。
このような経緯を踏まえると、
旧民主で1候補のみにも関わらず1.1万は、
3分の1~2分の1にまで落としたとも捉えられます。
広田さんがここまで票を落としたことで、
当落ラインがこれまでの1.4~1.5万から1.2万前後に急落し、
そこで3候補(旧民主・共産・減税)が競ることになりました。
この理由としては、前出の新聞記事内容と合わせ、
- 労働組合(トヨタ系)があまり動かず(豊橋市だけでなく、全国的な流れか)
- 新アリーナなど浅井市長への幻滅・批判(広田さんは浅井市長の後継)
- 旧民主の国会議員の不在(2021年の関さん落選影響)
トヨタ系については、豊橋市議のトヨタ系候補が毎回5千票前後であることから、
相応の影響は想定できますが、旧民主で1万以上を減らしており、まだ足りません。
そこに県議選にも関わらず「市政の「新アリーナ」影響」と、
大きく見出しにした中日新聞はかなり踏み込みましたし、
相応の根拠や手応えがあってのことと推察されます。
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ぼく自身も県議選前のブログで、
今回、当選が固そうなのは、と記しており、この「大事件」に、改めて選挙の恐さを感じました。
旧民主系でひとりだけのひろた勉さんくらいでしょう。
http://nagasakanaoto.blog.jp/230405.html
私の市議としての任期も4月末に迫っています。
改めて、兜の緒を締めて、最後まで走り抜きます。
では。