豊橋市議の長坂です。
新アリーナ住民投票、多くの市議の反対で実現しませんでした。
残念です。

さて、市議2期目、最後の定例会です。
長坂の質問順は、抽選で3月7日(火)の4番め
(全体でも8番)になりました。

1人最大60分で4人めですが、おそらく午前中(12時前)に質問始まる
と思われます。昼休みを挟んで、遅くとも13時には始まるかと。

インターネット中継はこちらです。
http://www.toyohashi-city.stream.jfit.co.jp/ 



今回は大きく5つ、お聞きします。
概要(提出した質問の事前通告)は次の通りです。
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1.中部電力からのリエゾン(情報連絡員)受入れ等の停電対応について
(1)平成30年12月に示された「今後の停電対応」に関し、台風時等のこれまでの活動・対応状況について
(2)リエゾン(情報連絡員)受入れを含む上記「今後の停電対応」の今後の継続及び発展について
平成30年の大規模停電を受けて、豊橋市では中部電力等との連携体制を構築していました。
4年経ち、こちらの実績等について聞きます。
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(ご参考)
> 豊橋市が昨年の台風24号教訓にした訓練(東愛知新聞)
http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/4847 



2.地域の医療提供体制の維持と社会情勢等への対応について
(1)診療所等医師の高齢化や閉業等を踏まえた対応について

(2)新型コロナウイルス感染症の5類相当への移行を踏まえた、民間医療機関の状況・見通しと支援の要不要について

(3)2024年4月に始まる、いわゆる「医師の働き方改革」を踏まえ、医師不足を含めた民間医療機関の状況・見通しと支援の要不要について
個人的に市内の小児科を探した際、気になったことからの質問です。
(2)はニュースでもよくやっているので、多くの方ご存知と思われます、

(3)はいわゆる残業時間の規制で、例えばこういう懸念があります。
(下記は「例えば」産婦人科ですが、産婦人科だけの話ではありません)
「医師の働き方改革」で手術や救急に支障が及ぶ訳 #東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/648903  

「働き方改革で懸念されるのは、現在の医療提供体制を維持できるかどうか。例えば1人の医師が院長として運営している産婦人科クリニックで、2人目か3人目の医師を大学病院からの派遣で充当している場合、その医師が時間外労働の上限に抵触すれば、そのクリニックで勤務できなくなるという事態も想定される」

実際、働き方改革のための対応策として、「医師派遣の中止・削減」を挙げる病院も出てきている。

そうなると、このようなクリニックでは医師の確保が難しくなり、夜間や救急医療を標榜できなくなるだけでなく、診療科自体がなくなったり、廃業に追い込まれたりする可能性も


3.スポーツ推進委員、同協議会、及び、スポーツフェスタについて 
(1)非常勤の公務員であるスポーツ推進委員の同協議会入会の任意性の確保について
(2)スポーツ推進委員の報酬年6万円を踏まえ、同協議会の会費年1万円の認識について

(3)スポーツ推進委員の各校区自治会2名の見直し、または現職・前任や自治会等に頼らず市職員が直接人探しすることについて
(4)スポーツフェスタ参加者(個人・校区(チーム)双方)集めをスポーツ推進委員に求めないことについて

(5)同協議会のスポーツフェスタ委託(受託)費の支出先について
(6)同協議会が受託したスポーツフェスタに関し、委託料からスポーツ推進委員への適切な報酬(人件費支出)について

(7)「女性バレーボール」の対象を「家庭婦人」、選手を「既婚女性または婚姻経験がある女性」と婚姻経験を定める理由と適不適について
こちらは地域の方からご相談ご教授いただいての質問です。

スポーツ推進委員は、豊橋市独自の制度でなく、スポーツ基本法に定められた職で、
「公益社団法人 全国スポーツ推進委員連合」という全国組織までありますので、
実態や抱える問題は、大なり小なり全国的な共通事項がある、と思われます。

(ご参考)
> スポーツ推進委員(スポーツ庁)
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop05/list/1371972_00001.htm 
> スポーツ推進委員とは(公益社団法人 全国スポーツ推進委員連合)
https://www.zentaishi.com/overview/tabid/78/Default.aspx 



4.大学より障がい者へのパワハラ認定・処分を受けた教授Aの本市の関わりについて 
(1)パワハラ認定による処分があったとされる2019年以降、「多目的屋内施設の基本計画策定に向けた基礎調査委託業務」プロポーザル評価委員会委員、「スポーツのまち」づくり推進計画(仮称)策定市民委員会委員、体育施設に係る指定管理者候補者選定委員会選定委員、「スポーツのまち」づくり推進市民委員会委員、以外で、教授Aが就いた本市に関する委員等の職について

(2)被害者による提訴などの新聞報道のあった2021年4月以降の本市の対応について

(3)教授Aに対し、今年度の「多目的屋内施設ワークショップ」の周知依頼や案内、教授Aに関係する者の同ワークショップへの関与について

(4)2021年4月以降の(3)以外の本市の多目的屋内施設への関わりについて

(5)教授Aが務める本市委員等の解職を含め本市との関わりなどに対する今後の対応について
背景はこちらをご覧ください。
> 「中島史朗氏を支援する会」~障害者差別とパワハラをゆるさない~
https://peraichi.com/landing_pages/view/aichishien2021 

そして、2021年3月に策定された「豊橋市「スポーツのまち」づくり推進計画」では、
簡単に検索しただけでも「障害者」という言葉が65回、「パラ」も15回出てきます。

適切な人選でしょうか?



5.家屋倒壊等氾濫想定区域の新アリーナ(多目的屋内施設)等への影響や責任について
(1)建設部が作成するハザードマップの遅れなどの影響とその理由と、市民への説明や情報掲載について

(2)立地適正化計画の改定(防災指針の策定)の遅れなどの影響とその理由と、市民への説明や情報掲載について

(3)新アリーナ(多目的屋内施設)への影響と、契約事務における適正な事務処理、市民への説明や情報掲載について
 ア.「豊橋市監査公表第18号」に付記された監査委員からの意見に対する認識と現況、今後の対応について
 イ.「多目的屋内施設基本計画策定及び要求水準書等作成委託業務(以下、計画業務)仕様書(同仕様書)」に記載の「ただちに」提出を受ける変更工程表の内容について
 ウ.同仕様書では当初より計画対象地を豊橋球場・陸上競技場を含む豊橋公園の東側全体としているにも関わらず、委託契約書「第9条(業務の変更、中止)」に基づく変更協議が必要となる理由と、契約期間又は契約金額の変更、損害賠償を含む協議の状況について
 エ.「多目的屋内施設関連市場調査委託業務(以下、調査業務)」に関し、受託者の瑕疵や責任の可能性を認識している具体的な内容とその理由や業務遂行経緯について
 オ.「事業者公募・選定」「設計・建設」を含む新アリーナ整備の全体スケジュールについて
 カ.上記イ.~オ.を含む新アリーナへの影響に関する、市民への説明や情報掲載について

(4)家屋倒壊等氾濫想定区域の見逃しによる多くの悪影響に関する、豊橋市の対外的な責任と引責の対応について
 ア.対外的な責任とその内容について
 イ.浅井市長の身の処し方について
 ウ.外部監査の対象とすることについて
「家屋倒壊等氾濫想定区域」の影響が生じているのは、新アリーナだけでありません。

今年度中の策定を予定していた
立地適正化計画の改定(防災指針の策定)」は、年度内の見通しが立っていませんし、
同じく今年度中に作成されるはずの「洪水ハザードマップ」も更新されません。
市民の安全情報・災害対策に遅れが生じるような事態になっています。

また、2月27日(月)の新アリーナ住民投票条例案の質疑の中で、
現在、基本計画等の策定業務に関し、家屋倒壊等氾濫想定区域の見逃しのため、
豊橋市が日本総研と契約書に基づく業務の変更を協議している
その責任が大きく豊橋市にあると副市長が認めました(ようやく)。

そのあたりを踏まえ、更に聞きます。

(ご参考)
> 立地適正化計画の改定(防災指針の策定)について
https://www.city.toyohashi.lg.jp/49111.htm 
> 洪水ハザードマップについて
https://www.city.toyohashi.lg.jp/3396.htm
> 仕様書など
https://www.city.toyohashi.lg.jp/50906.htm 
> 監査公表第18号 住民監査請求 多目的屋内施設基本計画策定及び要求水準書等作成委託業務の契約解除等
https://www.city.toyohashi.lg.jp/50330.htm


以上です。

改めて、インターネット中継はこちらです。
http://www.toyohashi-city.stream.jfit.co.jp/

では!