豊橋市議の長坂です。
「浅井よしたかが実現する」としていた市政です。情報公開?透明性??
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さて、昨日(2/20)に
豊橋公園への多目的屋内施設(新アリーナ)建設の賛否を問う住民投票条例」
の直接請求が、15,991の署名とともに豊橋市に提出・受理されました。

浅井市長からは文書にて、
「今後、2月27日に開会予定の3月市議会定例会に、条例案を付議しますので、そこでご審議いただくことになります。私の考えは、条例案に付ける意見の中でお示ししたいと思います。」
との「市長コメント」が出ました。

請求の様子は、多くのニュースで取り上げられているため、今回はそちらに譲ります。
(ヤフーニュース掲載記事はコメント欄も興味深いです)



最後の共同通信ニュースの写真のように、請求を受け取ったのは、浅井市長でなく、副市長でもなく、総務部長でした。

市民団体から浅井市長に受け取ってもらうことを強く求めたそうですが、叶わなかったということです。
提出の様子は記者にも公開されており、映像にこのようなやり取りが記録されています(以下、長坂による書き起こし)。
市民団体共同代表A:市長が受け取っていただけることを強く願っておったのですが、今日はご用事でございますか?

総務部長:はい、はい。あの、公務が入っておりますので

(略)

共同代表B:こっちの方が大事な公務と思いますけど、判断基準がちがいますね

総務部長:いろいろ外の方とも、いろいろ設定、スケジュールがありますので、すみません


どんな大事な公務があったのか、と昨日(2/20)の市長予定を東愛知新聞・東日新聞で確認したところ、まさかの記載なし(両紙には市等が事前に公表する市長等予定が毎日載っています)。

そこで、市長のスケジュールを管理する秘書課に確認したところ、昨日(2/20)は市長の公務はない、との回答でした。

つまり、総務部長は事実と異なる理由を、市民に説明されていた、ということです。

昨日の市長の予定が政務(公務でない政治活動など)なのか、完全なプライベート(休養、通院や家庭の用事等)なのか、あるいはそれ以外なのかはわかりません。

政務や休養も大事と思われますし、何を優先されるかは市長判断でもよいと思います。
しかしながら、公務がなかったのに「公務で」と、うその理由を述べるのはよろしくありません。



今回の件も、浅井市長が選挙前には「(豊橋公園でない)ほかの場所で」と、別の市民団体に回答していたにも関わらず、
「新アリーナ構想」豊橋市長選出馬予定3氏の見解
http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/7011 

新人で県議の浅井由崇氏は「他の場所で、時期は見定めて」、(略)

浅井氏は、スポーツ振興の必要性は認めつつ、豊橋公園内でのアリーナを建設とは結びつかないとした。新型コロナウイルス以前に策定した計画を見直し、多くの市民の総意を得た形で施設を考えていくべきだ主張した。そして、場所は豊橋公園以外で、着手時期は未定とした。
それに反し、昨年5月に豊橋公園での新アリーナを決めたことに端を発します。
本日の中日新聞(東三河版)にも
市長の公約違反から始まった署名活動だ
との声が載っています。

浅井氏は選挙前、3期目の現職・佐原市政を、
豊橋市には、市長の独断を許す邪気が存在しています。一言で言えば、現在の豊橋市政は予算、人事を握る市長に職員、議員が忖度(そんたく)せざる得ない状況に陥っています。
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と痛烈批判されていました。

浅井市政ではうそが許される邪気がまん延していませんか?

では。