豊橋市議の長坂です。
この物語は実話に基づかないフィクションです。
さて、マックで隣の席の高校生がこんな話をしていました。
あるところにみんなの遊園地がありました。
そこではいろんな動物さんたちがみんな仲良く、楽しく遊んでいました。
小さなアヒルさんや、黒い白鳥さんもいました。
ある日、遊園地を管理するラクダさんが、みんなを集めて言いました。
「今日から、週末はアヒルさんが好きに使っていいことにする」
みんなは驚き、ラクダさんに言いました。
「今までみんなで仲良く遊んでいたのに、どうしてアヒルさんだけ」
「この遊園地は、みんなのお金でつくったのに」
ラクダさんは言いました。
「でももうみんなを代表する僕が決めたから」
ラクタさんのとなりにいたアヒルさんは、少し大きくなっていました。
黒い白鳥さんはじっと黙って、みんなの話を聞いていました。
■
週末に遊園地を使えるようになったアヒルさんは、
北の海から南の島まで、遠くからお友達を代わる代わる遊園地に招きました。
近くのお友達には、遊園地の入場券を売ったり、
遊園地に立てていい看板を売ったりしていました。
アヒルさんは、いつのまにか大きくなっていました。
そして、小さくならないためには、お金が必要でした。
でも、とうとうある冬の季節、
おこづかい帳が真っ赤になってしまいました。
アヒルさん、このままでは小さくなってしまいます。
小さくなったら、北の海や南の島のお友達とは別、
仲間外れにされてしまうかもしれません。
そこでアヒルさんは考えに考えて、
大事な大事な魔法のカブを売ることにしました。

■
アヒルさん、本当は魔法のカブを売りたくありません。
なぜならアヒルさんは、魔法のカブをたくさん持っている
動物さんの言うことを聞かないといけません。
いまは、キツネさんが魔法のカブをたくさんもっています。
でも、キツネさんとアヒルさんはなかよしなので、だいじょうぶです。
アヒルさんが魔法のカブをだれに売ろうか考えているちょうどそのとき、
アヒルさんの前に白馬さんがあらわれました。
アヒルさんは思いました。
「白馬さんならきっとだいじょうぶだ」
そしてアヒルさんは、白馬さんに言いました。
「白馬さん、魔法のカブを買ってくれませんか?」
白馬さんは言いました。
「もちろんだよ、アヒルさん。たくさん買わせてよ」
困っていたアヒルさんは、白馬さんに魔法のカブを
たくさんたくさん売りました。
どれくらいたくさんかというと、キツネさんが持っているより
たくさんの魔法のカブを白馬さんに売ってしまいました。
白馬さんは言いました。
「ありがとう、アヒルさん。ちょっと暑いからこれ脱ぐね」
なんと、白馬さんは着ぐるみで、中から出てきたのは、
黒い白鳥さんでした。
アヒルさんはとてもとても驚きました。
■
黒い白鳥さんは、アヒルさんに言いました。
「アヒルさんが大きくなる前みたいに、みんなで仲良く遊園地で遊びたいんだ。
だから、ごめん。」
アヒルさんは、黒い白鳥さんのいうことを聞かないといけません。
なぜなら、黒い白鳥さんは魔法のカブをたくさんたくさん持っているからです。
アヒルさんは言いました。
「そんなことをしたら、魔法のカブがタダのカブになってしまうかもしれないよ。
黒い白鳥さんは、それでもいいのかい」
黒い白鳥さんは言いました。
「みんなが喜んでくれるなら、タダのカブになってもいいよ。
それでも新しい遊園地をつくるよりは、かかるお金がずっとずっと少ないよ」
■
この物語は実話に基づかないフィクションです。
でも、もしかしたらあなたが、黒い白鳥さんかもしれません。
では。
この物語は実話に基づかないフィクションです。
さて、マックで隣の席の高校生がこんな話をしていました。
あるところにみんなの遊園地がありました。
そこではいろんな動物さんたちがみんな仲良く、楽しく遊んでいました。
小さなアヒルさんや、黒い白鳥さんもいました。
ある日、遊園地を管理するラクダさんが、みんなを集めて言いました。
「今日から、週末はアヒルさんが好きに使っていいことにする」
みんなは驚き、ラクダさんに言いました。
「今までみんなで仲良く遊んでいたのに、どうしてアヒルさんだけ」
「この遊園地は、みんなのお金でつくったのに」
ラクダさんは言いました。
「でももうみんなを代表する僕が決めたから」
ラクタさんのとなりにいたアヒルさんは、少し大きくなっていました。
黒い白鳥さんはじっと黙って、みんなの話を聞いていました。
■
週末に遊園地を使えるようになったアヒルさんは、
北の海から南の島まで、遠くからお友達を代わる代わる遊園地に招きました。
近くのお友達には、遊園地の入場券を売ったり、
遊園地に立てていい看板を売ったりしていました。
アヒルさんは、いつのまにか大きくなっていました。
そして、小さくならないためには、お金が必要でした。
でも、とうとうある冬の季節、
おこづかい帳が真っ赤になってしまいました。
アヒルさん、このままでは小さくなってしまいます。
小さくなったら、北の海や南の島のお友達とは別、
仲間外れにされてしまうかもしれません。
そこでアヒルさんは考えに考えて、
大事な大事な魔法のカブを売ることにしました。

■
アヒルさん、本当は魔法のカブを売りたくありません。
なぜならアヒルさんは、魔法のカブをたくさん持っている
動物さんの言うことを聞かないといけません。
いまは、キツネさんが魔法のカブをたくさんもっています。
でも、キツネさんとアヒルさんはなかよしなので、だいじょうぶです。
アヒルさんが魔法のカブをだれに売ろうか考えているちょうどそのとき、
アヒルさんの前に白馬さんがあらわれました。
アヒルさんは思いました。
「白馬さんならきっとだいじょうぶだ」
そしてアヒルさんは、白馬さんに言いました。
「白馬さん、魔法のカブを買ってくれませんか?」
白馬さんは言いました。
「もちろんだよ、アヒルさん。たくさん買わせてよ」
困っていたアヒルさんは、白馬さんに魔法のカブを
たくさんたくさん売りました。
どれくらいたくさんかというと、キツネさんが持っているより
たくさんの魔法のカブを白馬さんに売ってしまいました。
白馬さんは言いました。
「ありがとう、アヒルさん。ちょっと暑いからこれ脱ぐね」
なんと、白馬さんは着ぐるみで、中から出てきたのは、
黒い白鳥さんでした。
アヒルさんはとてもとても驚きました。
■
黒い白鳥さんは、アヒルさんに言いました。
「アヒルさんが大きくなる前みたいに、みんなで仲良く遊園地で遊びたいんだ。
だから、ごめん。」
アヒルさんは、黒い白鳥さんのいうことを聞かないといけません。
なぜなら、黒い白鳥さんは魔法のカブをたくさんたくさん持っているからです。
アヒルさんは言いました。
「そんなことをしたら、魔法のカブがタダのカブになってしまうかもしれないよ。
黒い白鳥さんは、それでもいいのかい」
黒い白鳥さんは言いました。
「みんなが喜んでくれるなら、タダのカブになってもいいよ。
それでも新しい遊園地をつくるよりは、かかるお金がずっとずっと少ないよ」
■
この物語は実話に基づかないフィクションです。
でも、もしかしたらあなたが、黒い白鳥さんかもしれません。
では。