豊橋市議の長坂です。
浅井市政が混乱しています。

さて、中日新聞にも出たように、浅井市政において、新アリーナ用地確保のため、豊橋公園の野球場(豊橋球場)や陸上競技場の解体も視野に、検討することが明言されました。
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今年11月に、危険区域(家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸侵食))を見つけ、
豊橋市に指摘した時点で、他に土地の余裕がないため、
豊橋公園内での新アリーナ整備は不可能になった、
さすがにここまではやらない、野球場・陸上競技場には触らない、と思っていました。

(ご参考)
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> 浅井市長も大村知事も「危険箇所」に新アリーナ作っちゃダメでしょ。
http://nagasakanaoto.blog.jp/221124.html 

しかし、あっさり踏み込んで来ました。

豊橋公園内での再配置(公園内での移転・建替)であろうが、公園外への移転・建替であろうが、
あるいは廃止であろうが、現在の野球場や陸上競技場を解体することになるのは変わりありません。

もちろん、これまで野球場や陸上競技場の解体可能性について、
市民や議会に説明があったことは、一度もありません。
競技者や関係スポーツ団体も、寝耳に水、と思われます。



市議会での答弁は二転三転しました。

月曜(12/5)の答弁では、下記の通りでした。
文化スポーツ部長は「公園東エリアの全体を候補地としている。武道場など既存施設の再配置を含め建設場所を検討中だ」とした。
 - 12月6日付け東愛知新聞より
この「公園東エリアの全体」や「武道場など既存施設」に、野球場や陸上競技場が含まれるか曖昧であったため、水曜(12/7)には、その点を繰り返し聞きました。

すると、文化スポーツ部長が「含まれる」旨を答えた直後、
割って入る形でイレギュラーに副市長がそれを否定、
長坂が再度、確認をすると、文化スポーツ部長が改めて「含まれる」旨を答弁、
と混乱、意思統一ができていなかったことが、浮き彫りになりました。



その間、いつものように浅井市長は黙ったまま。

私の前の質問では、福島市とのパートナーシティ化を、
浅井市長自らのお言葉でお答えになりましたが、
新アリーナについては、危険箇所判明以来1か月、
記者会見も開かず、未だ市民への説明なく黙しています。



もし本当に、野球場か陸上競技場か、新アリーナのためにどちらかが解体するとしたら、
個人的な見解ですが「リスク」高いのは、下記3つの理由から野球場では、と思われます。
  • 陸上競技場は豊橋公園のみだが、野球場は他にもある(岩田運動公園、東田球場ほか、高師緑地・明海・石巻など) https://www.city.toyohashi.lg.jp/9031.htm 
  • 豊橋公園東側の中央に位置する野球場を動かせる方が、再配置の自由度が高まる
  • 陸上競技場は多額の予算(11.5億円)で、平成30年にリニューアルしたばかりである(金額は市政概要より)
もちろん、両者とも解体する可能性も否定はされていません。



野球場関係者も陸上競技場関係者もともに、もしかしたら今まで、
新アリーナを「関係ない」話と思われていたかもしれません。

住民投票を求める署名活動、
12月14日(水)までということで、まだ間に合うようです。
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> 新アリーナ住民投票、浅井市長に求める署名活動が始まります。
http://nagasakanaoto.blog.jp/221114.html

では。