豊橋市議の長坂です。
無理難題に服する職員も気の毒です。

さて、豊橋公園の北側、朝倉川沿いの危険箇所（家屋倒壊等氾濫想定区域（河岸侵食））について、


新アリーナを整備したい豊橋市が、これまで意図的に隠していたんじゃないか、という言説をSNSなどで目にします。

これについて、長坂は懐疑的です。
半分ウソで、半分ホントというか、個人として気づいた人はいたかもしれませんが、組織として「隠す」という対応には至っていなかった、と現時点では判断しています。

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新アリーナと別件で、私が、豊橋公園に危険箇所が掛かっていることに気づき、担当部局（新アリーナとは別部局）に指摘したのが、今年の11月10日頃です。

そのときの職員の反応は、一瞬、私の指摘に狐につままれたような、
気付いていなかった、という印象でした。
（もちろん、それでも大いに問題あり、ですが）

そこから早い段階で、新アリーナ担当部署にも話が共有された、と認識しています。

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他方、長坂が指摘するまで、
市の全職員が昨年12月の愛知県の危険箇所の公表を知らなかったか、
と言えば、それは明確にNOです。

なぜなら、今年1月14日の臨時会で、朝倉川を含む河川のハザードマップ作成予算が示されており、
少なくとも河川担当部署は、この時点までに、愛知県の危険箇所の公表を認識していた、と言えます。（危険箇所を具体的に認識していたかはさておいても、公表自体は認知していた、と言えます）

そのため、組織としての豊橋市としても、当然に、県の公表を認識していたと言える状態です。

つまり、その後の候補地検討のための市場調査（多目的屋内施設関連市場調査）において、
新アリーナ担当部署が見落としていた、あるいは、市役所内で情報が共有されていなかった、
というのが実態に近いと思われます（繰り返しますが、そうだとしても大問題です）。

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職員個人として、危険箇所と新アリーナ整備との結び付きに気付いていてもおかしくない、
と思い当たる職歴等の職員も複数名いますが、実際にそれが組織内で共有された、
ということは、今のところなさそうです。

そうは言っても、とりわけ副市長・市長においては、部局を跨いだ案件であっても、
このような重大な事態は把握していないといけない責任があると思われます。

週明けの市議会で、どのような答弁がされるのかわかりませんが、
少なくとも職員レベルで悪意性を持って隠していた、
ということはないと、今のところ長坂は判断していますので、
職員が必要以上に貶められぬよう、このブログに記す次第です。

そもそも隠そうとしても、愛知県は危険箇所をインターネットで公表しており、
隠す（ばれる）リスクが高過ぎると思います。

では。

（ご参考）
> 浅井市長も大村知事も「危険箇所」に新アリーナ作っちゃダメでしょ。
http://nagasakanaoto.blog.jp/221124.html