豊橋市議の長坂です。
つくる前に気付いてよかったです。
(追記)
さて、1年近くも前、昨2021年12月に愛知県が、こんな浸水予想図を公表していました。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kasen/shinsuiyoso-05.html
> 一級河川 豊川水系 豊川下流支川 令和3年12月24日 (4)家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸侵食)
(PDF) https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/402557.pdf より拡大
赤は「家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸侵食)」と言い、
豊橋市のハザードマップでも「危険箇所」として扱っています。
(正式名:多目的屋内施設の基本計画策定に向けた基礎調査報告書)
https://www.city.toyohashi.lg.jp/42010.htm > 第6章 豊橋公園の整備内容・範囲の検討
この図は2021年7月に愛知県にも共有しています。
http://nagasakanaoto.blog.jp/220616.html
A案(詳細)
B案(詳細)
C案(詳細)
重ね合わせると、
A~C どの案でも、危険箇所に重なります。
危険箇所に重ならないよう工夫してみました。
C案の方が長細いので動かしてみましたが、かなり厳しいです。
公園入口を塞いだり、北側へ行く動線が確保できなくなります。
またどちらも「送電線(地中)」の上になります。
この送電線は前述の基礎調査で、唯一「配置に制約となる施設」として記載あり、
7月にたまたま写真撮っていました。
だいぶ太そうです。
■
改めてこの危険箇所は、昨年12月に公表されていました。
今年6月まで実施し、浅井市長が豊橋公園での新アリーナ整備を決めた元となった調査
(正式名:多目的屋内施設関連市場調査(中間報告書))では、
https://www.city.toyohashi.lg.jp/50587.htm > 第3章 建設候補地の検討
危険箇所が調査に適切に反映されていれば、豊橋公園はこの条件を満たすという判断は難しいでしょう。
(危険箇所以外で20,000 ㎡以上あるが、前出図のように不整形であり、まとまった建設用地としては困難と思われる)
この不始末に浅井市長はどう対応されるのでしょうか。
2026年までの5,000席対応も、もう総合体育館の大規模改修しか、間に合う方策なく思われます。
■
そして、大村知事も「知らなかった」で済む話でありません。
なぜならそもそも危険箇所の地図を出したのは、愛知県だからです。
大村知事は、豊橋市の新アリーナの基本計画等策定費5500万円の半額2750万円を、
愛知県として独自に補助する補正予算を6月に出しました。ここにも明確に、
この補助金の正当性も大いに疑われます。
皮肉なことに、室伏スポーツ庁長官「トップセールス」を豊橋でお迎えした際、しっかり朝倉川沿いの「危険箇所」までご案内くださり。
ましてや、危険箇所の線引きや解釈が変えられるなど、
安全がないがしろにされたり、都合よく行政が捻じ曲げられるなどありませんことを。
では。
つくる前に気付いてよかったです。
(追記)
中日新聞@chunichi_denhen【独自】氾濫区域に新アリーナ計画 豊橋市、建設地再検討も:中日新聞Web
2022/11/25 09:02:05
https://t.co/Cbgn48fxFl
【独自】氾濫区域に新アリーナ計画 豊橋市、建設地再検討も:中日新聞Web
https://www.chunichi.co.jp/article/588558
https://www.chunichi.co.jp/article/588558
愛知県豊橋市で計画されている多目的屋内施設(新アリーナ)の建設予定地の半分ほどが、同県が指定した、豪雨時の洪水で建物が流される恐れのある「家屋倒壊等氾濫想定区域」に含まれていることが分かった。同市は区域に入ることを確認しないまま五月に予定地として発表。今月に把握したといい、別の場所に建設することも検討する。(追記おわり)
さて、1年近くも前、昨2021年12月に愛知県が、こんな浸水予想図を公表していました。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kasen/shinsuiyoso-05.html
> 一級河川 豊川水系 豊川下流支川 令和3年12月24日 (4)家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸侵食)
(PDF) https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/402557.pdf より拡大
赤は「家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸侵食)」と言い、
豊橋市のハザードマップでも「危険箇所」として扱っています。
危険箇所を事前に確認しておこうそして、こちらは2021年3月に出された、豊橋市の新アリーナ基礎調査の報告書の図です。
浸水、家屋倒壊が予想される地域
https://www.city.toyohashi.lg.jp/3396.htm > (PDF)洪水ハザードマップ情報面
(正式名:多目的屋内施設の基本計画策定に向けた基礎調査報告書)
https://www.city.toyohashi.lg.jp/42010.htm > 第6章 豊橋公園の整備内容・範囲の検討
この図は2021年7月に愛知県にも共有しています。
http://nagasakanaoto.blog.jp/220616.html
A案(詳細)
B案(詳細)
C案(詳細)
重ね合わせると、
A~C どの案でも、危険箇所に重なります。
危険箇所に重ならないよう工夫してみました。
C案の方が長細いので動かしてみましたが、かなり厳しいです。
公園入口を塞いだり、北側へ行く動線が確保できなくなります。
またどちらも「送電線(地中)」の上になります。
この送電線は前述の基礎調査で、唯一「配置に制約となる施設」として記載あり、
干渉又は敷設替えが発生しない多目的屋内施設の配置を検討します。とされるほど重要のようです。
7月にたまたま写真撮っていました。
だいぶ太そうです。
■
改めてこの危険箇所は、昨年12月に公表されていました。
今年6月まで実施し、浅井市長が豊橋公園での新アリーナ整備を決めた元となった調査
(正式名:多目的屋内施設関連市場調査(中間報告書))では、
洪水や津波災害などのハザードマップにおいて、災害のリスクが高いと されている区域に指定されていない土地であること
敷地面積が 20,000 ㎡以上を目安に建設用地が確保できる見込みがあるこ とが「建設候補地の抽出条件」となっていました。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/50587.htm > 第3章 建設候補地の検討
危険箇所が調査に適切に反映されていれば、豊橋公園はこの条件を満たすという判断は難しいでしょう。
(危険箇所以外で20,000 ㎡以上あるが、前出図のように不整形であり、まとまった建設用地としては困難と思われる)
この不始末に浅井市長はどう対応されるのでしょうか。
2026年までの5,000席対応も、もう総合体育館の大規模改修しか、間に合う方策なく思われます。
■
そして、大村知事も「知らなかった」で済む話でありません。
なぜならそもそも危険箇所の地図を出したのは、愛知県だからです。
大村知事は、豊橋市の新アリーナの基本計画等策定費5500万円の半額2750万円を、
愛知県として独自に補助する補正予算を6月に出しました。ここにも明確に、
整備予定地は「豊橋公園」とし、と記載あり「豊橋公園」での整備を愛知県としても了としてしまっています。
https://www.pref.aichi.jp/press-release/toyohashi-newarena.html
この補助金の正当性も大いに疑われます。
皮肉なことに、室伏スポーツ庁長官「トップセールス」を豊橋でお迎えした際、しっかり朝倉川沿いの「危険箇所」までご案内くださり。
大村秀章@ohmura_hideaki今後、県市で責任の押し付け合いなど泥沼にならないことを祈ります。⑥室伏スポーツ庁長官、浅井豊橋市長、同行された丹羽県議、杉浦県議、中村県議と。写真を撮るときだけマスクを外しました。
2022/06/28 19:45:41
引き続き、豊橋市と連携・協力し、東三河地域のスポーツ振興及び地域振興に取り組んで参ります。
豊橋公園にて。 https://t.co/BLctwOtEY4
ましてや、危険箇所の線引きや解釈が変えられるなど、
安全がないがしろにされたり、都合よく行政が捻じ曲げられるなどありませんことを。
では。