豊橋市議の長坂です。
有野充朗副市長、4年間ありがとうございます。
さて、新型コロナ関連で浅井 豊橋市長へのご不満は見聞きしておりますが、
今回は別案件です。
昨年11月の市長選挙で、あれだけ問題視されていたユニチカ跡地の経緯について、
ブラックボックスのまま、明らかにしないことを表明されました。
調査委員会の設置は必要ない、というご自身の判断(結論)だけを表明。
その意思決定の過程はブラックボックスです。
■
こちらは、市長選挙前に浅井よしたか氏が関係する政治団体が作成されたチラシです。
市民の方、納得されていますか?
果たして、自らがチラシで謳った「皆さんが「浅井さんに期待していること」に応えているでしょうか。
私は不透明なものを不透明なままにすることを、浅井市長は決定した、と非常に残念に思っています。
また、チラシで「豊橋市民は「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言われそうです。」など誹謗した、市民や市政(職員)に対し、言葉の撤回と謝罪も聞いていません。
佐原市政のわるかった部分を踏襲し、本当に本当に残念です。
■
続いて、副市長の空席です。
個人的には、前述のユニチカ案件以上に、浅井市長の仕事のできなさ、が露呈した案件と思っています。
副市長を選ぶことは、市長の最も重要な仕事のひとつです。
(議会の議決案件のため、市長単独で「決定」はできません)
且つ、実務的にも部長以下の市職員ができる案件でありません。
現在、豊橋市の副市長は2人体制であり、よいかわるいかはさておき、
長い間1名が市役所の「生え抜き」、1名が国土交通省(旧・建設省)からのいわゆる「派遣※」です。
(※形式上、省庁を「退職」してから副市長に。「割愛人事」と言われます。)
このうち後者、国土交通省から来ていた有野副市長が、この6月末に任期満了(4年)で退職。
後任の人材を見つけられず、今の豊橋市は、副市長が空席という異常事態です。
6月の市議会答弁にて、国土交通省に割愛人事を申し出ていることが明らかになりました。
これまで副市長を割愛されていた国土交通省が、今回、副市長人材を割愛されない理由はわかりません。
しかしながら、副市長は別に国土交通省の方である必要はありません。
そんな法律も、条例も、ルールもありません。
むしろ、浅井市長が慣例を脱し、公募などで新たな人材を起用する大チャンスです(でした)。
根拠を示せない、私の勝手な想像ですが、もし国交省でない副市長を選任したら、
(市議会の同意が得られるかは別に)
「国交省の副市長を設けるべきだ」という大きめな声が上がってくる気がします。
そうなれば、3人めの副市長ポスト設置を議会に提案できます。
市政にご協力くださる優秀な人材は、2人より3人がよいでしょう。
逆に今、空席で1人のままにしておいてしまうのは、
今後「本当に2人必要なのか(1人で充分でないか)」という議論を焚き付ける可能性が生じます。
いずれにしても、期限までに「副市長を選べなかった」というのは、市長としてお粗末です。
まだしも「新しい」抜擢人事を提案し、「古い」市議会からNOと言われた方が支持できます。
今回の件で、浅井市長の方が「古い」ものに捕らわれ、新しきを提案できなかったことがわかりました。
■
浅井市長は、市長選挙で散々「いい事」を言ってきました。
市議会からNOを出されるならまだしも、
市議会へ提案もせず、自らの判断で、市民との約束を守らないのは、
本当に残念です。
私は私の判断でNOも出しますが、総じては、
これからひとつでも、公約の実現を望みます。
では。
有野充朗副市長、4年間ありがとうございます。
さて、新型コロナ関連で浅井 豊橋市長へのご不満は見聞きしておりますが、
今回は別案件です。
昨年11月の市長選挙で、あれだけ問題視されていたユニチカ跡地の経緯について、
ブラックボックスのまま、明らかにしないことを表明されました。
ユニチカ跡地問題における調査委員会の設置検討について(令和3年6月25日発表)どんな聞き取りを行い、どんな検証をしたのか、という重要な間の部分を明らかにしないまま、
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/79746.htm
ユニチカ跡地問題について、市民に対する情報の開示が不十分で当時の市の対応が適切であったのか疑問がありました。そのため市長就任後、これまでの経過を一連の公文書で確認するとともに、副市長をはじめ市幹部職員に対して聞き取りを行い庁内で検証してまいりました。また、情報を開示して市民の皆様の声を伺うことも必要と考え、市民の皆様にも一連の公文書をお示しさせていただきました
その結果、この問題を調査する機関(調査委員会)を設置し解決できる問題点もないため、当該委員会の設置は必要ないと判断しました。
豊橋市長 浅井 由崇
調査委員会の設置は必要ない、というご自身の判断(結論)だけを表明。
その意思決定の過程はブラックボックスです。
■
こちらは、市長選挙前に浅井よしたか氏が関係する政治団体が作成されたチラシです。
皆さんが「浅井さんに期待していることは」何ですか?
多選批判が多いので、市役所の刷新ですね(略)それと、ユニチカ跡地問題のことですね。
民間企業であれば株主は黙っていないでしょうね。
豊橋市民は「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言われそうです。そして、当選直後のインタビュー
豊橋市には、市長の独断を許す邪気が存在しています。一言で言えば、現在の豊橋市政は予算、人事を握る市長に職員、議員が忖度(そんたく)せざる得ない状況に陥っています。
株式会社 東愛知新聞社@higashiaichi【11月10日の東愛知新聞より】
2020/11/10 17:57:04
新市長に聞く、これからの豊橋
#豊橋市長選 から1夜あけた9日、当選した #浅井由崇(#浅井よしたか) 氏が自宅前で弊社のインタビューに応じてくださりました。これからの豊橋の舵取りをどうするか。… https://t.co/XQBA4ApcjN
-ユニチカ問題についてどう対応しますか。■
◆市の状況が分からないが、基本的には調査委員会のような調査する機関をつくらなければならないと思います。(略)僕は「市民の手に市政を取り戻す」とずっと言ってきましたが、いろんな不透明なことが多い。特にユニチカについては。調べることはきちんと調べ、市民の方が納得いくように、できる限り近づけたい。
市民の方、納得されていますか?
果たして、自らがチラシで謳った「皆さんが「浅井さんに期待していること」に応えているでしょうか。
私は不透明なものを不透明なままにすることを、浅井市長は決定した、と非常に残念に思っています。
また、チラシで「豊橋市民は「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言われそうです。」など誹謗した、市民や市政(職員)に対し、言葉の撤回と謝罪も聞いていません。
佐原市政のわるかった部分を踏襲し、本当に本当に残念です。
■
続いて、副市長の空席です。
個人的には、前述のユニチカ案件以上に、浅井市長の仕事のできなさ、が露呈した案件と思っています。
副市長を選ぶことは、市長の最も重要な仕事のひとつです。
(議会の議決案件のため、市長単独で「決定」はできません)
且つ、実務的にも部長以下の市職員ができる案件でありません。
現在、豊橋市の副市長は2人体制であり、よいかわるいかはさておき、
長い間1名が市役所の「生え抜き」、1名が国土交通省(旧・建設省)からのいわゆる「派遣※」です。
(※形式上、省庁を「退職」してから副市長に。「割愛人事」と言われます。)
このうち後者、国土交通省から来ていた有野副市長が、この6月末に任期満了(4年)で退職。
後任の人材を見つけられず、今の豊橋市は、副市長が空席という異常事態です。
6月の市議会答弁にて、国土交通省に割愛人事を申し出ていることが明らかになりました。
これまで副市長を割愛されていた国土交通省が、今回、副市長人材を割愛されない理由はわかりません。
しかしながら、副市長は別に国土交通省の方である必要はありません。
そんな法律も、条例も、ルールもありません。
むしろ、浅井市長が慣例を脱し、公募などで新たな人材を起用する大チャンスです(でした)。
根拠を示せない、私の勝手な想像ですが、もし国交省でない副市長を選任したら、
(市議会の同意が得られるかは別に)
「国交省の副市長を設けるべきだ」という大きめな声が上がってくる気がします。
そうなれば、3人めの副市長ポスト設置を議会に提案できます。
市政にご協力くださる優秀な人材は、2人より3人がよいでしょう。
逆に今、空席で1人のままにしておいてしまうのは、
今後「本当に2人必要なのか(1人で充分でないか)」という議論を焚き付ける可能性が生じます。
いずれにしても、期限までに「副市長を選べなかった」というのは、市長としてお粗末です。
まだしも「新しい」抜擢人事を提案し、「古い」市議会からNOと言われた方が支持できます。
今回の件で、浅井市長の方が「古い」ものに捕らわれ、新しきを提案できなかったことがわかりました。
■
浅井市長は、市長選挙で散々「いい事」を言ってきました。
市議会からNOを出されるならまだしも、
市議会へ提案もせず、自らの判断で、市民との約束を守らないのは、
本当に残念です。
私は私の判断でNOも出しますが、総じては、
これからひとつでも、公約の実現を望みます。
では。