豊橋市議の長坂です。
税金を使う聖火リレーで神事(女人禁制)、政教分離が気になります。

さて、日付変わって4月5日(月)より、大阪・兵庫・宮城での「まん延防止等重点措置」が始まる一方、愛知県では聖火リレーがスタートします。
(追記)
(追記おわり)

豊橋市は、翌4月6日(火)の午前に聖火リレーパレードが走ります。

この聖火リレー、豊橋市から愛知県聖火リレー実行委員会(会長:大村知事)への負担金が、
東京五輪延長のため、当初予定の約700万円から約1460万円へと2倍以上に膨れたことが、
3月の市議会での質疑でわかりました。

以下は、市役所からの答弁(要旨)です。
令和3年度の愛知県聖火リレー実行委員会への負担金は、8,604,000円でございます。

また、令和元年度は1,103,000円、令和2年度は現時点で4,928,000円を負担金として支出しており、全体として約14,600,000円となる見込みでございます。

令和2年度に聖火リレーが行われたとした場合の費用については、実際に行われていないため正確な算出はできませんが、令和元年度に1,103,000円を支出し、令和2年度は当初予算として5,917,000円を計上しておりましたので、併せると7,020,000円となり、7,580,000円ほど増加していることとなります。


東京オリパラの中止や延期への世論が高まり、
また、まん延防止の大阪市では聖火リレーが見直される中、3月の定例会では、
このようなコロナ禍での対応について、浅井市長から次のようなご認識を伺いました。
(長坂質問)
浅井市長は、選挙公報にて、市民に寄り添った行政の推進を掲げました。東京五輪・パラリンピック開催に関する2月の世論調査では、「中止」と「再延期」を合わせ、共同通信で8割以上、時事通信で6割以上と報じられました。

また、2020年7月21日には、浅井氏御自身のツイッターで、新型コロナの感染拡大を踏まえ、「このままでは延期になった東京オリンピック・パラリンピックの開催も大変危惧されます」と投稿されています。この日の陽性者は、まだ全国で618人、東京都では237人でした。

ちなみに、この時期は、市民のツイートに浅井氏がリプライもされております。
加えて、選挙まで中央集権的で上からの命令に従う縦型から、ボトムアップを重視するリーダーシップに替わることを主張されておりました。これらお気持ちは変わっていないのでしょうか。

そこで、大きい1、東京オリパラ開催に対する浅井市長の認識について
(1)中止や延期を求める世論の高まりへの賛否を含めた認識について、
(2)「聖火リレーやオリンピックより感染症対策にお金を使うべき」という考えへの賛否を含めた認識についてお聞きします。


(ご答弁)
1の(1)についてでございます。
コロナ禍で多くの国民が将来に不安を抱える中、東京オリパラを開催することに対して様々な声があることは、各種報道等により承知しているところでございます。

東京2020オリンピック・パラリンピックの開催都市である東京都や運営主体であるオリンピック・パラリンピック組織委員会におきましては、国と連携しながら、安全を最優先に開催方法の検討を進めており、本市といたしましても、その盛り上げに協力できるよう準備を進めているところでございます。

1の(2)についてでございます。
先ほど申し上げましたとおり、東京オリパラに関して様々な声があることは承知しているところでございます。本市といたしましては、まずはコロナ対策を最優先に取り組んでまいりますが、東京オリンピック・パラリンピックにつきましても、国を挙げてのイベントであり、本市ゆかりのアスリートの出場も期待されていることから、市民の皆様の思い出に残る大会となるよう盛り上げてまいりたいと、そのように考えているところでございます。


豊橋市の医療機関でも大規模クラスターが発生しています。
コロナ対応が最優先されるのがまず第一。

そして、東京オリパラが無事開催されるだけでなく、
市税を投入した以上、その恩恵が豊橋を含む地方にもあることを願うばかりです。

では!