豊橋市議の長坂です。
真相究明は遠そうです。

さて、３月市議会（定例会）で、次のようにご答弁いただいた、ユニチカ住民訴訟に関し、

◎産業部長
　大きな5の(1)12月定例会での「一連での公文書を議員にお示し」旨の答弁への対応についてでございます。
　令和2年12月18日にユニチカ跡地関連資料を、また、令和3年2月26日に住民訴訟における証拠書類一式を市議会に提供させていただいております。

　続きまして、(2)ユニチカ跡地関連資料の公表についてでございます。
　住民訴訟における証拠書類一式と併せ、準備でき次第、じょうほうひろばで閲覧できるよう対応してまいります。

　続きまして、(3)12月定例会での「皆様の御意見などもお聞きした上で、必要と判断する場合には、改めて再度調査をする場の設置も検討をしていかなければならない」の答弁への対応状況についてでございます。
　一連の公文書はお示しさせていただきましたので、皆様の御意見をお聞きし、必要ということであれば検討してまいりたいと考えております。

早速、豊橋市役所１階の情報広場にて、資料が公開されました。



薄い方の「ユニチカ跡地関連資料」

こちた「関連資料」は、下記ブログでもご覧いただけます。

ユニチカ文書の黒塗り取れました！「（平成26）年内には議会に報告」？？ - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/201208.html 

ぶ厚い方「証拠書類」



中を見る限り「証拠書類」のため、基本的には裁判前までの作成された資料が主です。

例えば、豊橋市の控訴上告の書面など、当事者の具体的な主張が記載された文書は
ここには含まれていない様子です。

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３月市議会でも述べたように、浅井市長は当選直後、11月10日付の東愛知新聞のインタビュー記事に依ると
「基本的には調査委員会のような調査する機関をつくらなければならないと思います。」
と仰っていたにも関わらず、答弁では、

「皆様の御意見をお聞きし、必要ということであれば検討してまいりたいと考えております」

とトーンダウンされています。
「皆様」が、市議会の意であることは確認しており、選挙まではあれだけ積極的に追及されていた件について、
前市長を「忖度」とまで、浅井市長が仰られていた市議会に、そのボールを任せている状態です。

私もこのユニチカ跡地に関する真相究明を浅井市長に期待申し上げていた一人ですが、
この消極的な対応には、本当にがっかりしております。

では。