豊橋市議の長坂です。
名も大切かもしれませんが、やはり実の方が大事です。
さて、豊橋市では次の10年(2021-2030)の基本方針を定める第6次総合計画の策定が大詰めです。
市民方々からのご意見をお聞きする、最後の(?)パブリックコメントを、
1月4日(月)(17時15分必着)まで受け付けています。

https://www.city.toyohashi.lg.jp/45023.htm
この第6次総合計画は、前佐原市政にて今夏までに(素案)がまとめられ、一度パブリックコメントを実施し、当初予定ではもう少し早く、議会での議決(基本構想)となる運びでした。
しかし、11月の選挙で佐原氏が落選。
新しく浅井市長となり、見直しがされた(素案)⇒(案)として、再びパブリックコメントとなりました。
その(案)が示されたのが12月18日。
そして、(素案)から(案)へは、大きく3つの変更がありました。
※詳細については、議会に資料として示された対照表(PDF約50MB)を、
下記dropboxより期間限定にてダウンロードできるようにしました。
https://www.dropbox.com/
■
ひとつめは、「目指すまちの姿(分野別計画に対応)」の順の変更です。
8つのうち、前半4つが変更となりました。
「並び順、イコール、優先順位というわけではございませんが」と言いつつも、
「まちづくりへの思いが一層伝わるよう」、並び順を変更した、ということです。
長坂的な感想は、「子育て・教育」が一番上に来たのは、よいです。
私として、現時点でのよりよい形は下記に思われます。
ふたつめは、「目指すまちの姿」として、
「未来(あす)を担う 人を育むまち・豊橋」を掲げました。
ここで「浅井カラー」を出したかった、という印象を強く受けました。
なんとか「スローガン」を入れられる隙間を探して、入れ込んだ印象です。
しかし、それより上位の「まちづくりの基本理念」に、
「私たちがつくる 未来をつくる」が掲げられているため、重複感があります。
また「未来(あす)」のような言葉の使い方もあまり好きでありません。
■
みっつめは、「(市民)一人ひとりの行動理念」の変更です。
「自立・挑戦・共生」から、
「手を取り合い 希望を抱いて 踏み出そう」と変更しました。
込められた意味は変わっておらず、
ここも完全に好みですが、変更前の方がわかりやすく、よかったと思います。

更にこれで、キャッチフレーズ的なものが、下記のように3つ並び、全体としてわかりにくくもなりました。
「私たちがつくる 未来をつくる」(まちづくりの基本理念)
「未来(あす)を担う 人を育むまち・豊橋」(目指すまちの姿)
「手を取り合い 希望を抱いて 踏み出そう」(一人ひとりの行動理念)

■
続く、基本計画(p37以降)の主だった変更点(主観含む)について。
やはりまず、長坂的に思い入れのある「パートナーシップ制度」の文言が入ったことは、
とてもありがたく存じます(p107)
浅井新市長の目玉政策であった「小学校の給食費無償化」については、
「無償」という言葉までの掲載はないものの、現時点では、
「安全・安心な給食を保護者の負担軽減を図りながら提供」
という表現に落ち着いています(p51)。
そして、特に東愛知新聞が最近、頻度高く取り上げている
「動物愛護(センター)」については、直接的な表現は控えられつつ、
「取り組みを充実」と記されました(p79)
他方、佐原市政時より検討されてきた「児童相談所」については、
「▶2020(令和2)年度に設置した「児童相談所設置等に関する有識者会議」の意見を踏まえ、本市にふさわしい児童相談所のあり方について検討を進めています」と記載が追加(p48)
■
そして、全体を通じては、選挙において会頭が顧問、
副会頭が選挙対策本部長をされた会議所方面への配慮からか、
「(関係機関との)連携」という言葉が、数多く入りました。
また見直された結果、
「(市民からの)(互いに)信頼」やそれに類する言葉も、散見するようになりました。
早くも、新聞に指摘されるまで説明なく、年末に長期休養に入ったことについて、
不信の声も、お見受けしております。
今後は、市民と互いに信頼し合える「情報公開」にも努めていただけることを、ご期待申し上げます。
(市議会に示した対照表も、市役所サイトで市民に公開してほしい)
繰り返しになりますが、総合計画のご意見(パブコメ)現在、募っております。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/44893.htm
では!
名も大切かもしれませんが、やはり実の方が大事です。
さて、豊橋市では次の10年(2021-2030)の基本方針を定める第6次総合計画の策定が大詰めです。
市民方々からのご意見をお聞きする、最後の(?)パブリックコメントを、
1月4日(月)(17時15分必着)まで受け付けています。

https://www.city.toyohashi.lg.jp/45023.htm
この第6次総合計画は、前佐原市政にて今夏までに(素案)がまとめられ、一度パブリックコメントを実施し、当初予定ではもう少し早く、議会での議決(基本構想)となる運びでした。
しかし、11月の選挙で佐原氏が落選。
新しく浅井市長となり、見直しがされた(素案)⇒(案)として、再びパブリックコメントとなりました。
その(案)が示されたのが12月18日。
そして、(素案)から(案)へは、大きく3つの変更がありました。
※詳細については、議会に資料として示された対照表(PDF約50MB)を、
下記dropboxより期間限定にてダウンロードできるようにしました。
https://www.dropbox.com/
■
ひとつめは、「目指すまちの姿(分野別計画に対応)」の順の変更です。
8つのうち、前半4つが変更となりました。
- 安全・安心 ⇒ 子育て・教育
- 健康・医療・福祉 ⇒ 産業
- 産業 ⇒ 安全・安心
- 子育て・教育 ⇒ 健康・医療・福祉
- 文化・スポース・共生(変更なし)
- にぎわい(変更なし)
- 環境(変更なし)
- 都市基盤(変更なし)
「並び順、イコール、優先順位というわけではございませんが」と言いつつも、
「まちづくりへの思いが一層伝わるよう」、並び順を変更した、ということです。
長坂的な感想は、「子育て・教育」が一番上に来たのは、よいです。
私として、現時点でのよりよい形は下記に思われます。
- 子育て・教育
- 安全・安心
- 健康・医療・福祉
- 産業
ふたつめは、「目指すまちの姿」として、
「未来(あす)を担う 人を育むまち・豊橋」を掲げました。
ここで「浅井カラー」を出したかった、という印象を強く受けました。
なんとか「スローガン」を入れられる隙間を探して、入れ込んだ印象です。
しかし、それより上位の「まちづくりの基本理念」に、
「私たちがつくる 未来をつくる」が掲げられているため、重複感があります。
また「未来(あす)」のような言葉の使い方もあまり好きでありません。
■
みっつめは、「(市民)一人ひとりの行動理念」の変更です。
「自立・挑戦・共生」から、
「手を取り合い 希望を抱いて 踏み出そう」と変更しました。
込められた意味は変わっておらず、
ここも完全に好みですが、変更前の方がわかりやすく、よかったと思います。

更にこれで、キャッチフレーズ的なものが、下記のように3つ並び、全体としてわかりにくくもなりました。
「私たちがつくる 未来をつくる」(まちづくりの基本理念)
「未来(あす)を担う 人を育むまち・豊橋」(目指すまちの姿)
「手を取り合い 希望を抱いて 踏み出そう」(一人ひとりの行動理念)

■
続く、基本計画(p37以降)の主だった変更点(主観含む)について。
やはりまず、長坂的に思い入れのある「パートナーシップ制度」の文言が入ったことは、
とてもありがたく存じます(p107)
浅井新市長の目玉政策であった「小学校の給食費無償化」については、
「無償」という言葉までの掲載はないものの、現時点では、
「安全・安心な給食を保護者の負担軽減を図りながら提供」
という表現に落ち着いています(p51)。
そして、特に東愛知新聞が最近、頻度高く取り上げている
「動物愛護(センター)」については、直接的な表現は控えられつつ、
「取り組みを充実」と記されました(p79)
他方、佐原市政時より検討されてきた「児童相談所」については、
「▶2020(令和2)年度に設置した「児童相談所設置等に関する有識者会議」の意見を踏まえ、本市にふさわしい児童相談所のあり方について検討を進めています」と記載が追加(p48)
■
そして、全体を通じては、選挙において会頭が顧問、
副会頭が選挙対策本部長をされた会議所方面への配慮からか、
「(関係機関との)連携」という言葉が、数多く入りました。
また見直された結果、
「(市民からの)(互いに)信頼」やそれに類する言葉も、散見するようになりました。
「情報公開も徹底する。」と言いつつ、浅井市長が、株式会社 東愛知新聞社@higashiaichi
浅井氏当選の言葉
2020/11/08 23:53:26
初当選した浅井氏は支持者を前に「東三河の新時代をつくっていく。県とも連携し、市民の手に市政を取り戻す。情報公開も徹底する。新時代の扉を皆さんと開けられたことをありがたく思う」と語った。
#豊橋市長選 #東愛知新聞 #豊橋市 #浅井よしたか
早くも、新聞に指摘されるまで説明なく、年末に長期休養に入ったことについて、
不信の声も、お見受けしております。
今後は、市民と互いに信頼し合える「情報公開」にも努めていただけることを、ご期待申し上げます。
(市議会に示した対照表も、市役所サイトで市民に公開してほしい)
繰り返しになりますが、総合計画のご意見(パブコメ)現在、募っております。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/44893.htm
では!