豊橋市議の長坂です。
議論闊達でワクワクしそうです。
さて、浅井新市長にとって初の市議会となる12月の豊橋市議会(定例会)では、
28人の市議が一般質問します。これは、私が市議になって5年半、ダントツの最多です。
これまで多くても20人前後。
大きな理由は、これまで7人前後が質問していた自民党豊橋市議団、
今回は17人も質問するためです。
これについて、団長の豊田市議の言葉が東愛知新聞にありました。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/9872.htm
他議員も含め、特に気になる質問を僭越ながら、ご紹介いたします。
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その前に、スケジュールについてご説明。
今回は人数が多いため、通常3日間の一般質問が、4日間になりました。
また、市長選挙直後のため、例年は3月のみの代表質問※が実施。
コロナ対応のため、質問時間が通常の60分から40分に短縮されていますが、
代表質問だけは60分のまま、となりました。そのため、
そして、12時頃~13時に昼休み、15時頃に15分の休憩が入ります。
そのため、代表質問の12月7日(月)は、全員が60分いっぱい使うと、
質問時間が短い場合は、繰り上げてどんどん行われるため、
3番めのまちフォーラムは、午前に始まり、昼休みを跨ぐ可能性も十分にあります。
12月8~10日(火~木)は、
※代表質問:一般質問の一種。一般質問と違うのは、
・インターネット中継 http://www.toyohashi-city.stream.jfit.co.jp/
・傍聴 https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/9857.htm
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では、特に気になる質問です。
12月7日(月曜日)
代表質問というと「今後の市政運営の方針」など大きな話を聞くイメージでしたが、まさか出だしが、
浅井氏の後援会「豊橋新時代の会ニュース」と、かなり個別具体的な内容。
「最終的に決定する権限」は、最終的には、市長でなく議会に権限がある?
「『ユニチカへの影響が極めて大きい』と減額」は、判決からここまで明確には読み取れない?
ということでしょうか。
3の「市長任期末までに目指す人口あるいは人口動態の状態」は、
ご答弁次第で僕の質問にも大きく影響することもあり、要チェックです。
4の「第6次総合計画の見直し」も、何が変更になるのか、重大ポイントです。
(昼休み)
背景として、共産党は設楽ダムに反対です。
しかし、浅井市長は既に、
「東三河地域の発展に寄与する設楽ダムの建設についても引き続き促進」
と所信表明。どのような展開になるのでしょう。
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12月8日(火曜日)
(時間目安)
5~7番:10~12時
8~10番:13~15時
11~12番:15時~
ユニチカ跡地に関する情報公開への問題意識については、私も同じく、既にブログに記した通りです。
佐原市政ではゼロ回答でしたが、浅井市政で変化はありやなしや。
まず、人口・税収が減る中で、小中学校を含む公共施設を今後のどのように維持していくかは、とても大きなテーマであり、僕自身も議会で何度も質問してきたことです。
結果として佐原市長が大鉈を振るうことはありませんでしたが、人口減少待ったなしで浅井新市長は英断できるのでしょうか。
そして、豊橋公園での新アリーナに「白紙」を宣言している浅井市長。
新アリーナ推進派の伊藤議員は、どのような答弁を得るのか。
佐原市政では、自民党がほとんど聞かなかったユニチカ案件に、豊田議員に続いてのご質問。
経緯は黒塗りであったため、浅井氏が「黙認、擁護」と言えた根拠は、僕も気になるところです。
そして、もちろん「議会との関係」も気になります。
「受益者負担」は、学校給食の話も入ってくるのか、私の考え過ぎかもしれません。
(昼休み)
市長選挙後に強めなブログも書かれていましたが、質問自体は穏便な様子。
「特別職」と言えば、主には副市長や教育長ですが、特別秘書についても触れるのでしょう。
「市街化調整区域内の土地利用規制の見直しの考え方」については、
私も「12の対案」で触れており、どのような答弁が出るのでしょうか。
10番の古関議員に続いて「市街化調整区域の規制緩和」。
通告にて既に「市街化区域の人口の流出につながる」と反対を示すような言葉も。
そして「国に頼らないで市政を担う」の発言、僕は確認できていませんが、
本当に浅井市長がそんなことを言っていたとしたら、信じられません。
■
長くなりそうなので、前後半にします!
後半戦はこちらです。
議論闊達でワクワクしそうです。
さて、浅井新市長にとって初の市議会となる12月の豊橋市議会(定例会)では、
28人の市議が一般質問します。これは、私が市議になって5年半、ダントツの最多です。
これまで多くても20人前後。
大きな理由は、これまで7人前後が質問していた自民党豊橋市議団、
今回は17人も質問するためです。
これについて、団長の豊田市議の言葉が東愛知新聞にありました。
自民党市議団は市長選で、現職だった佐原光一氏を支援してきた。豊田一雄団長は「対抗馬として戦った浅井氏が就任したため、選挙で掲げた政策について興味を抱いた団員が質問しようとしているのでは」とみる。そして、豊橋市議会サイトに各議員の質問項目が掲載。
http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/7184
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/9872.htm
他議員も含め、特に気になる質問を僭越ながら、ご紹介いたします。
■
その前に、スケジュールについてご説明。
今回は人数が多いため、通常3日間の一般質問が、4日間になりました。
また、市長選挙直後のため、例年は3月のみの代表質問※が実施。
コロナ対応のため、質問時間が通常の60分から40分に短縮されていますが、
代表質問だけは60分のまま、となりました。そのため、
- 12月7日(月):4人(ひとり60分まで)※代表質問
- 12月8日(火):8人(ひとり40分まで)
- 12月7日(月):8人(同上)
- 12月7日(月):8人(同上)
そして、12時頃~13時に昼休み、15時頃に15分の休憩が入ります。
そのため、代表質問の12月7日(月)は、全員が60分いっぱい使うと、
- 10時~に2名(自民代表・公明代表)
- 13時~に2名(まちフォーラム代表、共産代表)
質問時間が短い場合は、繰り上げてどんどん行われるため、
3番めのまちフォーラムは、午前に始まり、昼休みを跨ぐ可能性も十分にあります。
12月8~10日(火~木)は、
- 10時~に3名
- 13時~に3名
- 15時~に2名
※代表質問:一般質問の一種。一般質問と違うのは、
- 3人以上の会派(議員グループ)の代表者が質問
- 順番は一般質問の初日、抽選でなく会派の人数が多い順
- 質問1回目は、市長が答弁する慣例
・インターネット中継 http://www.toyohashi-city.stream.jfit.co.jp/
・傍聴 https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/9857.htm
■
では、特に気になる質問です。
12月7日(月曜日)
1 豊田一雄 議員自民党豊橋市議団、団長で前議長の豊田議員。質問力に高い定評があります(長坂の中で)。
1.豊橋新時代の会ニュースにおける市政の現状認識について
(1)「市長は、市職員の人事権や各部署の予算配分等を最終的に決定する権限があるんですよ」と解説したことの認識について
(2)「高裁は豊橋市に対し、土地売却代金63億円全額請求は『ユニチカへの影響が極めて大きい』と減額し、21億円余をユニチカに請求するよう命じたのです」と解説したことの認識について
(略)
3.所信について
(1)市長任期末までに目指す人口あるいは人口動態の状態について(略)
4.第6次総合計画の見直しの考え方について
(1)浅井市長の特徴を生かすための修正の方向性について
代表質問というと「今後の市政運営の方針」など大きな話を聞くイメージでしたが、まさか出だしが、
浅井氏の後援会「豊橋新時代の会ニュース」と、かなり個別具体的な内容。
「最終的に決定する権限」は、最終的には、市長でなく議会に権限がある?
「『ユニチカへの影響が極めて大きい』と減額」は、判決からここまで明確には読み取れない?
ということでしょうか。
3の「市長任期末までに目指す人口あるいは人口動態の状態」は、
ご答弁次第で僕の質問にも大きく影響することもあり、要チェックです。
4の「第6次総合計画の見直し」も、何が変更になるのか、重大ポイントです。
(昼休み)
4 斎藤 啓 議員選挙で浅井氏を独自応援した共産党豊橋市議団、団長の斎藤議員。
1.新市長の市政運営について(略)
(2)設楽ダムの建設目的に照らしてその必要性と、「地域発展への寄与」についての認識を伺う
背景として、共産党は設楽ダムに反対です。
しかし、浅井市長は既に、
「東三河地域の発展に寄与する設楽ダムの建設についても引き続き促進」
と所信表明。どのような展開になるのでしょう。
■
12月8日(火曜日)
(時間目安)
5~7番:10~12時
8~10番:13~15時
11~12番:15時~
5 寺本泰之 議員僕と同じく諸派(ひとり会派)の寺本議員。
1.ユニチカ跡地問題について
(1)ユニチカ社と積水ハウス社による市長への説明(会議報告書)及びユニチカ敷地対策会議の議事録の情報公開について
2.本市の入札制度について
(1)最低制限価格・失格判断基準・指名競争入札の制度導入の法的根拠について
(2)令和元年度における建設工事及び工事に伴う委託業務の入札に係る落札率について
(3)委託業務における指名競争入札等入札結果の認識について
ユニチカ跡地に関する情報公開への問題意識については、私も同じく、既にブログに記した通りです。
残念、浅井新市長もユニチカ文書は黒塗りのまま。情報公開の徹底は?そして、寺本議員がこだわり続ける「最低制限価格制度」などの撤廃。
http://nagasakanaoto.blog.jp/201125.html
佐原市政ではゼロ回答でしたが、浅井市政で変化はありやなしや。
6 伊藤篤哉 議員自民党、新アリーナの強い推進派である伊藤議員。
2.新市長の目指す本市公共ファシリティマネジメントへの認識と対応について
(1)豊橋市公共施設等総合管理方針に対する現状の認識について
(2)学校統廃合も踏まえた学校施設のファシリティマネジメントについて
(3)新アリーナも含めた文化・スポーツ施設のファシリティマネジメントについて
まず、人口・税収が減る中で、小中学校を含む公共施設を今後のどのように維持していくかは、とても大きなテーマであり、僕自身も議会で何度も質問してきたことです。
結果として佐原市長が大鉈を振るうことはありませんでしたが、人口減少待ったなしで浅井新市長は英断できるのでしょうか。
そして、豊橋公園での新アリーナに「白紙」を宣言している浅井市長。
新アリーナ推進派の伊藤議員は、どのような答弁を得るのか。
7 坂柳泰光 議員2期連続で議長も務め、自民党内での人望厚いと思われる坂柳議員。
1.新市長の佐原市政12年間の評価、及びユニチカ跡地問題への認識等について
(1)新市長の佐原市政での市政運営やまちづくりに対する評価について
(2)豊橋新時代の会ニュース(9・10月合併号)を踏まえ、ユニチカ跡地問題に対する認識と対応について
ア.昭和26年に豊橋市と大日本紡績(株)との間で結んだ契約書(第12条)の解釈について
イ.「独断でユニチカが土地を売却することを黙認、擁護した」という根拠と豊橋市としての対応状況の認識について
ウ .「ユニチカ側との交渉を議会にも市民にも公表せず」とした根拠と議会への公表の考え方について
2.新市長の地方新時代に対応した市役所改革及び議会との関係について(略)
(2)市長選挙法定ビラ1号の「現在の豊橋市政は予算、人事を握る市長に職員、議員が忖度せざる得ない状況に陥っている」とならないための議会との関係づくりについて
3.新市長の受益者負担の認識、考え方について
(1)公共施設の使用料に対する受益者負担について
(2)事業・施策に対する受益者負担について
佐原市政では、自民党がほとんど聞かなかったユニチカ案件に、豊田議員に続いてのご質問。
経緯は黒塗りであったため、浅井氏が「黙認、擁護」と言えた根拠は、僕も気になるところです。
そして、もちろん「議会との関係」も気になります。
「受益者負担」は、学校給食の話も入ってくるのか、私の考え過ぎかもしれません。
(昼休み)
9 近藤喜典 議員(略)自民党、若手エース(?)で現在は政調会長でもある近藤議員。
3.民間から特別職起用の考え方について
市長選挙後に強めなブログも書かれていましたが、質問自体は穏便な様子。
「特別職」と言えば、主には副市長や教育長ですが、特別秘書についても触れるのでしょう。
10 古関充宏 議員自民党、議長経験者でもある古関議員。
1.新市長の「豊橋新時代」宣言の「市街化調整区域内の土地利用規制の見直しの考え方」に関するまちづくりについて
(1)本市の市街化区域と市街化調整区域の現状について
(2)市街化区域と市街化調整区域ごとの人口の分布状況について
(3)国と県などのまちづくりに関する動向について
「市街化調整区域内の土地利用規制の見直しの考え方」については、
私も「12の対案」で触れており、どのような答弁が出るのでしょうか。
12 堀田伸一 議員(略)自民党、昨年度の副議長である堀田議員。
4.豊橋市立地適正化計画について
(1)「市街化調整区域の規制緩和」は豊橋市立地適正化計画に相反して、市街化区域の人口の流出につながると考えるが、豊橋市立地適正化計画の認識並びに市街化調整区域の在り方と規制緩和の認識について
5 国・県との関係性について
(1)市長の選挙時の「国に頼らないで市政を担う」との発言の真意について
10番の古関議員に続いて「市街化調整区域の規制緩和」。
通告にて既に「市街化区域の人口の流出につながる」と反対を示すような言葉も。
そして「国に頼らないで市政を担う」の発言、僕は確認できていませんが、
本当に浅井市長がそんなことを言っていたとしたら、信じられません。
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長くなりそうなので、前後半にします!
後半戦はこちらです。
パートナーシップ制度、豊橋ではどうなる!?(気になる質問・後半戦)では!
http://nagasakanaoto.blog.jp/201204.html