豊橋市議の長坂です。
豊橋市長選挙の開票速報はこちらです(豊橋市サイト)。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/39062.htm

(追記)東愛知新聞社の出口調査、結果でました。
(追記おわり)


さて、市長選の結果にも大きな影響を与えるかもしれない、投票率。
一般的に、投票率が低いと現職有利で、投票率が高いと新人有利と言われています。

豊橋市(選挙管理委員会)から、土曜日までの投票数が出ました。
前回の市長選挙、直近の選挙の投票数と最終(当日含む全体)の投票率とを比べてみました。
  • 2020豊橋市長選: 24,293票(6日間)
  • 2019参院選: 38,651票(16日間)、47.29%
  • 2019豊橋市議選: 26,831票(6日間)、44.67
  • 2019愛知県議選: 26,017票(9日間)、38.75%
  • 2019愛知県知事選: 18,555票(16日間)、32.50%
  • 2016豊橋市選: 12,121票(6日間)、29.82%
期日前投票の期間(日数)の影響ももちろんありますが、およそ期日前の票数が多いと、全体の投票率も高い、と言えそうです。

そこから、今回の市長選の盛り上がりは、2019豊橋市議選と同等かそれを下回る程度、投票率は43%前後に落ち着くのかな、という感じです。

(追記)
2020豊橋市長選挙、43.14%でした。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/39064.htm
(追記おわり)



また、僭越ながら拙ブログのアクセスについては、投票日前日までの1週間で比較すると、
  • 2020豊橋市長選(11/1-7):126,110pv
  • 2019豊橋市議選(4/14-20):42,616pv
と、2020市長選挙が、2019市議選の3倍です。
しかし、この1週間でのコロナ(クラスター)の影響を非常に強く受けています。

直近のクラスター関係の3記事と、下記の /tag/新型コロナウイルス
http://nagasakanaoto.blog.jp/tag/新型コロナウイルス
合わせて約5.8万pvのため、差し引くと、
  • 2020豊橋市長選(11/1-7):約6.8万pv
  • 2019豊橋市議選(4/14-20):約4.3万pv
となり、、、あれ?それでも、この1週間の豊橋市長選挙期間の方が、1.5倍くらい多いですね。
ご参考になれば、幸いです。ご愛読ありがとうございます。

そして今回はなんと!
東愛知新聞さんが「出口調査」をされており、選挙後の情報は一番早そうです!
東愛知新聞さん、ありがとうございます!



ここからは、豊橋市長選挙後の市議会について妄想です。
各候補への支援・応援の状況は次の通りです。
  • 鈴木みほ氏(新人):不明
  • 佐原光一氏(現職):自民・公明・諸派(1名)
  • 浅井よしたか氏(新人):まちフォーラム・共産
まちフォーラムは旧民主党系のグループ(会派)で、
今回は立憲民主党の地元国会議員も浅井氏の応援に回っています。

そして、現在の豊橋市議会(計36名)の構成は次の通りで、自民党が過半数を得ています。
  • 自民:20名
  • 公明:5名
  • まち:4名
  • 共産:3名
  • 他:4名(長坂含む)
もし現職の佐原氏が当選(再選)した場合、気になるのはまちフォーラムの動向です。

自民・公明は、引き続き、佐原市長派として、活動されるものと思われます。

まちフォーラムも選挙前までは、佐原市長派であり、4年前の前回選挙も佐原氏を応援していました。
3月末に浅井氏が出馬を表明し、最後の9月定例会では関連団体の電力会社にも影響がありうる、豊橋市の地域電力会社の設立(出資の予算)※もあったため、反対されるか気にしていましたが、最後まで賛成でした。

(ご参考)
豊橋市が第3セクターとして設立予定の地域新電力会社、本当に地球温暖化対策や地域経済のためになるの?
http://nagasakanaoto.blog.jp/200802.html 
選挙後、反・佐原市長派になるのか「選挙は選挙」で、再び市長派となるのか、気になります。



続いて、もし新人の浅井氏が当選した場合、気になるのは自民党と公明党です。
まず、浅井氏を応援しているまちフォーラムと共産党は、市長派になる予想が順当です。

しかし、議会で過半数の賛成がなければ、市長もやりたいことはできません。
そのためには、現在市議会で過半数である自民(の少なくとも一部)を、市長は味方につける必要があります。

ここで気になるポイントのひとつめは、自民20名がまるっと新市長と与するのか、
それとも割れてしまう可能性はあるのか、です。

この動向(どのくらいの人数で割れるか)によっては、長坂の1議席が、市議会全体の賛成・反対に与える影響が高まり、相対的に1議席の価値が高まり得るので、とても気になります。

気になるポイントの2つめは、公明の動向です。
一般的に公明党と共産党は「犬猿の仲」と言われています。
【政界徒然草】犬猿の公明党と共産党 同時期に機関紙電子版発行を決断した共通の悩みとは?
https://www.sankei.com/premium/news/180306/prm1803060004-n1.html

公明と共産、宿命の戦い:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFK28H20_Y7A620C1000000/ 
地方議会と言え、公明党と共産党が同じ側につくことがあるのか、気になります。



最後に、もし新人の鈴木氏が当選した場合、・・・予測不能です。

とは言え、逆に直接的に敵をつくっていないため、浅井氏が当選するより、実は穏便にまとまったりするのでないか、とも思われます。



最後に私自身について。

ブログご愛読の方々ご存知のよう、今回の市長選挙でも各候補の公約等に是々非々で、発信を続けてきました。
故に、どなたが市長になっても、当選されなかった方から「長坂のせいで…」と言われたりするのだろうな、と思っています。

そのため、これからも是々非々で、市長が誰か関係なく、豊橋の未来を見据え、
「この施策は市民や豊橋のためになるのか、そうでないのか」を考えてまいります。

では!

(数字の参考)豊橋市選挙管理委員会サイト
https://www.city.toyohashi.lg.jp/38542.htm 
https://www.city.toyohashi.lg.jp/6601.htm