豊橋市議の長坂です。
てんこ盛りです。
さて、まずは新型コロナウイルス、豊橋のクラスターについて。
11月2日(月)新たに11名の陽性を確認。
これで、クラスター(従業員や客)は18名(市外2名含む)、
豊橋市での関連(家族など)は14名、計32名となりました。
そしてこのうち2名(105・113例目)が岩田小の児童であり、
消毒や疫学調査のため、11月3日(火)~5日(木)3日間の臨時休校が決まりました。
(11/3が祝日のため、児童は実質2日間)
そして「給食費無償化」です。
豊橋市長選挙で、新人の2人(鈴木氏・浅井氏)が共通して掲げている公約が「学校給食費の無償化」です。
これについて現職(佐原氏)は、
こちらは平成30年の市議会での答弁です。
しかし、私の認識ではそんなことありません。
逆に「給食費無償化」しなかったら、校舎の改善がすごく進むかと言えば、そんなこともないでしょう。
まるで今、10億円の余裕資金があって「じゃあ、どちらに使うべきか」のようになっていますが、実際はそんなことありません。
もし「給食費無償化」を掲げる候補が当選して、実現させる、ということになれば、その財源は「校舎をなおす」予算から持ってくるのでなく、教育費でない予算も含めて、幅広く削減し、10億円を捻出することになるでしょう。
■
例えば、既に給食費の無償化(中学校のみ)を実施している中核市が明石市です。
「市が独自に続ける第2子以降の保育料無償化の財政負担(年間約7億5千万円)」
をどう捻出していたかというと、下記のように幅広く予算を削減しました。
逆に、今佐原市長が「目玉」としている「豊橋市独自」の施策を中心に、
不要不急な事業について、幅広く予算を削減し、捻出する。
私はそうするんじゃないかと思います。
だから「給食費無償化」と「校舎をなおす」を天秤にかけて投票先を選ぶ必要はないと思われます。
では!
てんこ盛りです。
さて、まずは新型コロナウイルス、豊橋のクラスターについて。
11月2日(月)新たに11名の陽性を確認。
- うち1名(104例目)が、クラスター(パブの従業員や客)、
- 9名(105~113例目)が、クラスター関連(家族など、従業員等の濃厚接触者)
- 残る1名(114例目)については、接触などの記載がありませんでした。
これで、クラスター(従業員や客)は18名(市外2名含む)、
豊橋市での関連(家族など)は14名、計32名となりました。
そしてこのうち2名(105・113例目)が岩田小の児童であり、
消毒や疫学調査のため、11月3日(火)~5日(木)3日間の臨時休校が決まりました。
(11/3が祝日のため、児童は実質2日間)
(令和2年11月2日(月)17時半現在 第13報)そして、繰り返しのお知らせです。
11月2日(月曜日)、豊橋市立岩田小学校の児童2名が、新型コロナウイルスに感染していることを確認しました(105・113例目に該当)。このため、当該学校の臨時休業を実施します。
1.休業期間
令和2年11月3日(火曜日)から11月5日(木曜日)までの3日間
2.学校対応https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/72681.htm
- 休業期間中に学校施設の消毒を実施します。
- 保健所による疫学調査(濃厚接触者の有無の確認及び特定するための調査)を行います。
新型コロナ10/22(木)~28(水)に豊橋のPUB「EDEN」ご利用の方、 豊橋市保健所にご連絡お願いします。■
http://nagasakanaoto.blog.jp/201031.html
そして「給食費無償化」です。
豊橋市長選挙で、新人の2人(鈴木氏・浅井氏)が共通して掲げている公約が「学校給食費の無償化」です。
これについて現職(佐原氏)は、
給食費無償化でなく学校施設改善を優先する先日の公開討論会でも次のような発言を。
http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/7060
ここに10億円近いお金を使うのだったら、今、豊橋の学校は校舎ボロボロで困っています。この校舎をなおすときに、この10億円というお金は、国の補助金が入ってこれば、20億円使えることになる。まず給食費の無償化に約10億円がかかる、というのは同じ認識です。
(略)
私はそちらに使うべきだ、と考えています。
https://youtu.be/oZ94FNdmPyM?t=1751
こちらは平成30年の市議会での答弁です。
◎教育部長佐原氏の発言で巧妙なのは「給食費無償化」か「校舎をなおす」か、という二者択一のような話にしている点です。
(略)給食費を無償化した場合の財政負担でございますが、平成29年度の決算を見てみますと、食材料費として約14億8,000万円、就学援助費の給食分が約2億円となっておりますことから、その差額の約12億8,000万円が新たな財政負担として必要となり、(略)
- 豊橋市 平成30年 12月 定例会 12月05日-03号
https://ssp.kaigiroku.net/tenant/toyohashi/SpMinuteView.html?council_id=1076&schedule_id=4&minute_id=144&is_search=true
しかし、私の認識ではそんなことありません。
逆に「給食費無償化」しなかったら、校舎の改善がすごく進むかと言えば、そんなこともないでしょう。
まるで今、10億円の余裕資金があって「じゃあ、どちらに使うべきか」のようになっていますが、実際はそんなことありません。
もし「給食費無償化」を掲げる候補が当選して、実現させる、ということになれば、その財源は「校舎をなおす」予算から持ってくるのでなく、教育費でない予算も含めて、幅広く削減し、10億円を捻出することになるでしょう。
■
例えば、既に給食費の無償化(中学校のみ)を実施している中核市が明石市です。
兵庫県明石市が来年4月から、中学校給食を所得にかかわらず完全無償化する方針を固めたことが27日、同市への取材で分かった。10月からの幼児教育・保育の無償化で、同市が独自に続ける第2子以降の保育料無償化の財政負担(年間約7億5千万円)がなくなるため、浮いた財源を活用する。明石と同じ中核市や、より人口規模が大きい政令市では全国でも例がないという。(略)ではこの財源となった
明石市は18年4月から市立の全13中学校で給食を導入し、給食センターで調理している。現在の中学校の給食費は、生徒1人につき保護者が年間約5万4千円を負担(就学援助対象の世帯を除く)。市全体では計約3億5千万円で、これを市が新たに負担する。
一方、小学校の給食費の保護者負担は、児童1人につき年間約4万8千円(同)、市全体では計約6億7千万円。幼保無償化で浮く財源(7億5千万円)で小中の両方は賄えないため、高校受験の教育費などがかさむ中学生を優先した。
「市が独自に続ける第2子以降の保育料無償化の財政負担(年間約7億5千万円)」
をどう捻出していたかというと、下記のように幅広く予算を削減しました。
それに加えて今年度から、「教育・子育て分野の3つの重点施策」として、老朽化した校舎をなおす、というのは児童生徒の安全に関わる、優先順位の高い施策だと私は認識しています。そう簡単に削減できません。特に2は、年齢制限や所得制限をともなわない「完全」無料化で、これは関西初、人口5万人以上の市としては全国初の取り組みとなります。(略)
- 保育所受け入れ1000人増
- 第2子以降の保育料の完全無料化
- 小学校1年生への30人学級の導入を行います。
先ほどの3つの重点施策を実施するためには23億4000万円程度かかりますが、職員の人件費削減や、真に必要な事業かどうかの吟味を尽くすことでねん出しています。
真に必要なサービスを削るのは論外ですが、自治体の事業の中には、まだまだムダが隠れています。
私も市長になって2年間は「明石市にはお金がない」と思っていましたが、あるきっかけで、そうではないことに気づいた。
市長になって3年目のときに、部長たちに「担当事業のリストを、1~50位までの優先順位をつけて出してくれ」と指示しました。
そして出てきたリストに対して、30位までで機械的にカットすると告げ、実際にそうしました。
そしたら31位以下の事業が全くできなくなったかというと、やりくりの中でカットしたはずの事業も実施しているんですね。
なんだ、できるんじゃないかと思いました。
- 「子どもの貧困対策をするつもりはない」と 対策先進市・明石市長が言う理由(湯浅誠) - Y!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/yuasamakoto/20160720-00059704/
逆に、今佐原市長が「目玉」としている「豊橋市独自」の施策を中心に、
不要不急な事業について、幅広く予算を削減し、捻出する。
私はそうするんじゃないかと思います。
だから「給食費無償化」と「校舎をなおす」を天秤にかけて投票先を選ぶ必要はないと思われます。
では!