豊橋市議の長坂です。
最近スマホが割れました。

さて、豊橋でこんなイベントがあるみたいです。
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 - 豊橋ゲーム祭 プレイザゲーム2020
https://toyohashi-gamefestival2020.com/

当初こちらサイトにて、豊橋市のマークがところどころに使われており(下記の左上にも)、
また、主催者である実行委員会の中に、豊橋市の名称もあり、
市民の方からお問い合わせをいただきました。

結果として、豊橋市は実行委員会ではなく「共催」であること、
そして、豊橋市から400万円の予算がついていることがわかり、驚きました。

その後、豊橋市のマークは消されたみたいです。



まずもって、市議会議員として3月の予算審議の段階で気づけていなかったことをお詫び申し上げます。

本予算の担当は、豊橋市役所のシティプロモーション課であり、
「映像を活用したPR事業費」という予算の中に入っていました。

この「映像を活用したPR事業費」は、これまで主に下記の2つが行われていました。
  • 豊橋に関連するものを題材とした映像コンテンツの作成や支援
  • 首都圏や海外での豊橋に関する映像の上映
令和2年度で少なくとも5年目となる事業です。
予算関連資料にもゲームの大会への言及はなく、今年度も同様のものがされると認識していました。
まさか海外の課金スマホゲームのPRに400万円も使われるとは。



このゲーム大会が、どうして豊橋のプロモーションにつながるのか、市からは次のような認識をいただきました。
「第五人格」という世界で人気のゲーム大会を豊橋で開催することによる国内外向け発信や、ゲームのイメージにあった豊橋市公会堂というシティプロモーションのコンテンツのひとつを活用して、その公会堂の紹介だけでなく公会堂という場所やHPからも豊橋の魅力を発信できるように考えています。
開催地が豊橋市や公会堂であることが、豊橋市のプロモーションにつながる、ということですが、僕は懐疑的です。

百歩ゆずって、ゲーム内のキャラクターやアイテムなどに豊橋に関連するものが登場する、ということであれば、まだしもわからなくありません。

しかし、ゲームはそのまま、内容も豊橋に関係ない。
豊橋市民に対するこのゲームのPRにはなっても、どうしてこれが豊橋のPRになるのでしょう。



繰り返しになりますが、この予算に気づけなかったのは、市議として私の至らなさです。
しかし、このようなやり方で、説明なく、予算付けすることにも大いに疑問を感じます。

そして、ましてやコロナ禍、さまざまなイベントが中止となる中、
「共催」である豊橋市として、いまだこのイベントについては、実施予定ということです。

海外の課金スマホゲームのPR、豊橋のため市民のために、本当に必要でしょうか。

では。