豊橋市議の長坂です。
オンライン地方議員です。

※このブログは4月17日付ですが、実際の更新は日付が変わってからです。

さて、東愛知新聞さんのツイッターでいち早く知りました。
余談ですが、東愛知新聞さんアカウントは、地元情報がかなり早く、
いい意味で「らしくない」カジュアルさも感じられ、ツイッターされている方、おすすめです。


 
こちらが報道発表資料です。

動画は、国数英、
プリントは、国数理社英、4月20日以降に対応します。
(小学校は英語なし、数学⇒算数)
豊橋版「学習を支援する動画・学習プリント」の配信を開始します
令和2年4月17日(金) 

 小中学校の臨時休業の対応として、豊橋市内の教員が教科ごとに作成した、家庭学習に向けた「動画」や「学習プリント」の配信を開始します。

1 配信予定の教科
(1)「動画」
 小学校 : 国語・算数
 中学校 : 国語・数学・英語

(2)「学習プリント」
 小学校 : 国語・算数・理科・社会
 中学校 : 国語・数学・理科・社会・英語

 ※下線付きが、第1回目配信予定の教科
 動画 :国語(小学5年)、算数(小学1、4年)
    数学(中学1年)、英語(中学1年)
 学習プリント:国語(全学年・漢字)

2 配信時期
 4月20日(月)以降(第1回目の動画・学習プリントの配信)
 ※これ以降は、完成したものから順次配信していきます。

3 利用方法
  • 各小中学校を通じ、児童生徒及び保護者に連絡
  • 配付されるパスワードにより利用が可能

4 配信にあたって、豊橋市教育委員会からのメッセージ
 現在、学校は休校中ですが、豊橋の先生たちが作った動画や学習プリントが、豊橋の子どもたちの学習支援の一つとなり、子どもたちと学校の絆がより深まることを願っています。

5 取材については、個別にお問い合わせください。
200417_R020417_03

確認したこととして、
  • 動画は、独自サーバーを通じて配信(Youtube等ではない)
  • プリントはPDF形式。紙に印刷したものについても、必要に応じて学校で用意する。
  • 教科書の著作権等の関係もあり、見られるのは、児童生徒(及び保護者)。
  • オンライン「授業」ではなく、あくまで学習支援。
  • 動画やプリントの中身は、教員などが作成。
「授業」ではない、というのは学習指導要領を満たすカリキュラムの一環とはみなさない、という意味に思われます(長坂私見、現時点にて)。

わずか1ヶ月前には市議会で否定されたオンライン学習に向けて、大きく動き出したのは、驚嘆とともに感動すら、あります。
(このとき僕は、遠隔「授業」という言葉を使っていましたが)
臨時休校、児童生徒への「公教育の公平性」ため、豊橋市はオンライン授業を導入できるか。
http://nagasakanaoto.blog.jp/200411.html 
今回つくった動画やプリントは、繰り返し活用可能なストック(資産)となります。

これを機に「アフター・コロナ」の世界では、既に豊橋市が取り組んでいる「院内学級」向けのみならず、学校や教室になじみにくかったり、学習が遅れがちな児童生徒への活用にも繋がることを、とてもとても期待したいです。



また同日、豊橋市役所における「リモートワーク」についても、発表がありました。
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豊橋市の職員数は、3698名ですが(H31.4.1.現在)、
そのうちの約1200名が市民病院などに務める医療職です。

行政職や技能職は、2475名ですが、
ここには消防士や保育士、上下水道局や動植物公園の職員も含まれる(はずの)ため、
今回対象となる約900名は、豊橋市役所を職場とする職員の半数は上回るものと思われます。

(参考)
豊橋市|等級及び職制上の段階ごとの職員数の公表
 https://www.city.toyohashi.lg.jp/30357.htm
リクナビ https://job.rikunabi.com/2021/company/r510410040/?isc=r21rcnz01747

こちらについても、一時的なものに終わらず、今後の働き方改革に繋がることを祈ります。

では!