豊橋市議の長坂です。
市長会見もオンライン化が望まれます。
さて、3月の臨時休校(正確には臨時休業)により、小学1年生を除く、豊橋市の小中学生には、前学年分の未履修な学習内容があります。
豊橋市では1学期中に、その未履修内容を夏休みの終了時までに解消する予定でいました。
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先月3月18日の市議会(予算特別委員会)において、八町小学校の英語イマージョン教育に関連して、「公教育の公平性」への豊橋市の認識を聞いたところ、次のようなご答弁をいただいております。
(参考)文部科学省サイト
https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm
(PDF)https://www.mext.go.jp/content/20200219-mxt_jogai02-000003278_403.pdf
豊橋市でも新年度から進められる予定であり、先の質問の後、このGIGAスクール構想に関連して、昨今(3月18日時点)の臨時休校を踏まえた「遠隔授業」の必要性について聞いたところ、その答弁は残念なものでした。
しかし、この事態を受けて、今後4年(令和5年度まで)で整備予定であった「1人1台端末」について、文部科学省が、今年度(令和2年度)内の整備を目指す方針を表明しました。
(市立高校のICT機器の整備は、篤志の方のご寄附に実現しました。ありがとうございます。)
3月18日の予算委員会でのご答弁は、
「大勢の児童生徒を対象とした活用につきましては、現在は考えておりません」
であり、文部科学省もGIGAスクール構想の早期実現を示した今、前提も変わりました。
更に、豊橋市は今年度よりCDO(チーフ・デジタル・オフィサー、総務部長兼任)という新しい役職が創設され、市政のデジタル化の推進について、強い意志が示されたところです。私自身、陰に陽に、推進を応援しています。
愛知県の大村知事により「緊急事態宣言(愛知県独自)」が出され、更なる休校要請に対する豊橋市の対応はまだ示されておりません。
この休校対応に合わせてか、あるいは、補正予算かわかりませんが、「誰一人取り残すことのない」豊橋市の対応を期待します。
また、国においてもこの機会に、現在は認められていない(と思われる)小中学校教育の通信課程について規制緩和(?)を望むところです。
では!
市長会見もオンライン化が望まれます。
さて、3月の臨時休校(正確には臨時休業)により、小学1年生を除く、豊橋市の小中学生には、前学年分の未履修な学習内容があります。
豊橋市では1学期中に、その未履修内容を夏休みの終了時までに解消する予定でいました。
(3)学習指導に関することしかし、この発表の後、4月からの臨時休校も決まり、未履修の学習内容について解消できるどころか、より増えていく可能性が濃厚です。
●臨時休業期間中の未履修内容に関する次学年等への引継ぎと補充等
未履修の学習内容については、学校により異なるため、以下のような対策を講じる。●未履修の解消時期について
- 日課の見直しを行い、7時間目を設け補習にあてる。
- 家庭学習のプリント等を充実させ、補習にあてる。
- 1学期中に未履修問題が解決しない学校については、夏季休業中に補習を実施する。
2学期開始までに未履修問題については解消する。
(令和2年3月27日(金)13時現在 第6報)
https://www.city.toyohashi.lg.jp/41633.htm
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先月3月18日の市議会(予算特別委員会)において、八町小学校の英語イマージョン教育に関連して、「公教育の公平性」への豊橋市の認識を聞いたところ、次のようなご答弁をいただいております。
小中学校におきましては、検定教科書を活用して、全ての児童生徒が同じように、学習指導要領の内容を習得することが、公教育の公平性と捉えております。現在、文部科学省が「1人1台端末及び高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備」し、「多様な子供たちを誰一人取り残すことのない、公正に個別最適化された学びを全国の学校現場で持続的に実現」させる「GIGAスクール構想」を進めようとしています。
https://youtu.be/M5XGPGdtM30?t=5310
※リンク先のYoutubeはアーカイブ版の作成に併せて削除されます。
(参考)文部科学省サイト
https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm
(PDF)https://www.mext.go.jp/content/20200219-mxt_jogai02-000003278_403.pdf
豊橋市でも新年度から進められる予定であり、先の質問の後、このGIGAスクール構想に関連して、昨今(3月18日時点)の臨時休校を踏まえた「遠隔授業」の必要性について聞いたところ、その答弁は残念なものでした。
今回のような大勢の児童生徒を対象とした活用につきましては、現在は考えておりません。■
また今後の方向性や新年度の取り組みにつきましては、院内学級を中心とした活用を考えております。
https://youtu.be/M5XGPGdtM30?t=5430
※リンク先のYoutubeはアーカイブ版の作成に併せて削除されます。
※※中学3年生も未履修があるような、私の発言がありますが、これは私の事実誤認でした。市議会(予算特別委員会)にて発言の訂正済です。お詫び申し上げます。
しかし、この事態を受けて、今後4年(令和5年度まで)で整備予定であった「1人1台端末」について、文部科学省が、今年度(令和2年度)内の整備を目指す方針を表明しました。
萩生田文科相、緊急事態宣言踏まえ「GIGAスクール構想」積極推進を示唆|ICT教育ニュース先見ある自治体の中には、現在の状況を踏まえ、既にオンライン授業への着手を始めています。
https://ict-enews.net/2020/04/10mext-6/
(文部科学省PDF)
https://www.mext.go.jp/content/20200219-mxt_jogai02-000003278_403.pdf
<新型コロナ>武雄市、オンライン授業へ 北方中をモデル校に|佐賀新聞ニュースhttps://www.saga-s.co.jp/articles/-/510575私自身、平成29年に市立高校において、民間事業者のICTを活用した教育事業や通信制高校との連携などをお聞きしており、その際は、教育長より下記のような前向きな答弁をいただいております。
武雄市は2014年に全小学生、15年に全中学生にタブレット端末を貸与し、家庭で予習する反転授業などに活用してきた。
(市立高校のICT機器の整備は、篤志の方のご寄附に実現しました。ありがとうございます。)
今後もさらに魅力のある教育活動を展開する中で、充実した高校生活を送るための方策としまして、ICTの活用を初め、図書館など教育機関との連携、さらには、さまざまな学習コンテンツを提供できる民間教育事業者の連携など他の自治体の先進事例を含め、幅広く勉強してまいります。■
https://ssp.kaigiroku.net/tenant/toyohashi/
3月18日の予算委員会でのご答弁は、
「大勢の児童生徒を対象とした活用につきましては、現在は考えておりません」
であり、文部科学省もGIGAスクール構想の早期実現を示した今、前提も変わりました。
更に、豊橋市は今年度よりCDO(チーフ・デジタル・オフィサー、総務部長兼任)という新しい役職が創設され、市政のデジタル化の推進について、強い意志が示されたところです。私自身、陰に陽に、推進を応援しています。
愛知県の大村知事により「緊急事態宣言(愛知県独自)」が出され、更なる休校要請に対する豊橋市の対応はまだ示されておりません。
この休校対応に合わせてか、あるいは、補正予算かわかりませんが、「誰一人取り残すことのない」豊橋市の対応を期待します。
また、国においてもこの機会に、現在は認められていない(と思われる)小中学校教育の通信課程について規制緩和(?)を望むところです。
では!