豊橋市議の長坂です。
今年も選挙の年になるのでしょうか。

さて、11月が見込まれる豊橋市長選挙について、動きがありました。
本日(3/25)の中日新聞にて、
浅井氏 豊橋市長選出馬へ 11月任期満了 愛知県議、無所属で(社会面26面)
浅井さん名乗り 構図は 豊橋市長選 現職は態度示さず(東三河版12面)
という見出しの記事が出ました。



浅井由崇県議には昨年4月の県議選挙において、昨年、表現の不自由に関連して、全国的な知名度を上げられた大村・愛知県知事が何度も応援にかけつけられ、ポスターも含め、その距離の近さを非常に感じられました。
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(写真はともに、ご本人フェイスブックページより)

個人的には、県政(県知事)をチェックする仕事に就こうとする者が、知事から応援を受けて、ちゃんとチェックできるのか、気になるところです。
(逆に、議会の理解を得ないと政策を実現できない知事としては、候補者に「貸し」をつくるのは戦略としてあり得ます)



また国民民主党サイトに所属議員として掲載されながらも「無所属」として、立候補されていました。
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掲載は2018年12月に確認していましたが、現在、下記のそのURLでは見つからなくなっていました。
https://www.dpfp.or.jp/member/1653

確認したところ、県議選4期目当選後の少なくとも2019年7月までは掲載があったようです。
https://web.archive.org/web/20190722041348/https://www.dpfp.or.jp/member/1653

一方、同じ旧民主党系の愛知県の集まりである「新政あいち」や、労働組合「連合愛知」サイトには、まだ掲載があります。
https://www.shinseiaichi.com/members/list-prefectural/
https://www.rengo-aichi.or.jp/giin_kouho/giin_kouho_pref/entry-1164.html

国民民主党を離党されたのかどうかわかりませんが、「党を離れる」というのは、私たちの仕事や判断する有権者にとって、とても重要なことですので、まずその説明をしっかりお聞きしたいと存じます。



とは言え、豊橋市長選挙について、具体的な名前が出てくるのは、はじめて、おひとりめです。
県議会議員としての任期をまだ3年以上も残しながら、その重い決断には、畏敬の念を抱きます。

現職で現在3期目の豊橋市長 佐原光一氏は、12年前2008年の初出馬時に、
市長任期の3期12年を条例化(多選禁止条例の策定)
http://www.yamamotomasaki.com/archives/811
を掲げ、当時4期目を目指していた現職への多選批判で当選されたので、
当然に有言実行で、今期で引退をされるものと認識しています。



他方で、豊橋市議会・市政に関しては、同じ旧民主党系の「まちフォーラム」が、先日の豊橋市議会(予算委員会)にて、現職の佐原市長の施策(予算案)について、全案件に賛成の意を示したばかりです。

浅井県議が市長選に立候補となれば、県議選と同様に、旧民主党系は浅井さんを応援するのでは、と思われますので、市議会(本会議)の最終日3月27日までに、佐原市政に対する態度が変わるのかどうかも気になるところです。

また、浅井県議が所属されていた国民民主党、その地元国会議員の関健一郎氏は、選挙において、佐原市長の応援も受けており、その動向・判断もどうなるのか。



最後に私自身の態度については、他の候補者やこれから示されるであろう政策(いわゆる公約)を見ながら、焦らずじっくり判断して参ります。

今は、1年間で最もタフな、市議会3月定例会での職務をしっかり全うしていきます。

では!