豊橋市議の長坂です。
30年後なんて誰も予測できません。
さて、新アリーナに関してゼビオグループのクロススポーツマーケティング社(XSM社)との協議を、豊橋市が打ち切ることを昨日発表。
記者会見から、1日が経ちました。
市議を含め、報道機関以外は記者会見場に入ることができないため、記者会見でどのような言葉があったのかが、わかりませんでしたが、報道を通じて、概略がわかりました。
以下、報道や発表から記者会見での言葉等を抜粋します。
NHK
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他方、気になるのは、東愛知新聞掲載の佐原市長発言「Bリーグの大河チェアマンに経緯などを報告したい」です。
というのも、今年2019年3月の定例会で、
そもそもBリーグのライセンスは、フェニックスとBリーグとの間での話であり、豊橋市が直接的に関わるものではありません。あくまで5000席は豊橋市でなくフェニックスに課されているもので、この件について、フェニックス-豊橋市の間で、何らかの約束や義務があるわけでないことは、議会で確認されています。
いわば、豊橋市が自発的に、5000席対応を目指している状態です。
豊橋市がBリーグに対して5000席対応の責任はないにも関わらず、あくまで民-民の話に、どうして佐原市長が大河チェアマンに直接ご報告する必要があるのか。未来投資会議の1回以外の接触もあったような、距離の近さを感じざるを得ません。
東京のBリーグでなく、しっかりと豊橋市民の方を向いて、市長職を全うされてほしいものです。
では!
30年後なんて誰も予測できません。
さて、新アリーナに関してゼビオグループのクロススポーツマーケティング社(XSM社)との協議を、豊橋市が打ち切ることを昨日発表。
長坂なおと(市議 豊橋だいすき)@naotoyo84通常1日1000~2000アクセス程の拙ブログ、本日は2万に迫る勢いで、豊橋市内だけでなく、市外からも関心の高さを伺わせています。【ブログ更新】&vquot;交渉打ち切り。豊橋新アリーナ、ゼビオ提案は白紙に。&vquot;
2019/07/13 00:23:50
- 愛知豊橋市長坂なおと のblog https://t.co/M5NRHSAHu9 @augustoparty #三遠ネオフェニックス #豊橋 #新アリーナ
記者会見から、1日が経ちました。
市議を含め、報道機関以外は記者会見場に入ることができないため、記者会見でどのような言葉があったのかが、わかりませんでしたが、報道を通じて、概略がわかりました。
- 佐原市長から市民に対して「おわび」の言葉
- 新アリーナは引き続き整備する方針
- 今後の進め方などを、これから検討して今年2019年11月頃までに公表
- 豊橋公園としていた建設候補地の変更可能性に含み
- Bリーグの大河チェアマンと話したい意向
- フェニックスのホームタウンは引き続き豊橋市
- XSM社「言うことは何もない」
以下、報道や発表から記者会見での言葉等を抜粋します。
NHK
豊橋新アリーナ計画仕切り直しへ東日新聞
しかし、6月末になって、会社側が豊橋市に対し、プロバスケットボールチームの運営会社と今後30年間にわたる利用協定を結ぶべきだと主張し始めたということです。
これに対し、豊橋市は、前提条件が変わり、協議の継続は難しいとして、この会社との協議を打ち切ることを決め、新アリーナの計画は、仕切り直しを迫られることになりました。
佐原市長は「このような結果となり、おわびしたい。ことし11月ごろまでに整備のスケジュールなどの基本的な考えを示したい」と述べました。
- https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20190712/3000005639.html
「新アリーナ」業者と協議打ち切り中日新聞
整備計画見直し迫られる/目標の2021年9月完成は絶望的/今回の取り組みでは何も残せず
市によると、公共施設の整備で民間から提案を受け、整備・運営費も民間が負担する手法は全国的に例がなく、12日に記者会見した佐原光一市長は「ぜひ進めたいと考えたが、このような結果になり残念」と悔しさをにじませた。市民に対し「今回の取り組みでは何も残せず、おわびしたい」と陳謝した。
佐原市長は「どう準備しても21年9月にはできないと判断した」と述べる一方、あくまで新アリーナを整備する方針。新たな手法やスケジュールの検討を早急に進め、11月ごろまでに公表する考えを示した。建設地については「いろんな声を聞いてから判断する」(伊藤紀治文化・スポーツ部長)として、豊橋公園からの変更に含みを持たせた。
- https://www.tonichi.net/news/index.php?id=75777
豊橋市、提案企業との協定断念 新アリーナ建設・運営東愛知新聞
市によると、市は先月十二日、最終の基本協定案を社側に提示。社側は同月二十八日、基本協定の条件として、チームが新アリーナを三十年間使い続けることを、運営会社「フェニックス」(豊川市)と市の間で確約するよう求めた。
市は、フェニックスが条件を果たせない事態に陥った場合、市が利用料の肩代わりを迫られるリスクも考えたとみられる。
フェニックスは二〇二一年九月までに新アリーナを整備することを条件に「B1リーグ出場資格」を得ていたが、それまでの新設は困難になった。ただ、新アリーナの建設計画自体は継続し、PFI(民間資金活用による社会資本整備)など、異なる民間活用の道を探る。
佐原光一市長は十二日の会見で「関わっていただいた多くの関係者や市民の努力に報いられなかったことをおわびしたい」と話した。B1ライセンスについては「Bリーグとフェニックスを交え、話し合っていかなければ」と語った。
クロス社の担当者は、「市の判断で協議資格を失った以上、言うことは何もない」と話した。
- https://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20190713/CK2019071302000054.html
豊橋市とクロス社 詳細競技を打ち切り 新アリーナ 新たな整備計画は11月頃三遠ネオフェニックス公式
会見した佐原光一市長は「新アリーナの必要性には変わりはない」と述べ、新たな整備の手法や日程について検討、11月頃をめどに示す考えだ。(略)
佐原市長は「たくさんの人に応援や意見をいただいたが、結果を残せず、おわび申し上げる」と述べた。新アリーナの新たな整備の手法などについて、市側は豊橋公園を第一の建設候補地にしながら、さまざまな声を聞いて検討していくという。
計画では、2021年9月のオープンを目指していたが、困難となった。フェニックスは、秋から始まる2019-20年シーズンのB1ライセンスの交付をすでに受けているが、ホームアリーナの要件に関して今回の整備を踏まえており、佐原市長は「Bリーグの大河チェアマンに経緯などを報告したい」としている。
- 紙面より
7月12日豊橋市会見および各報道を受けて豊橋公園での建設について、再検討の余地を感じさせる発言があり、しっかりと「いろんな声を聞いて」いただきたいと存じます。
昨日の豊橋市からの発表にありますように今回の決定は、「協議対象者との協議が打ち切りになった」ということであり、アリーナ計画は白紙ではございません。
我々三遠ネオフェニックスは、Bリーグの開幕とともに豊橋市をホームタウンとさせていただいております。
今回の決定を受けまして、それが覆ることはございません。
我々は豊橋市をホームタウンとしており、その豊橋市がアリーナ計画を進めていただいている以上、我々としてはこれまで以上に豊橋市との連携を深めてまいる所存です。(略)
2020-21シーズン以降のライセンスに関する課題はございますが、会見で佐原市長より11月ごろまでには基本的な方針や考えを示すとの力強いお言葉をいただいておりますので、 豊橋市はもちろんのこと、Bリーグとも密にコミュニケーションをとり、課題解決に向けてクラブの理念の通り「全心全力」で取り組んでまいります
- https://www.neophoenix.jp/news/detail/id=15155
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他方、気になるのは、東愛知新聞掲載の佐原市長発言「Bリーグの大河チェアマンに経緯などを報告したい」です。
というのも、今年2019年3月の定例会で、
2015年秋以降の市長または副市長以下本市職員またはその命を受けた者と、「公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ」またはその準備組織の役職員との、接触の有無について、聞いたところ、次のような答弁をいただいています。
2015年秋以降については、経済産業省が行った、魅力あるスタジアム・アリーナを核としたまちづくりに関する計画策定等事業において、本市職員が計画策定のための会議に出席し、Bリーグ職員と同席しております。2017年3月の未来投資会議以外での佐原市長と大河チェアマンとの接触はないようなのですが、
また、市長が2017年3月に行われた未来投資会議にて、Bリーグの大河チェアマンと同席しております。そのほかには、三遠ネオフェニックスのB1ライセンス取得の際に、施設要件等について本市職員が直接Bリーグに問い合わせをしております。
そもそもBリーグのライセンスは、フェニックスとBリーグとの間での話であり、豊橋市が直接的に関わるものではありません。あくまで5000席は豊橋市でなくフェニックスに課されているもので、この件について、フェニックス-豊橋市の間で、何らかの約束や義務があるわけでないことは、議会で確認されています。
いわば、豊橋市が自発的に、5000席対応を目指している状態です。
豊橋市がBリーグに対して5000席対応の責任はないにも関わらず、あくまで民-民の話に、どうして佐原市長が大河チェアマンに直接ご報告する必要があるのか。未来投資会議の1回以外の接触もあったような、距離の近さを感じざるを得ません。
東京のBリーグでなく、しっかりと豊橋市民の方を向いて、市長職を全うされてほしいものです。
では!