豊橋市議の長坂です。
ビヨンドという歯ブラシがありましたよね。
さて、プロバスケットボールのBリーグが、クラブライセンス基準を大幅に引き上げることを発表しました。
https://www.bleague.jp/news_detail/id=63959
(Bリーグ発表資料、上から2つめに記載)
これまで、売上高は1億円以上、という基準がありましたが、
入場者数についての基準はなかった、と認識しています。
■
我らがフェニックスは、直近のデータだと、
のため、ギリギリB2ライセンスがクリア、という状態です。
(※以下、百万円以下四捨五入)
売上高(営業収入)について、
Bリーグ全体では、B1平均が8.1億円
現在、12億円をクリアしているのが、千葉・三河・大阪・栃木の4チームです。
12位北海道以下の7チームは、新基準の半分6億円にも達していません。
続いて、集客数です。
個人サイトからの引用で、1次情報でなくすみませんが、
新基準の4000名を超えるのは、千葉・栃木の2チームのみ。
売上高と入場者数の両方でクリアしているのは、千葉・栃木の2チームのみです。
■
また、現在は単年度の順位で入れ替わるB1⇔B2については、次のように解説されています。
日本プロ野球でも143試合、うちホームゲームは71~72試合です。
野球がこれだけたくさんの試合ができる理由の1つは、バスケやサッカーに比べて1試合あたりの運動量が少ない競技特性も上げられます。
唯一、運動量が多い投手(先発)にはローテーションがあり、週に1度ほどの出場となります。
「毎日のように」と、ある程度、比喩であることは想像できますが、それでもどういう意味で「毎日」と仰ったのか、首を傾げてしまいます。
■
また、「アリーナに投資をしないといけない。投資はしたが、1年で降格となると、投資の呼び込みはできないと判断した」
ということですが、むしろこの5000席という過剰なアリーナ基準が、各チームへの足かせになっているのではないかと存じます。
魅力的なアリーナをつくれば客は増える、というハコモノありきの発想は、この人口減少時代の未来を見据えても、いかがなのか。客が増えてからアリーナをつくる、でも全然遅くないし、経営的にはそちらがよっぽど健全です。
■
新基準は、2024年3月からということで、あと5年です。
それまでにフェニックスもホーム平均4000人を超えるような人気チームになってくれることを切に願ってやみません。
微力ながら、これからも応援を続けたいと思います。
では!
ビヨンドという歯ブラシがありましたよね。
さて、プロバスケットボールのBリーグが、クラブライセンス基準を大幅に引き上げることを発表しました。
クラブの成長を加速させるために、B1・B2クラブライセンス基準を大きく引き上げる必要があるとし、エクスパンションを実行するため、従来よりも厳しい新基準を設ける。その参入審査は2024年3月に実施することを発表した。
■基準となる売上高と入場者数
B1:売上高12億円、入場者数4,000人、アリーナハードソフト要件
B2:売上高4億円、入場者数2,400人
https://spaia.jp/column/basketball/bleague/8172?page=3
https://www.bleague.jp/news_detail/id=63959
(Bリーグ発表資料、上から2つめに記載)
これまで、売上高は1億円以上、という基準がありましたが、
入場者数についての基準はなかった、と認識しています。
■
我らがフェニックスは、直近のデータだと、
- 売上高(営業収入):6.5億円※(17-18シーズン)
- 入場者数(ホームゲーム平均):2417名(18-19シーズン)
のため、ギリギリB2ライセンスがクリア、という状態です。
(※以下、百万円以下四捨五入)
売上高(営業収入)について、
Bリーグ全体では、B1平均が8.1億円
- 千葉:14.3億円
- 三河:13.5億円
- 大阪:12.4億円
- 栃木:12.0億円
- A東京:11.6億円
- 川崎:11.2億円
- 琉球: 9.7億円
- SR渋谷:7.9億円
- 名古屋D:7.2億円
- 横浜: 7.1億円
- 三遠: 6.5億円
- 北海道:5.8億円
- 滋賀: 5.1億円
- 新潟: 5.1億円
- 京都: 4.8億円
- 富山: 4.3億円
- 島根: 4.1億円
- 西宮: 2.8億円
現在、12億円をクリアしているのが、千葉・三河・大阪・栃木の4チームです。
12位北海道以下の7チームは、新基準の半分6億円にも達していません。
続いて、集客数です。
1位 千葉 5204人
2位 栃木 4004人
----------------------------------
3位 川崎 3701人
4位 北海道 3637人
5位 琉球 3278人
6位 新潟 3266人
7位 秋田 3227人
8位 大阪 3150人
9位 富山 3121人
10位 横浜 3097人
----------------------------------
11位 A東京 2901人
12位 三河 2738人
13位 名古屋D 2710人
14位 渋谷 2507人
15位 三遠 2417人
16位 滋賀 2417人
17位 福岡 2138人
----------------------------------
18位 京都 1890人
- 引用元 https://wvouen.blog.so-net.ne.jp/2019-06-13
個人サイトからの引用で、1次情報でなくすみませんが、
新基準の4000名を超えるのは、千葉・栃木の2チームのみ。
売上高と入場者数の両方でクリアしているのは、千葉・栃木の2チームのみです。
■
また、現在は単年度の順位で入れ替わるB1⇔B2については、次のように解説されています。
B1とB2が固定されるわけではないが、単年での昇降格が無くなる。個人的に、最も意味がわからなかったのがこちらです。
ファンの中では昇降格の廃止と受け取る人もいたが、それは違う。チェアマンはこう説明する。
「昇降格を無くすとは全く言っていません。3年連続下から3つに入ったとか、2年連続最下位、ブービーでしたとか……。2場所連続負け越しで陥落する大関みたいな、緩やかな昇降格制度に変えていくイメージです」
- Bリーグの昇降格制度が一変? 大河チェアマンが打ち出す改革の狙い(大島和人) - Y!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/oshimakazuto/20190711-00133714/
特に、B1参入の条件として、“アリーナハードソフト要件が大事”と大河チェアマンは力説している。調べてみると超人気のNBAですら、レギュラーシーズンは10月~4月の半年間で82試合、うちホームゲームはその半分の41試合です。
「体育館が確保できないから、毎日のように試合ができない。いつでもリーグ戦ができるようなアリーナを確保することが必要。VIP向けやコンコースがあるなど“おもてなし”ができるのか。こういったアリーナに投資をしないといけない。投資はしたが、1年で降格となると、投資の呼び込みはできないと判断した」
(前出URL)https://spaia.jp/column/basketball/bleague/8172?page=3
日本プロ野球でも143試合、うちホームゲームは71~72試合です。
野球がこれだけたくさんの試合ができる理由の1つは、バスケやサッカーに比べて1試合あたりの運動量が少ない競技特性も上げられます。
唯一、運動量が多い投手(先発)にはローテーションがあり、週に1度ほどの出場となります。
「毎日のように」と、ある程度、比喩であることは想像できますが、それでもどういう意味で「毎日」と仰ったのか、首を傾げてしまいます。
■
また、「アリーナに投資をしないといけない。投資はしたが、1年で降格となると、投資の呼び込みはできないと判断した」
ということですが、むしろこの5000席という過剰なアリーナ基準が、各チームへの足かせになっているのではないかと存じます。
魅力的なアリーナをつくれば客は増える、というハコモノありきの発想は、この人口減少時代の未来を見据えても、いかがなのか。客が増えてからアリーナをつくる、でも全然遅くないし、経営的にはそちらがよっぽど健全です。
■
新基準は、2024年3月からということで、あと5年です。
それまでにフェニックスもホーム平均4000人を超えるような人気チームになってくれることを切に願ってやみません。
微力ながら、これからも応援を続けたいと思います。
では!