豊橋市議の長坂です。
小学校で一番ドキドキしたのが「野外活動」かもしれません。

さて、そんな豊橋っ子の「野外活動」でお馴染み「少年自然の家」と「野外教育センター」について、
民間活力導入ための「サウンディング型市場調査」を実施することになりました!
190627_R010627
高塚緑地エリアへの民間活力導入に向けて事業者の皆さまとの「対話」を実施します!
 豊橋市では、現在、高塚緑地内の野外教育施設(2施設)における民間活力導入に向けた検討を行っております。この度、事業実施に関心のある民間事業者等の皆様との対話を通し、高塚緑地エリアにおける、市場性や活用ノウハウ・アイデアを把握し、今後の検討に生かすためサウンディング型市場調査を実施します。

■対象施設
 少年自然の家(豊橋市伊古部町字下り25番地の41)
 野外教育センター(豊橋市伊古部町字枇杷ケ谷57番地の12)

■対話実施における基本的な考え方
  1. 市内小学生の宿泊体験学習活動を維持(200人程度の宿泊施設1か所を想定)
  2. 土砂災害特別警戒区域については、安全性を確保することを想定し、可能な限りコストを抑え、必要な機能を集約・確保する。
  3. 施設周辺の自然環境を活かした学習プログラムの実施や、周辺観光資源が活用できる機能を持たせる。
■対話内容
 少年自然の家及び野外教育センターの敷地の一体的活用アイデアまたはいずれか単独のアイデアを求めます。

 ア.実施事業(両施設またはいずれかの施設に関する提案)
 (①宿泊施設整備・運営の提案 又は ②新たな活用提案)

 イ.アの実施事業の方式
 (①事業主体 ②運営及び改修等の方式 ③事業期間 ④概算費用)

 ウ.アイデア実現の障壁となる事項、その解決にあたり行政に期待する支援や配慮
また「実施要領」より一部抜粋。
豊橋市では、三河湾国定公園内高塚緑地に野外教育施設を 2 施設設置し、市内小中学校の野外教育活動の中心施設として、また家族や若者が自然体験やレクリエーションを行う場として活用してきました。

建設から 45 年以上経過した両施設は、老朽化が進み今後多額の改修等費用の発生が見込まれること、また、児童・生徒数が今後も減少することが予想されることから、統廃合や移転を含めた施設の最適化や運営方法の検討を進めているところです

民間事業者との対話を通じ、今後の方針決定に向けて、野外教育活動に適した施設整備、高塚緑地エリアの活用や市場性の有無などについて、自由かつ実現可能なアイデアを得るため、幅広く意見、提案を求める市場調査を行います。

(1)日時・場所
令和元年7月 24 日(水)~8 月5日(月)(申込み受付後、個別に調整)
30 分~60 分を目安とし、参加者は 1 グループ 4 名までと考えております。

(2)対象者
調査に参加することができる事業者は、自らが主体的に事業を実施する意向のある民
間事業者(NPO 法人その他団体を含む)またはそのグループとします。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/40234.htm


サウンディング型市場調査」については、伊丹市のこちらの資料がわかりやすいです。

190627_soundingresarchgaiyou
http://www.city.itami.lg.jp/SOSIKI/ZAISEIKIBAN/KEIEI_KIKAKU/saundingresarchi/1481501572941.html

サウンディング調査については、過去にもブログで取り上げています。
古い公共施設を民間活用公募の無償譲渡で、存続&解体費節減は広がるか?
- 愛知豊橋市長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/180220.html
議会でも、動物園含む都市公園や河川敷などの公共空間の民間活用などを通じて、サウンディング調査について、取り上げていたので、今回の実施(たぶん豊橋初)について、嬉しく思います。

国土交通省も手引きを作成しているようでしたので、ご興味ある民間事業者の方は、ある意味で行政の「手のうち」を知るためのご参考になるかもしれません。
民間事業者と対話しながら地域づくりを進めよう!
~地方公共団体の担当者向けに、サウンディング調査の実施手引きを作成しました~
https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo21_hh_000082.html


「野外活動」は、多くの豊橋っこが「文集」用の作文で取り上げるほど、思い出の強い行事です。
ぜひ、素敵な施設・空間として残ってもらえればと思います。
では!