豊橋市議の長坂です。
初期のセーラームーン世代です。

さて、宇宙について考えたことありますか?

ぼくは小さいころ宇宙について考えたら、キリがなくて怖くなってしまった経験があります。
また、小さい頃に行ったプラネタリウムで「◯◯億年後に太陽が膨張して地球を焼き尽くす」みたいな話を聞いて、これもこわくなりました。

だから、宇宙について考えることは、昔から億劫というか少しこわがっていた節があります。
一方、比較的想像がしやすい、月・太陽・火星などの太陽系くらいの話であれば、結構好きです。



宇宙といえば、今も昔もワクワク感を覚えるのは「NASA」という響きです。

そのNASAと日本のJAXAが公開している宇宙データをつかって、アプリを開発するという世界的なイベントがあります。その名も「Space Apps Challenge(スペース・アップス・チャレンジ)」
Space Apps Challengeは、米国航空宇宙局(NASA)や、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが公開している宇宙・地球環境・衛星関連のデータを使ったアプリを開発するハッカソンイベントである。世界各国の複数の都市で同時に開催されている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Space_Apps_Challenge
これまでどんなアプリが提案されたかというと(以下、同サイトより)、
「LinkAStar」 - スマートフォンを夜空に向けて表示された星を選択することにより、星にチェックインできるアプリ。(2012年受賞作品 2位)
「ソーラーパネル、どこへ置く?」 - 12年間の衛星データから雲の位置を積算して、雲の影響が少ない場所を探し、ソーラーパネルをどこへ置けばいいかを考えるアプリ。(2013年受賞作品 2位)
「火星猫じゃらし」 - 遊びながら火星を学べる猫向けの知育玩具を作るプロジェクト。(2013年受賞作品 Samurai Fab ヨコハマものづくり工房賞)
「Star Music(星の音楽)」 - ディスプレイ上の星座にタッチすると音がする楽器アプリ。(2013年受賞作品 Yahoo!賞)
「Faamo」 - JAXA衛星データを用いた農地のクラスタリングを行うことで,ユーザがしていた産地の地質の似ている農地をマッピング。(2014年受賞作品 第3位)
などなど。いかにも「科学技術!」というものから、思わず(くすっ)としてしまうものまで様々。

そんな世界同時多発イベントが今週末に豊橋でも初開催ということで、ぼくもご案内をいただきました。
(ちょまどさま、ご来豊ありがとうございます)
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しかし、僕はあいにくの豊橋まつり。。。

というわけで、フライングで勝手に考えてみました。
(どんなデータがあるかもわからないので妄想含む)



まず、ぼくは最近ブラタモリにハマっています。
ブラタモリといえば、高低差です。
だから、高低差がわかる地形図データがほしい。

これを使って3つ。

ひとつめは、地図アプリ。
グーグルマップを使えば、ナビ機能で経路が出ることはみなさんご存じと思います。
現在は全て平面を走っているように表示されますが、高低差を表示してほしい。
そして、自転車や徒歩利用者のために「少し遠回りだけどアップダウンが少ない経路」などが選べたらいいな。

ふたつめは、ストリートビュー(グーグルアース)
現在は航空写真をベースとしているために、建物がある前提だけれども、この建物を全部なくして丸裸の地形がみたい。
これが見えるようになると、昔のまちづくり(城の位置や街道のルート)などが、どうしてそこに城ができた、道が通ったのかが、きっと想像がやすくなるはず。

みっつめは、水の流れの可視化。
詳細な地形(高低差)がわかれば、水の流れの再現も可能なはず(もちろん地下を流れるものもあるけれども)。
これがわかれば、ある程度、防災にも役立てられるのではないのかな?



というわけで、ちょっと豊橋まつりとは距離をおいてる実は多くのみなさま、
2日間、豊橋まつりを眼下に見ながら、宇宙について考えてみるのはいかがでしょう。

イベントの雰囲気はこちらがわかりやすいです。
NASA Space Apps Challenge東京 潜入レポート!|宇宙広報団体 - TELSTAR(テルスター)
http://spacemgz-telstar.com/article/event_report/a106
では!