豊橋市議の長坂です。
先行逃げ切り型でした(小中学校の長距離)
さて、昨年度に豊橋市が民間企業と協定を交わし、スタートした介護現場でのAI活用の実証実験、
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詳細な報告書は、豊橋市サイトにて公開されています。
しかし、報告会を聞き、まだまだ期待が先行していることを実感。
象徴的なのは、こちらのグラフです(概要版27ページ)。

これは実証実験に参加したケアマネージャーを対象としたアンケートです。
AI の提案する予後予測が、本人・家族への説明の際に役立つかどうかという質問に対して、
左の実施前では最頻値が上から3つめの「どちらかというと役立つ」で15名という期待感であったのに対し、
右の実施後では、最頻値がその1つ下の「あまり役立たなかった」14名に。
詳細な報告書を拝見すると、
「AI の予後予測と、対象者の今後の目標設定」
「AI による予後予測と、ケアマネジメント業務の支援」
「AI のケアプランと、本人・家族への説明」
でも、同様の傾向が見て取れました。
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また、興味深かった知見はこちらです(概要版26ページより)。
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昨年度の実証実験については、豊橋市予算からの持ち出しがありません。
そのため、今回の報告については少し引いた立場で見ていました。
しかし、今年度はこのCDI社への委託料などで約200万円の予算が組まれています。
そのため、報告会では今年度事業が200万円以上の成果をもたらすのか聞きました。
残念ながらCDI社から歯切れのよい回答はいただくことはできませんでした。
アウトプットの質は一定のままでも、作業時間が短縮されるだけでも、
その業務改善効果で見合う程度の成果は出てくるのではないかと思ったのですが・・
とは言え、引き続き期待をしているので、今はしっかりと成果を出していただくことを祈るばかりです。
では!
先行逃げ切り型でした(小中学校の長距離)
さて、昨年度に豊橋市が民間企業と協定を交わし、スタートした介護現場でのAI活用の実証実験、
介護現場にAI、豊橋市と協定 シーディーアイ:日本経済新聞その報告会が5月8日に市役所で行われました。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ10HOD_Q7A710C1TJ1000/
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詳細な報告書は、豊橋市サイトにて公開されています。
「AIによる自立支援型ケアマネジメントの実現を目指す実証研究」成果報告書の公表について|豊橋市この実証実験には、ぼくも大きく期待をしていました。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/34352.htm
しかし、報告会を聞き、まだまだ期待が先行していることを実感。
象徴的なのは、こちらのグラフです(概要版27ページ)。

これは実証実験に参加したケアマネージャーを対象としたアンケートです。
AI の提案する予後予測が、本人・家族への説明の際に役立つかどうかという質問に対して、
左の実施前では最頻値が上から3つめの「どちらかというと役立つ」で15名という期待感であったのに対し、
右の実施後では、最頻値がその1つ下の「あまり役立たなかった」14名に。
詳細な報告書を拝見すると、
「AI の予後予測と、対象者の今後の目標設定」
「AI による予後予測と、ケアマネジメント業務の支援」
「AI のケアプランと、本人・家族への説明」
でも、同様の傾向が見て取れました。
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また、興味深かった知見はこちらです(概要版26ページより)。
会話のきっかけになる、ということでしょうか。
- 利用者との合意形成、サービス担当者会議でコミュニケーションツールとして活用
- 利用者とその家族には、AI=最先端というイメージもある。このイメージを持っている人はAIを受け入れやすく、ケアマネジャーへの信頼度も上がる
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昨年度の実証実験については、豊橋市予算からの持ち出しがありません。
そのため、今回の報告については少し引いた立場で見ていました。
しかし、今年度はこのCDI社への委託料などで約200万円の予算が組まれています。
そのため、報告会では今年度事業が200万円以上の成果をもたらすのか聞きました。
残念ながらCDI社から歯切れのよい回答はいただくことはできませんでした。
アウトプットの質は一定のままでも、作業時間が短縮されるだけでも、
その業務改善効果で見合う程度の成果は出てくるのではないかと思ったのですが・・
とは言え、引き続き期待をしているので、今はしっかりと成果を出していただくことを祈るばかりです。
では!