豊橋市議の長坂です。
好きな四字熟語は、桜木花道です。

さて、「一喜一憂しない」と言うときほど、気にしているらしい内閣支持率。
それを測る世論調査を、各社が一斉に実施しています。

他方、豊橋くらいの自治体だと、
メディアが世論調査を実施することは(ほぼ)ありません。

なので、やってみました。



きっかけとなったのは、こちらの調査
再選挙の市川市長選、主要50歳以上の電話情勢調査がすごかった。 - 愛知豊橋・長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/171127.html
これまで過去2回、豊橋市に関する調査をしました。
これらはともにネット調査で、豊橋市(の制作物)が外からどう見えるか、というものでした。
ネット調査は便利である一方、調査対象が登録モニターに限られるため「数百人の豊橋市民」を対象に調査するのは、なかなか難しい。

しかし、この電話調査では可能ということで、今回は「最近話題のあの件を、市民はどう思っているの?」という視点から、調査しました。その結果をお知らせします。



調査は自動音声で3月18日(日)に行い、回答くださったのは532名です。
(別途、途中まで回答くださった方が42名)
1.性別について
(男性/女性/その他・どちらでもない)
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男女はほぼ半々です。

2.年代について
(80歳以上/70代/60代/50代/40代/30代/20代/18歳または19歳)
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固定電話が対象のため、市川市の調査と同様、過半数70代以上、8割以上が60代以上、9割以上が50代以上と、年齢が上の方々が多いです。

3.豊橋市長の支持/不支持について
(Qあなたは今の豊橋市長、佐原光一市長を支持しますか?支持しませんか?)
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「支持する」+「どちらかと言えば支持する」で、ほぼちょうどの過半数です。
もし2回めをすることがあれば、変化を見るのに今後これがひとつの基準になります。

4.喫煙について
(Qあなたは煙草や電子たばこを吸いますか?)
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「吸わない」が8割は、年齢を勘案すると全国的な調査に近しい結果です。

(参考)国民生活基礎調査|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/20-21kekka.html

5.飲食店などの「原則屋内禁煙」について
(Q豊橋市では、他人のたばこの煙を吸わされる受動喫煙から市民の健康を確保するため、飲食店などを含む公共的施設が「原則屋内禁煙」になる条例を検討しています。 この飲食店などの「原則屋内禁煙」について、賛成ですか?反対ですか?)
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「賛成」+「どちらかと言えば賛成」を合わせて、ほぼ3/4。
思っていたよりは、多い印象です。

6.新アリーナについて
(Q豊橋市では、プロバスケットボールチーム三遠ネオフェニックスのホームアリーナを前提に、豊橋公園に新しくアリーナをつくることを検討しています。 このアリーナの試算額は約80億円です。 このアリーナについて賛成ですか?反対ですか?)
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「反対」+「どちらかと言えば反対」で過半数に迫る数字。
「もしかしたら賛成側が多いかもしれない」とも思っていましたが、
反対と賛成とで、誤差範囲を十分に上回る程度には、差がありました。

7.ユニチカ跡地に関する住民訴訟の控訴判断について
(Q豊橋市長はユニチカ跡地に関する裁判で、63億円あまりをユニチカ株式会社に請求するよう命じる判決を受けました。 しかし、豊橋市長はこの裁判所の判決を認めず、高等裁判所に控訴しました。 この市長の判断について、賛成ですか?反対ですか?)
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「反対」+「どちらかと言えば反対」で、ほぼちょうど過半数。
「賛成」+「どちらかと言えば賛成」が1/4に迫るのは、少し意外な印象です。
また「どちらともいえない」が約1/4と、判断が悩ましい質問であったことも伺えます。



はじめての調査ですが、なかなか有意義な結果が見えたと感じます。
ぼくが今後の議員活動の糧とするのはもちろんのこと、
市政判断にも活かしていただければと存じます。

では!

(追記)
地元紙(東日新聞)に掲載いただきました。