豊橋市議の長坂です。
3月の働き方を市職員・議員ともに考えたいです。
さて、昨日のこのブログ、きっかけは三遠ネオフェニックスが、
来シーズンのB1ライセンス交付が「継続審議」となったことがきっかけでした。
とは言え、ネガティブな情報を積極的に出すのもためらわれ、
また昨年も一旦「継続審議」となったものの、後に交付された経緯もあり、
静観するつもりでいました。
しかし、ちょっと看過できない情報が出てきてしまいました。
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まず、改めて3月14日にBリーグからB1ライセンス交付の発表があり、
三遠ネオフェニックスは「継続審議」となりました。
その理由は3チームとも「アリーナ建設」に関すると報じられています。
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気になったのはここから、この記事に記載の情報です。
当時は、新アリーナの話を聞くことはなく、関係者の話ぶりからしても、既存の総合体育館を活用(大改修はありうる)という感じでした。
この年の12月の議会でも、総合体育館が前提である答弁がされています。
『アリーナを作る予定がある』とBリーグに宣言をしていたのならば、
話がだいぶ変わってきます。
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次に気になるのは、この箇所です。
昨年の話です。
首相官邸で開かれた未来投資会議にて、安倍首相の前で豊橋公園を
「※候補地の1つとして検討中。」とするプレゼンを行いました。
具体的な候補地(複数案でなく)が出てきたのは、これが初めてと認識しています。
この半年後、昨2017年9月の議会で、副市長が反省の弁を述べ、
市長が「夢を語った(お願いの場ではない)」とかなり苦しい答弁をすることになります。
そして最も気になるのがこちら。
文脈によってはチーム(三遠ネオフェニックス)が対外発表をしている、と読むこともできますが、いずれにしても議会答弁では、繰り返し「整備ありきではない」ことを確認しています。
そして更に気になるのが後者の「知っている限りにおいて公募に対して入札を予定しているところは複数確認できている」。
まず現在予定されている(延期になっている)公募については、「パートナー探し」ということで提案を募るだけで、これそのものにお金の支払いはないため「入札」という言葉が適切かどうかはわかりません。
その上で最も気になるのは「知っている限りにおいて(略)複数確認できている」の部分です。
チェアマンはどんな情報網をお持ちで、どうして知っているのでしょう。
少なくとも最近の議会では(まだ議事録が公開されてませんが)、
市役所からは、具体的にそういう「当て」はない旨の答弁がされています。
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市長や市役所からの議会での答弁は、誠実で、隠し事なく、
事実を言ってくれていると信じたいです。
しかし、こういう話が、他所から漏れ聞こえると、
疑心も生まれそうになる自分に嫌気が差します。
では!
3月の働き方を市職員・議員ともに考えたいです。
さて、昨日のこのブログ、きっかけは三遠ネオフェニックスが、
来シーズンのB1ライセンス交付が「継続審議」となったことがきっかけでした。
スポーツ庁さん、豊橋に新アリーナ「整備計画」はありません。 - 愛知豊橋・長坂なおと のblog「継続審議」発表 ⇒ 気になった方がいろいろ調べる ⇒ ぼくのブログ発見、と。
http://nagasakanaoto.blog.jp/180315.html
とは言え、ネガティブな情報を積極的に出すのもためらわれ、
また昨年も一旦「継続審議」となったものの、後に交付された経緯もあり、
静観するつもりでいました。
しかし、ちょっと看過できない情報が出てきてしまいました。
■
まず、改めて3月14日にBリーグからB1ライセンス交付の発表があり、
三遠ネオフェニックスは「継続審議」となりました。
現在のB1チームの中では、A東京・三遠・西宮の3チームが「継続審議」です。■継続審議A東京・三遠・西宮・青森・福島・山形・群馬・信州・FE名古屋・金沢・奈良・香川・愛媛・福岡・東京EX
その理由は3チームとも「アリーナ建設」に関すると報じられています。
第1回Bリーグのライセンス判定の結果も明らかとなり、現在B1に所属する18チームの中ではアルバルク東京、三遠ネオフェニックス、西宮ストークスは、アリーナ建設に関する進捗(しんちょく)状況を確認中のため、B1クラブライセンスの交付は4月の理事会の承認を得た後に先送りとなった。日が変わり、3月15日に三遠ネオフェニックス公式サイトでも次のような発表がありました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180314-00149834-nksports-spo
これに関しまして、三遠ネオフェニックスでは、新アリーナ建設に向けて現在の状況及び進捗、今後のスケジュールなどの確認を行っており、4月理事会での決議に向けて準備を進めております。ここまでの話は、豊橋市のこれまでの発表や議会でのやり取りから、ぼくも知る範囲のことです。
- 2018-19シーズン Bリーグクラブライセンス継続審議に関して
https://www.neophoenix.jp/news/41447.html
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気になったのはここから、この記事に記載の情報です。
B1ライセンス交付保留の背景にある 日本とBリーグのアリーナ事情(大島和人) - Y!ニュースまずこちら。
https://news.yahoo.co.jp/byline/oshimakazuto/20180315-00082754/
大河正明チェアマンはまず2015年夏に行った入会審査と1部、2部の割り振りについて「株主、首長の『アリーナを作る予定がある』という宣言で広く入会を認めた」と説明する。2015年夏、というと、豊橋市が三遠ネオフェニックス(当時は、浜松・東三河フェニックス)のホームアリーナを、現在の豊橋市総合体育館で受け入れるということが発表されたくらいの時期です。
当時は、新アリーナの話を聞くことはなく、関係者の話ぶりからしても、既存の総合体育館を活用(大改修はありうる)という感じでした。
この年の12月の議会でも、総合体育館が前提である答弁がされています。
総合体育館におきましては、Bリーグのホームアリーナにふさわしく、そして市民の利用環境の向上にもつながるような施設整備について、フェニックスを初めとし、競技団体の意見を伺う中で検討してまいりたいと考えております。なので、これより前の時点で本当に首長(豊橋市長)が、
http://www.kaigiroku.net/kensaku/|豊橋市議会 会議録
『アリーナを作る予定がある』とBリーグに宣言をしていたのならば、
話がだいぶ変わってきます。
■
次に気になるのは、この箇所です。
昨年の話です。
2017年春に17-18シーズンのライセンスが交付されたが、その時点では「昨年の判定時の基準は予定地と、線表(スケジュール)をもって、判定の基準のベースとした」という。まさにこのタイミングに合わせるかのうように、豊橋市長はこの年の3月24日に、
首相官邸で開かれた未来投資会議にて、安倍首相の前で豊橋公園を
「※候補地の1つとして検討中。」とするプレゼンを行いました。
具体的な候補地(複数案でなく)が出てきたのは、これが初めてと認識しています。
この官邸でのプレゼンについては、議会に対して事前に何の知らせもなく、
- 森友学園の裏で、安倍首相に豊橋市長が第2アリーナ要望 - 愛知豊橋・長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/170327.html
この半年後、昨2017年9月の議会で、副市長が反省の弁を述べ、
市長が「夢を語った(お願いの場ではない)」とかなり苦しい答弁をすることになります。
確かに報告をする、あるいはそういった未来都市会議に出るということに関して、やはり国の、安倍首相の前で報告をするということの重さについて、少し判断が甘かったのかなということは、今反省をしているところでございます。
http://www.kaigiroku.net/kensaku/|豊橋市議会 会議録
■強いて言うならば、私たちがこのスポーツ、Bリーグ、地元で今頑張っているBリーグも生かしながら、このまちをどうして元気にしていこうかという夢を語った、そんな場所であったかと思います。したがって、これによって私たちに予算がつく、何かの支援が回ってくるとかそういうものでは決してありませんので、そのあたりの御理解をいただけたらと思います。
http://www.kaigiroku.net/kensaku/|豊橋市議会 会議録
そして最も気になるのがこちら。
まず前者の「アリーナを用意するという対外発表がされている」について、少なくとも豊橋市はそんな発表をしていない、ということを改めてお伝えします。しかし4月4日の次回理事会で交付されることについて、大きな問題はなさそうだ。大河チェアマンはこう説明する。(略)「三遠は豊橋公園にB1として利用できるアリーナを用意するという対外発表がされている。2月末くらいに事業公募をする予定だったのが、ずれている。豊橋市の問題かもしれないけれど、そちらを確認している。知っている限りにおいて公募に対して入札を予定しているところは複数確認できている。大きな問題では無いと考えているけれど、市の動向が4月の発表まで見たい」
文脈によってはチーム(三遠ネオフェニックス)が対外発表をしている、と読むこともできますが、いずれにしても議会答弁では、繰り返し「整備ありきではない」ことを確認しています。
そして更に気になるのが後者の「知っている限りにおいて公募に対して入札を予定しているところは複数確認できている」。
まず現在予定されている(延期になっている)公募については、「パートナー探し」ということで提案を募るだけで、これそのものにお金の支払いはないため「入札」という言葉が適切かどうかはわかりません。
その上で最も気になるのは「知っている限りにおいて(略)複数確認できている」の部分です。
チェアマンはどんな情報網をお持ちで、どうして知っているのでしょう。
少なくとも最近の議会では(まだ議事録が公開されてませんが)、
市役所からは、具体的にそういう「当て」はない旨の答弁がされています。
■
市長や市役所からの議会での答弁は、誠実で、隠し事なく、
事実を言ってくれていると信じたいです。
しかし、こういう話が、他所から漏れ聞こえると、
疑心も生まれそうになる自分に嫌気が差します。
では!