豊橋市議の長坂です。
よく寝るのが好きです。

さて、日本海側を中心に大雪なようで、
そんなニュースから、もうセンター試験の時期だと気づきます。

センター試験を受けたのが、もう16年も前。
ほとんどこれまでの人生の中間、折り返し地点と思うと、
今は昔になりにけり。とか、口ずさんでしまいます。

ぼくも当時は一介の受験生であり、
このブログは、明日の受験生・これからの受験生に、
僕の経験から何か得るものがあったらいいな、
という、ただおっさんの昔語りですので、
お聞き苦しいところがあるかもしれませんが、
ご容赦いただければと思います。



センター試験を直前に控え、当時を思い出すに、
  • 前日はよく寝ること(ぼくの場合6時間以上)
  • 空腹にしないこと
  • 暖かい格好で行くこと
  • ギリギリまで粘ること
  • 当日に答え合わせをしないこと
などが思い起こされます。



前日はよく寝ること
人によって求める睡眠時間はちがうものだと、
この歳になるまで周りを見ながら痛感します。

ぼくは当時から「寝ないと頭が働かない」タイプだったので、
受験生のときも基本的には6時間寝られるように努めていました。

「6時間」という数字は人ぞれぞれですが、
前夜はただでさえ緊張して眠りに着くまでの時間がかかりそうなもの。
「寝不足」にならないように、人それぞれの十分な睡眠、
よく寝て、試験に臨むようにするのがよいかと。



空腹にしないこと
頭を働かせるには、基本的に糖分が必要ということ。
満腹になると眠くなってしまうので注意が必要ですが、
食欲がなくても、温かいココアやチョコレート、飴・氷砂糖など、
炭水化物や糖分を摂取するのがよいと思います。



暖かい格好で行くこと
ぼくもそれなりの歳になりわかったのですが、
身体が冷えていると、やる気(集中力)が上がりません。
ひとえに歳をとって、代謝が低下し、
自身の身体をあたためる能力が落ちているものと思われます。

当時のぼくはカイロを使うことに抵抗があったのですが、
それでもセンター試験のときは、使ったような気がします。

服装は、特に着心地が普段と同じがよいだろう、と、
制服(当時は学ラン)で行きました。
特に、暖かい格好をしていく人は、試験会場の暖房が強かったりで、
途中で熱くなることも考えられますから、そうなったときのため、
試験中でも脱ぎやすい前開きの上衣を重ねていくのがよいのかな、と思います。
喉も乾きがちなので、マスクもおすすめです。



ギリギリまで粘ること
夜はギリギリまで粘らず、一定区切りをつけて早く寝ましたが、
試験は開始直前まで参考書や、自家製のまとめノートやメモを見ていました。

特に暗記度合いの高い、理科や社会は、直前に見ていたことが
出ることがもしかしたらあるかもしれない、と。

ここまで来たら「試験は運」「運も実力のうち」ですが、
その運を引き寄せる「粘り」は、自分でなんとかできます。

もちろん試験中でも、時間が足りなかったり、わからない問題でも、
適当でもいいから空欄にするよりは、全問マークしておく。
早く終わっても、最後までマークミスをしてないかを含め、
見直しを続けました。

会場についたらまず時計の場所の確認もお忘れなく。



当日に答え合わせをしないこと
センター試験は2日間あります。

初日夜に、1日目の試験の答え合わせをしませんでした。
ひとつには時間がもったいない、
答え合わせをするよりも、2日目の勉強をした方がいいから。
もうひとつは、もし点数がわるかったら、
落ち込んで翌日に響いて、将棋倒しになるのがこわかったからです。

それでも、
「最後まで、BかCか悩みに悩んで、Bにした。
 これだけは確認しておかないと、集中できない」
という1,2問については、試験後すぐその場で確認していました。

ちなみに、高校で月曜の午前に答え合わせの時間が設けられていたので、
2日目の夜も答え合わせをせず、その夜だけは、
「勉強をしない」と決めて、のんびりした気がします。



最後に当時を考えながら、思い出された本を2冊ご紹介

ぼくの記憶にあるのはこの表紙ですが、
現行の改訂版はこちらの様子。
通っていた高校は当時、
「センター対策は2学期の期末テストが終わってからでよい
(それまでは2次試験対策)」

というやり方であったので、ぼくもそれを信じていました。
冬休みに「センター対策」の補講(ただひたすら問題解くのみ)があって、
特に現代文のできのわるさ・ぶれの大きさに愕然とした僕。

そんな折り、豊橋駅の精文館で参考書を探している中、
なんとなく「フィーリング」がよさそうだったのがこちら。

「このときの筆者の気持ちを~」
みたいなふわっとした設問に対して、選択肢の消去方法を含めて、
筋道立った理論的(理屈的)な選び方を示してくれて、
助かった記憶があります。


そして、もうひとつがこちら。

ぼくは初めて読んだ漫画が『まじかるタルるートくん』ということもあり、
漫画家の江川達也さんには、人並みならぬ親近感を抱いています。

その江川さんが、まさにぼくのセンター試験(前の冬休み)直前に、
出されたのが、この漫画『源氏物語』。
たぶん、たまたま書店の漫画新刊コーナーで見つけたのだと思いますが、
この漫画を読んで驚き、源氏物語を含む古文を読むのが、楽しくなりました。

18歳の僕でも購入できた漫画ですが、
親御様がご子息ご令嬢に奬めたり、買い渡したりする前には、
一度、ご自身で中身をご覧になることをお勧めいたします。



豊橋の受験生の健闘を願って。
180113s_omamori_goukaku
では!