豊橋市議の長坂です。
インスタが全然映えません。

さて、市議会議員は「特別職」と言われる公務員です。
他にも、市長などの首長や国会議員、選挙を経る人たちだけなく、
副市長教育長、東京都で話題となった特別秘書
そして消防団員なども、特別職の公務員となります。

特別公務員」という似た名前の職もありますが、
これは、裁判・検察・警察の職務を行う公務員で、
名前は似ていますが、別です。



そんな特別職に関して、豊橋市を含む多くの自治体で、
「特別職報酬等審議会」があります。
豊橋市特別職報酬等審議会は、豊橋市特別職報酬等審議会条例に基づき設置された諮問機関です。
審議会は、特別職(市長副市長議長副議長議員)の報酬等について審議し、市長に建議することができます。

 - 豊橋市特別職報酬等審議会/豊橋市 
http://www.city.toyohashi.lg.jp/6744.htm
上記サイトは27年度から情報が更新されていない様子ですが、
29年度の建議書が届きました。
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171227_02
171227_03
注目したのは、建議書本文の後半部分です。
選挙権年齢の引き下げに伴い、若年層に対して政治への関心を高め、積極的に議会に関わることを促す必要があると本審議会は考えているところである。議員の支援者への活動報告や、市長のスケジュール公表といった取り組みだけでなく、市民に広く特別職の活動を理解してもらう必要がある

SNSをはじめとした情報発信の多様化が進む中、特別職自身がこうしたツールも活用しながら、活動状況の「見える化」を積極的に進めることが期待される。そうすることが特別職の活動に対する市民の関心を高めることにもつながり、ひいてはその報酬等に対する理解が深まることになるのである。
ぼくが知る限り、豊橋市長が自身で発信しているSNSなどは現在ありません。

フェイスブックでは氏の「ファンサイト」なるページがありますが、
こちらの更新はほとんどが事務局によるものです。

月1回行われる定例の記者会見も、現在は非公開であり、
市長は議会で議員の質問に自ら答えることも稀なため、
私自身市長の「生の声」を聞くことは、なかなかありません。

そしてそれ以上に動きが見えないのが、同じ特別職である副市長です。

この3月まで、鹿児島県の長島町で副町長(全国最年少)をしていた、
井上さんは、任期中も自身のブログで積極的な情報発信を行い、
そのオフラインでの活動実績も含め、長島町の名を上げ、広く知らしめました。
長島町 - 井上貴至の「地域づくりは楽しい」
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/tag/長島町
この建議書を受け、市長・副市長らの対応、
自らの積極的な情報発信に期待したいところです。

では!