豊橋市議の長坂です。
無所属地方議員です。
いよいよ選挙期間が始まる公示日を迎えました。
友人のおときた都議がこんなブログを書いていました。
結果それはなく・・・・
というわけで、同じく無所属地方議員である僕は、
まずは地元愛知15区で立った3候補の出発式・出陣式を見学してきました。
- 根本 幸典 候補(自由民主党)@豊橋市西幸町字浜池87の事務所
- 関 健一郎 候補(希望の党)@豊橋駅ペデストリアンデッキ
- 野澤 康幸 候補(日本共産党)@豊橋市大橋通3-153の事務所前
■
各陣営合わせて、新聞・テレビ合わせて20人近い記者・カメラマンなど取材陣がいたと思います。
このブログでも最近度々書いていますが、4年前に亡くなった友人の佐戸未和記者が、
過労死であったことを、最近勤務先のNHKは公表しました。
ぼくは過労死であったことも、この公表で初めて知ったのですが、
驚いたのは、その取材状況です。
もちろん国政である参院選も。
しかし、このニュースを見るまで、みわっち(佐戸記者)の死と選挙とは、
僕の頭の一切つながっていなかったし、この記事を読んでも、
そんな直後のできごとだった記憶が曖昧です。
■
彼女以外に、記者の友人が何人もいますが、国政選挙となると、
文字通り「総出」の取材体制となるようです。
それだけではありません。
奥さんが記者(NHKではない)という友人がいるのですが、
その友人も選挙が近づいて、育児についても家庭内で
「選挙体制」が取られているとSNSに書いていました。
■
選挙の裏では、調査を掛けての票読み・情勢判断もされています。
「当確」を出す出さないに、首がかかっているという噂も聞きます。
決して選挙報道を軽んじるつもりはありません。
しかし、調査もない、地上波の選挙特番もない地方議員選挙と比較すると、
蓋を開けたらそこで結果はわかるのだから、
そこにそこまでの心血を注ぐ、文字とおり命を懸ける、削る必要は本当にあるのか。
そういうことを一度立ち止まって、考えてみていただきたい。
■
選挙取材が原因で、若くして命を落とした記者が実際にいます。
そしてそのひとりの友人としてのエゴなのかもしれませんが、
二度と彼女のような記者を出してほしくないし、
こうなった以上、このように公表された以上、
彼女の死が少しでも意義あるものになるためにも、
今一度、取材体制≒記者の勤務環境について、
すべての報道機関が見直してもらいたい。
■
NHKが選挙直前のこのタイミングで公表をしたのは、
きっとそのため、まずはNHKから選挙取材体制を見直すためだと、
ぼくは思っています。
まちがっても選挙報道で、この公表が雲散霧消にならないよう、
しっかりと警鐘を鳴らし続けていただきたいものです。
では。
(追記)
無所属地方議員です。
いよいよ選挙期間が始まる公示日を迎えました。
友人のおときた都議がこんなブログを書いていました。
おときた駿(東京都議会議員 /北区選出)@otokitaこちらは「もしおときたが立候補したら・・」と構えていたのですが、ブログ更新:無所属地方議員として、総選挙にどう向き合うか?今回は「人で選ぶ選挙」 https://t.co/4mgnMTzzMt
2017/10/09 12:21:34
テレビや新聞は公示日以降に規制がかかりますが、ネット発信は自由ですからね。ネットメディアでご協力できることがあれば、お気軽にお声がけくださいませ。
結果それはなく・・・・
というわけで、同じく無所属地方議員である僕は、
まずは地元愛知15区で立った3候補の出発式・出陣式を見学してきました。
- 根本 幸典 候補(自由民主党)@豊橋市西幸町字浜池87の事務所
- 関 健一郎 候補(希望の党)@豊橋駅ペデストリアンデッキ
- 野澤 康幸 候補(日本共産党)@豊橋市大橋通3-153の事務所前
■
各陣営合わせて、新聞・テレビ合わせて20人近い記者・カメラマンなど取材陣がいたと思います。
このブログでも最近度々書いていますが、4年前に亡くなった友人の佐戸未和記者が、
過労死であったことを、最近勤務先のNHKは公表しました。
ぼくは過労死であったことも、この公表で初めて知ったのですが、
驚いたのは、その取材状況です。
佐戸さんは17年4月に入局。22年から首都圏放送センターに所属していた。死亡当時は東京都庁を担当しており、25年6月の都議選や同7月の参院選を取材。参院選の投開票があった3日後の24日に死亡した。25年6月の都議選は、おときたが初挑戦した選挙であり、人並み以上に注目していました。オトナ音@愛知豊橋@otonaotoNHKの31歳の女性記者、過労死で労災認定 死亡前の1カ月間の時間外労働時間は約159時間 https://t.co/57Q3GlI9sU @Sankei_news
2017/10/04 21:34:35
&vquot;佐戸さんは東京都庁を担当しており、亡くなる直前まで、都議会議員選挙や参議院選挙を担当していた&vquot;
そうなんだ。。
もちろん国政である参院選も。
しかし、このニュースを見るまで、みわっち(佐戸記者)の死と選挙とは、
僕の頭の一切つながっていなかったし、この記事を読んでも、
そんな直後のできごとだった記憶が曖昧です。
■
彼女以外に、記者の友人が何人もいますが、国政選挙となると、
文字通り「総出」の取材体制となるようです。
それだけではありません。
奥さんが記者(NHKではない)という友人がいるのですが、
その友人も選挙が近づいて、育児についても家庭内で
「選挙体制」が取られているとSNSに書いていました。
■
選挙の裏では、調査を掛けての票読み・情勢判断もされています。
「当確」を出す出さないに、首がかかっているという噂も聞きます。
決して選挙報道を軽んじるつもりはありません。
しかし、調査もない、地上波の選挙特番もない地方議員選挙と比較すると、
蓋を開けたらそこで結果はわかるのだから、
そこにそこまでの心血を注ぐ、文字とおり命を懸ける、削る必要は本当にあるのか。
そういうことを一度立ち止まって、考えてみていただきたい。
■
選挙取材が原因で、若くして命を落とした記者が実際にいます。
そしてそのひとりの友人としてのエゴなのかもしれませんが、
二度と彼女のような記者を出してほしくないし、
こうなった以上、このように公表された以上、
彼女の死が少しでも意義あるものになるためにも、
今一度、取材体制≒記者の勤務環境について、
すべての報道機関が見直してもらいたい。
■
NHKが選挙直前のこのタイミングで公表をしたのは、
きっとそのため、まずはNHKから選挙取材体制を見直すためだと、
ぼくは思っています。
まちがっても選挙報道で、この公表が雲散霧消にならないよう、
しっかりと警鐘を鳴らし続けていただきたいものです。
では。
(追記)
オトナ音@愛知豊橋@otonaoto【ブログ更新】&vquot;過労死のNHK佐戸未和記者と過ごした放送サークル「BSアカデミア」とその後&vquot;
2017/10/17 12:07:29
- 愛知豊橋・長坂なおと のblog
https://t.co/MmVzWkO29d @8bitNews_PR
@8bit_HORIJUN
オトナ音@愛知豊橋@otonaoto【ブログ更新】&vquot;友人たちより「NHK佐戸未和記者の過労死報道を受けて」&vquot;
2017/10/28 03:18:06
- 愛知豊橋・長坂なおと のblog
https://t.co/VCvWh30LQ7 #NHK #karoshi #過労死 #佐戸未和