豊橋市議の長坂です。
第一言語は日本語です。

さて、市議会(9月定例会)での一般質問が終わりました。
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今回は過去最多、9項目の質問をしました。

予定では、最後9番目の項目は2回めの質問をするつもりだったのですが、
だいぶ余裕を持って(堂々とゆっくり)話すことに挑戦していたら、
最後に時間が足らなくなってしまったのが、今回の反省点です。



さて、それぞれの質問に対する、市の姿勢・回答をダイジェストでお伝えします。
1.指定ごみ袋制度に関する市民の「誤解」について
(1)「指定ごみ袋の売上が市の歳入につながっている」等の「誤解」に対する認識について
(2)制度の見直しも含めた「誤解」を解消するための今後の対応について
⇒「誤解」については、認識している。しかし、指定ごみ袋制度は継続する。
 今後も「市民からの多様なご意見には、一人ひとり丁寧に耳を傾けてまいりたい」

一方、プラマークごみの回収日については、昨日(9月5日)の深山議員の質問に答え、
来年度に向け、プラマークごみとペットボトルの収集日を増やしていくことで、市民の声に答えたいと考えているが、増やすことで他のごみの収集回数が減ることへの影響や収集体制、収集車両の問題など総合的に検討しながら慎重に対応したい(9月6日東愛知新聞)
と前向きな対応を示唆しています。


2.家事代行サービス等シェアリングエコノミーサービスの普及について
(1)女性の活躍推進のための活用について
(2)外国人の就労支援について
(3)高齢者等の助け合い活動、まちの支え合いづくりについて
⇒とても前向き。国や県の動向を注視しながら、現在、愛知県で実施している実証実験や特区申請への状況も踏まえて、対応。


3.二川宿景観形成地区における旧街道の景観と歩行環境の整備について
(1)これまで経緯と課題について
(2)今後の取り組みについて
⇒前向き。過去(平成19~20年頃)には、無電柱化や交通対策について、残念ながら地域の全体の合意形成に至らなかったこともあった。しかし現在は、地域の方々から旧街道の安全性の向上や無電柱化の声も高まりつつあり、豊橋市としても、安全で快適な歩行環境の確保の必要性を認識。今後も継続して地域住民のまとまりや意識の醸成に努めたい。


4.子どもの貧困対策について
(1)「教育扶助」「就学援助」「児童扶養手当」の受給状況について
(2)「教育扶助」「就学援助」「児童扶養手当」受給世帯における経済状況の逆転に対する認識と、その対応について
⇒前向き。基準の境界付近では、経済状況の逆転現象が生じることもあると認識。今後の施策立案では、家庭の収入による基準だけでなく、子どもや家庭の状況の視点からの考慮も必要。


5.豊橋市立豊橋高等学校の「魅力化」について
(1)外部の教育機関・教育事業者との連携について
(2)企業等との連携について
⇒とても前向き。ICTの活用を始め、様々な学習コンテンツを提供できる民間事業者との連携など、他自治体の先進事例を含め、幅広く勉強していく。


6.奨学金制度について
(1)若者を呼び込む「給付型奨学金」から「奨学金返還支援」に至る経緯について
(2)現在の検討状況について
⇒市内企業への就業との関係が深いため、(教育委員会でなく)市長部局の産業部を中心に検討。
卒業後に採用した企業とともに奨学金の返還を支援する形の方が、より市内企業の協力が得やすく、多くの若者を支援できると考えている。


7.平成28年11月18日東愛知新聞における市長の「新たなアイデア」について
(1)「東京で頑張っている中央官庁や企業で活躍している出身者を調査し、生かしていきたい」旨の「新たなアイデア」の現状と今後について
(2)シティプロモーション以外でも生かしていくことについて
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⇒進捗中。中央官庁の人だけでなく、民間の方にも専門的な見地からの助言をいただけることは多分にある。今後は、例えば、地方創生など豊橋市が取り組んでいる重点施策において、東三河応援倶楽部の会員に、アイデアの提供を呼びかけたり、専門的な案件では、個別に相談を持ちかけるなど努める。

※東三河応援倶楽部
http://www.city.toyohashi.lg.jp/8328.htm


8.記者会見の公開について
(1)傍聴について
(2)中継について
(3)文字起こしについて
⇒前向き。傍聴・中継については、市政記者会とともに考える。 文字起こしについては、現在の要約から、それ以上のものに努める。


9.介護・医療データの活用について
(1)株式会社シーディーアイとの連携・データ提供の経緯について
(2)他の第三者との連携・データ提供について
(3)オープンデータ化について
⇒前向き。今後も同様の協力依頼があれば、公益性の観点や、個人情報保護に関する審議会での協議を経て対応。オープンデータ化については、法律の面からかなりハードルが高いが、国が進める「保険医療データプラットフォーム」や「次世代医療基盤法」の動きなどを注視し、対応。



以上です!

余談ですが、終了直後に市長から呼び止められ、
ある質問のある言葉にご立腹の様子で、
「日本語を勉強しろ」
と、議場で言われました。

残念です。

では!