豊橋市議の長坂です。
スプリングにボーンしました。

さて、本日(7月20日)発売の週刊文春(2017年7月27日号)にて、
豊橋のある有名企業に関する記事が掲載されていることがわかりました。
〈ルポ〉生き残る「地方豪族企業」 ダサい、効率無視、従業員重視…(大宮冬洋×北尾トロ)

「人口減の日本にいても未来はない」「成長か、死か」と“意識の高い”経営者は叫ぶ。だが、本当にこうしたグローバル企業が人々を幸せにするのだろうか。地方に移住したライターたちが地元に根を張る「豪族企業」を訪ねると、そこには驚きの経営哲学があった。

(追記・ウェブ記事出ました)
http://bunshun.jp/articles/-/3867
記事の冒頭部を引用します。
 妻の職場と実家が愛知県にある。僕は次男で自由業でバツイチ。5年前に再婚したとき、東京に住み続ける選択肢はなかった。

 愛知と言っても名古屋ではない。僕が住んでいるのは豊橋を中心とする東三河にある蒲郡市。駅前の商店街が衰退した地方都市で、夜は真っ暗になる。

 住み始めて半年間ほどは閉塞感が募った。用事を作ってはにぎやかな東京に「帰る」ことが嬉しかった。

 ある日、妻の両親からサンヨネ蒲郡店を教えてもらった。自宅から徒歩15分ほどの食品スーパーだ。

 看板には、三人家族が食卓を囲む影絵の上に「おいしさ100%」と書かれてある。オシャレさはない。

 ただし、肝心の商品には圧倒された。特に海産物がすごい。鰹節だけで何十種類もあり、多用な魚の鮮度は抜群。そして安い。

 店内が混雑していても客の表情は穏やかで、のんびりと買い物を楽しんでいる。大手スーパーにありがちな殺伐とした様子とは正反対の光景がそこにあった。

 僕は新卒でユニクロに入り、1年間だけ社員をしていた(略)対照的にダサ可愛くて、あったかいサンヨネ。僕はすっかりファンになり、蒲郡に遊びに来た友人を案内するようになった。

 僕にとってサンヨネは単なるスーパーではない。誇らしい観光名所なのだ
ご覧の通り、サンヨネ愛に溢れる記事です。
この後、豊橋の魚町発祥・サンヨネ社長へのインタビューに続きます。



著者の大宮冬洋さんは、埼玉生まれの東京育ち。
縁あって、今は蒲郡にお住いです。

大宮さんの「サンヨネ愛」は凄まじく、
過去には「サンヨネ勝手に宣伝局」と名乗った動画配信をし、
ゆるく定期開催されている「スナック大宮」では、
大宮さんが厳選した「サンヨネ」のおつまみが出てきます。
http://omiyatoyo.com/archives/1432

また「蒲郡偏愛地図」なるものも作成・配付しています。
もう第3号です。
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4年前に思いつき、3年前からは地元・蒲郡の友だちを巻き込んで制作・発行している「蒲郡駅前偏愛地図」。昨日、第3号ができました。裏面の「駅から徒歩20分圏内! 蒲郡駅前おたのしみマップvol.4」以外のコンテンツは以下の通り。
  • 食品スーパー「サンヨネ」近藤さんからつながる友だちの輪 3人目
  • 人生のど真ん中を歩け! 艶歌の花道 三本目
  • リレーエッセイ 喫茶スロースが好きだから 三杯目
  • 広中博士の「がまごおり駅前桃色ヒストリー」第二回
http://omiyatoyo.com/archives/1216
そして、ヤフーニュースでこんな記事まで。
「地方創生」への違和感。自宅から徒歩30分圏内こそ「わが町」だ、と頭ではなく体で感じる(大宮冬洋) - Y!ニュース
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「名古屋から来たんだね」と言わないで。愛知=名古屋ではありません

「地方創生」という言葉を耳にするようになって久しいが、実際に地方に住む者にとってはいまいちピンと来ない。県や市の単位で何かイベントがあったりしても他人事にしか思えない。行政区分は、生活する人の実感とはあまり関わりがないからだ。

筆者は愛知県東三河地方の蒲郡(がまごおり)市にある蒲郡駅近くの賃貸マンションに住んでいる。仕事で他県に行った際に住所を口にすると、3人に2人ぐらいの割合で「ああ、名古屋から来たんですね」と返される。名古屋と蒲郡。確かに同じ県だけれど、一体感はほとんどない。大げさに言えば、オーストラリアとニュージーランドぐらい違うのだ。オセアニアという大まかな括りで一緒にするのは無理があるだろう。

では、蒲郡市が「わが町」なのか。それもちょっと違和感がある。
https://news.yahoo.co.jp/byline/toyoomiya/20170331-00069368/


東洋経済オンラインで「今週の愛知県人」という特集を持っていたこともあり、
そのときも、サンヨネや竹島水族館を始め、キラリと光る地元の方々を
取材し、取り上げてくださっていました。
東京は1週間が限度。愛知で平和ボケしてます 出稼ぎ美容師、オーストラリア→東京→豊橋へ
http://toyokeizai.net/articles/-/12392

東京には勝てない。だから「らしさ」を尖らせる スナックみたいなギター教室って?
http://toyokeizai.net/articles/-/12835

「レイバン」から農家。地方で家業を継ぐ難しさ 武将の末裔が育てる「菊」
http://toyokeizai.net/articles/-/13171

しょぼい水族館が流行る“当たり前の”理由 イケメン飼育員が語る水族館の心得
http://toyokeizai.net/articles/-/14418

「ええじゃないか」再来?ダンスで豊橋を元気に! 豊橋とベリーダンスは相性がいい??
http://toyokeizai.net/articles/-/15330

奇跡のスーパー「サンヨネ」を知っていますか? 魚離れを逆手にとる!鮮魚部の挑戦
http://toyokeizai.net/articles/-/22519
現在は、こんな記事も書いたり、連載されています。
●寄稿:「ワーママたちの本音」(週刊東洋経済7月10日号)

●連載「晩婚さん、いらっしゃい!」(東洋経済オンライン)

●連載「ニッポン独身くん図鑑」(楽天オーネット)

●連載「ポスト中年の主張」(ヤフーニュース)


実は、今回の週刊文春記事も大宮さんに教えてもらって知りました。
と言っても、個別に教えてもらったわけでなく、登録している大宮さんのメルマガにて。
冬洋漬(とうようづけ)~ライター大宮冬洋のコクのあるメイルマガジン~
フリーライターである僕を1つの個人商店(町の定食屋をイメージしてください)だとするならば、このホームページはあくまで店先です。肝心の料理や内装などはメールマガジンが担当します。

具体的には、人間関係や稼ぎ方暮らし方に関するコラム、最近の仕事(ネット記事など)の報告とこぼれ話、スナック大宮の告知、などを月2本ぐらいのペースでお届けします。無料です。よかったらお気軽にご登録ください(登録解除も簡単です)。
http://omiyatoyo.com/mail_magazine
先ほどの「スナック大宮」の案内も、このメルマガでされていますので、
大宮さんに興味ある方(特に蒲郡の方)登録オススメいたします。



ところで、ふりだしに戻って、文春記事。
大宮さんはこの特集での「地方豪族企業」を次のように定義されています。
  • 東京進出などはせず、地域密着型である
  • 5店舗以上を展開し、点ではなく面で商売している
  • 30年以上の歴史があり、世代を超えて愛されている
他にどこがあるかな・・・

では!
週刊文春 7月27日号[雑誌]
司馬遼太郎
文藝春秋
2017-07-20