豊橋市議の長坂です。
都民ではありません。

※追記:
このブログは長坂個人の意思に基いて書かれています。


昨夜は友人の都議・おときた駿と、共に選挙を支えた仲間たちと
東京都議会選挙の開票を、いっしょに見守りました。
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みんなで会場設営して、
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投票終了時間の20時を待ち・・・

当選!
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20時になってすぐに当確(当選確実)出ました。
功労的にバンザイ三唱の音頭取りをさせていただきました。
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中継インタビューに答えています。
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記念撮影(しらじらしいそれっぽい写真)
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フルコミットの雑務裏方担当「都民外」チームで。

振り返ってみれば大勝利で、56,376票という前回4年前の
4倍以上の得票をおときた駿にいただきました。

今回の都議選全体でも、2番めの得票数、
おそらく北区史上では最大ではないでしょうか。

実は、この得票数が重要なのです。



さて、選挙期間中によく聞かれた声のひとつが、

「都民ファーストは、小池都知事のイエスマンになるんじゃないか」

ということです。

おときた以外の候補を、ほとんど知らないため、
「都民ファースト」全体としてどうなるかわかりません。

しかし、おときたについては、
選挙期間中、毎朝5時にいっしょに駅に行き朝活をしたり、
それ以外でも車でいっしょになることが何度もありましたが、

しっかりと地方議員としての二元代表制の役割を担い、
小池都知事をトップとする東京都政を
これからも適切にチェックしていく気が満々と感じられました。

場合によっては、昨年に舛添都知事(当時)を、
議会では舌鋒鋭く、ブログでは積極的に情報公開・発信して、
追いつめたように、小池都知事にも迫っていくことでしょう。

今までは、弱小少数会派でしたが、これからは都議会第一党、
最大会派の要職になるでしょうから、その言葉の重み、
力強さも段違いに変わってきます。



選挙中、おときたの売りのひとつは、
「組織がないから、しがらみもない」
ということでした。

更に今回、小池都知事が応援に来なかったにも関わらず、
これだけの得票で当選したということは大きく、そして重い。

「小池旋風」の風で短い短い活動期間で当選した新人候補らとは大きく異なり、
選挙で小池都知事への貸しも小さいため、都知事へのしがらみもそれ相応です。
つまりは「忖度」なく、自由度高く動けるということです。



ところで、投開票日の翌日早々、
小池さんが「都民ファーストの会」代表を辞任するということです。
しかし、それ以上のポイントは後任者です。
東京都の小池百合子知事は都議選の投開票から一夜明けた3日、「二元代表制への懸念があることを想定し、知事に専念する」と述べ、同日付で自身が率いる地域政党「都民ファーストの会」代表を退くことを明らかにした。知事特別秘書の野田数幹事長が後任の代表に就任する
http://www.sankei.com/politics/news/170703/plt1707030060-n1.html
今は知事特別秘書(公務員)をされていますが、このままでは小池さんのおっしゃる、
「二元代表制への懸念」は払拭できないので、いずれ特別秘書はやめられるのでしょう。

野田さんというのは、小池さんの重臣のようです。
しかし選挙を経てない人が、党代表として議員ををまとめるというのは、
あまり聞いたことがありません。
落選中であったときの千代田区のドンくらいしか思いつきません。

当然に到底まとまらないことだと思いますので、
きっと党の役員人事が決まるまでの暫定的措置なのでしょう。

そうでなければ、おときた駿 vs (小池都知事)野田代表
もありえるでしょう。



現在、おときたは「都民ファーストの会」の東京都議団の幹事長ですが、
おときた駿 vs 小池都知事、見どころ第一弾は、
おときたがどういう役職に着くかでしょう。

通常、議長は第一党となった「都民ファーストの会」から出すべきですが、
新人はもちろんのこと、選挙直前に都民ファーストに乗っかってきた人や、
まさか議長が公明党からとなったら、それはそれでしこりが残ることです。

とは言え、2期目が議長というのもピンと来ない話ですので、
どうなることやら・・・

では!