議会があったとは言え、9月はブログさぼり過ぎました。
徐々に 復帰していきます。

さて、小池新都知事になって初の東京都議会がスタートしました。

先日、都議会議員の友人・おときた駿が、『橋下×羽鳥の番組』 に出演というので、3回目の出演くらいで、ようやくはじめて見ました。 テーマは豊洲と都議会。

「ワンチャンあるで、これ」

僕は豊橋を離れたくないので、絶対立候補しませんが、来年6月にある次の都議会議員選は激アツです。
こんなチャンスは、数十年に一度です。



妄想レベルのシナリオですが、もし、小池新党の立ち上げがあるならば、年度明けです。4月です。
選挙は6月なので、超短期決戦になります。

なぜ年度明けまで新党立ち上げがないかというと、新党設立は、全面戦争・宣戦布告(主に都議会自民党に対して)を意味します。

しかし、来年の3月議会では予算を通さないと行けないため、それまでは協調路線(新党は設立しない)でしょう。

一方で、もし来年6月の都議会選で自民党(+公明党)が引き続き過半数を維持するならば、都政は停滞し(←この部分は番組の受け売り)、もしかしたら再びの都知事選も・・・

というわけで、来年6月の都議会議員選が、「東京大改革」本当の天王山。
乗るしかない、このビックウェーブに!!!?



さて、ぼくは1年半前に事実上の立候補表明から投開票まで2ヶ月という超短期決戦であったため、本当に痩せこけるほど大変でした。

だから、会社をやめなくても今のうちからできる準備をお伝えします
(余談ですが選挙はダイエットになります、えぇ…)。

その1.
政治団体の設立(届け出の提出)
所要時間: 1日~

政治団体、というと重々しいですが、自由民主党から長坂なおと後援会まで全て政治団体です。
実は、政治団体は誰でもつくることができます。 そして、届出を一枚、東京都(ぼくの場合は愛知県)に提出するだけです。

ただ、会計責任者など、他人にお願いしないといけないこともあり、それはそれで人選に苦労します。

例えば最近、小池さんが「都民ファーストの会」という政治団体を設立したようですが、その会計責任者に前述のおときたがなっており、彼がそれだけ信頼されている一方、他にもっと古くから知る頼める人はいなかったのかな、とも思われます。

ちなみに、政治団体設立の主な目的は、事務所看板の設置など「政治団体」でないとできないことがあったり、お金の管理のためです。
だから政治団体の設立(届け出)後は、速やかに銀行口座をつくることになります。

余談ですが、毎年12月末締めで収支報告を提出する必要があるので、届け出の提出は年が明けてからをオススメします。

詳しくはこちらをご覧ください。
政治団体/政治資金|東京都選挙管理委員会
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/organization/


その2.
テーマカラーを決める
所要時間: 1時間~

ぼくの場合は、赤色ですが、結構ちゃんと決めています。
  • RGBでは、R:192, G:0, B:20
  • CMKYでは、C:14, M:100, Y100, K:0
  • PANTONEでは、186C
具体的には、グッドデザイン賞の赤です。
もちろん、ネクタイなど既製品を買うときには色ブレもするのですが、印刷物などは徹底しています。

よく「赤が好きなんですか?」と聞かれますが、別にそうでもありません…でした。
さすが1年半もテーマカラーとして使っていると好きになってくるというか、愛着が湧いてきます。
でも、その前はどちらかというと、藍色っぽいものを好んで着用していました。

じゃあなぜ赤かというと、ひとつにはなるべく被らないように。
市議会議員は40人も立候補するので、完全に被らないのは難しく、ぼくが特に比較されそうな現職議員の方、具体的には、年齢が近い人や、活動地域が近い人などの色と被らないようにしました。

あとは、友人からの「若っぽいイメージの色がいい」「長坂くんは、一見冷たそうだから、それを補完する方がよい」というアドバイス、そして自分が関わったプロジェクトが過去にグッドデザイン賞をいただいた所以もあり、今の色に決めました。


その3.
ブログを始める(意識高い感じの)
所要時間: 1日~

ぼくはこのブログを2年半くらい前にはじめたのですが、はじめてよかったのは、
  • ネタ探しのため、周囲に対するアンテナが高まる
  • どこまで過激なことを書いてもいいかわかる(炎上なんて意外にしない、というか望んでもしない)
  • 多少の煽られ耐性(スルー力)が身につく
この辺りは、立候補しなくても多くの仕事に役立つはずなので、オススメです。


その4.
お金を貯める
所要時間: ひとそれぞれ

ざんねんながら選挙には、お金がかかります。
ぼく(豊橋市議選挙)ですが、200万近く使いました。
150624
 - 選挙までの8週間でいくらお金を使ったか。 - 愛知豊橋・長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/150624.html
都議のおときたは、700万~800万と言っています。 
結論から言うと、1月にサラリーマンをやめてから700~800万程度を使った計算になります。

ずばり、選挙にはいくらかかるのか? -民主主義のコスト-
http://otokitashun.com/blog/daily/1406/ 
ぼくも「県議選だと1000万」みたいな話を聞いたことがあるので、都道府県議員選挙だと、およそこのくらいの規模になるのでしょう。

一部を寄付や借金で賄うにしても、やはり500万円くらいはほしいところでしょうか。

大きな国政政党だと「軍資金」と呼ばれるものが選挙のときに、配分されたりされなかったりするらしいですが、小池「新党」では、全く期待できないと思いますので、お金重要です。


その5.
小池さんの目に留まる
所要時間: 1時間~

市町村議選挙であれば、ぼくのような無所属の飛び込み候補の当選もありますが、都道府県議以上の規模で、政党所属していない候補が通ることは、あなたが元SPEEDでない限り、あり得ません。

つまり当選のためには、小池さんの新党結成と応援が大前提必要不可欠です。
本日、小池さん主宰の政治の学び舎「希望の塾」の受付が開始されました。
政治塾と言わず、学び舎という言葉選びに気の遣いが感じられます。
※開塾式に参加できない方も入塾いただけます
との記載もありますが、ぶっちゃけ一度も参加できないとしても、小池さんに貴女の存在(名前や職歴)と秘めたる意思を知ってもらうためだけでも、申込と入金をする価値はあると思います。
エントリーフィーみたいなものです。

ぼくも小池さんが応援に来てくれるなら、喜んでエントリーします。
でも、豊橋市は統一地方選(全国的に選挙をしているので忙しい時期)だからなー。



最後になりますが、別に若い女性でなく、中年の男性でも全然よいと思います。

ただやはり新党(を結成するなら)、勝てる候補がほしいはずなので、小池さん自身が女性であること、旧来的な都議会と対極のイメージにしたいこと、ポスター等候補者の中で目立つこと、を考えると、残念ながら若い女性でしょう。

さらに「優秀」については、何を以ってというのがありますが、ひとつには目を惹く経歴。
もうひとつには、もし選挙に落ちても稼いだり、再就職できる能力です。

ぼくの周りのバリキャリのみなさま、人生の可能性のひとつ、キャリアの一環としての都議会議員を、是非妄想されてみてください。

新党設立までは、先走って退職されないこともオススメします。

では!