2016年8月10日、地元・東愛知新聞のスクープです。
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とうとう、来年2月末でヨーカドーが閉店ですって。

「とうとう」と言っているのは、地元の方ならご存知のように、僕が東京にいたときだから、たぶん10年くらい前から、「ヨーカドーがなくなる」という噂話は何度も出ていましたので。

「東海大地震」「木村拓哉がサーフィンに来てた」と同じくらいよく聞く話でした。

それがとうとう・・・

しかし、しかしですよ。
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日付にご注目。

20日も前に、主婦ネットワークでは情報が出ていました、おそろしい。
見てのとおり、半信半疑だったので、どこにも書かなかったのですが、今回は当たっていました。



イトーヨーカドーを核とした、あの一帯といえば、うちの親世代ならば、「デートでスケートに行った」「タワーができる前のホテルで式を挙げた」。 ぼくより一回り上くらいだと、「豊橋一のナンパスポットだった」「あそこにディスコがあった」など、豊橋市民であれば、誰でもひとつふたつの思い出がある地域ではないでしょうか。

また最近この立場になってわかったこととしては、地域の(特に子どもの)安全・防犯にもとても協力的なお店です。

ぼくとしては中高時代、ある日、目の前に日本一の映画館(スクリーン数)ができて、映画環境が格段によくなったこと。 他方そのため、豊橋駅周辺の映画館は全てなくなったことを象徴的に、この周辺を「豊橋の副都心」と言っていました。 折しも、東京の「お台場副都心」が注目されていた時期であり、また近隣にTSUTAYAやトイザらスなど、いわゆる「郊外化」が進んでいた時期でもありました。

しかし、これまであの一帯を「豊橋の副都心」と言っているの、ぼく以外に聞いたことないのですが、気になる記述が・・・
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これで名実ともに、豊橋の副都心認定でしょうか。

ちなみに、豊橋駅周辺に映画館がなくなってしまったことを契機にスタートしたのが、2016年度で15回を迎える「とよはしまちなかスロータウン映画祭」です。



さて、今回の撤退の話を受けて思うのが、豊橋の人ってポジティブというか、恵まれてるなぁということです。

今回の撤退話を何人かに振ってみたところ、「それで、次は何ができるの?」という反応。 全国各地で、大型店の撤退後に空地ができているというのに・・・ 豊橋おとなりの豊川でさえ、アピタ撤退後にはかなり苦労をされている様子。

ちなみに、あの建物は米国企業が所有されているようです。
イトーヨーカドー豊橋店の建物は、開発者である昭和紡績などの経営破綻を経て、現在はアメリカ大手銀行傘下の「ニューヨークメロン信託銀行」が所有し、東急不動産系列の「東急コミュニティー」が管理している。
http://toshoken.com/news/7149
土地はどこなんだろう・・・

ネットでは早くも、商業施設のDやIなんかの名前が出ていますが、「◯◯ができてほしい(願望)」がいつのまにか「◯◯ができそう(希望的観測)」に変わっており、こわいなぁ、と思います。

近隣には、食品スーパーも、大型ドラッグストアも、ホテルも、映画館も、ボウリングも、ゲームセンターも、カラオケも、パチンコも、家電量販店も、家具屋も、ホームセンターも、大型書店も、TSUTAYAも、スターバックスもある状態なので、競合さけるとしたら何ができるのだろう・・・

では!

追記
続報です。
イトーヨーカドー跡は、ドンキホーテなのか? - 愛知豊橋・長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/161009.html
ではでは!