豊橋だいすきカレッジ1時間目・ゲスト若新雄純さん、無事終了しました。
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参加者のひとりである、小川なおやさんが早速感想をブログに書いてくださったので、ご紹介します。
田舎のまちの魅力は「人生の実験」ができること_TDC1限目 若新さん
http://meatsan.com/home/2016/thc_daisuki_no1wakashin/


さて、次の豊橋だいすきカレッジでは、信州小布施の大宮透さんがいらっしゃいます。 最近、「小布施のエース」という声まで聞いた(事実)、次世代の小布施のまちづくりを担うホープです。

彼は僕よりも5歳年下ですが、僕が直接知っている後輩の中で、最も優秀だと思っています。 もちろん、僕よりも。 ひとことで「優秀」と言ってもいろいろありますが、とてもバランス取れた、いろんな面が高いレベルである、逆に言えば、あまり欠点・短所的な部分を感じさせない、そんなタイプの優秀さです。
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 - 大宮 透(おおみや とおる)さん|http://corezoprize.com/oomiya-toru

プロフィール
  • 長野県小布施町
  • 慶應SDM・小布施町ソーシャルデザインセンター 研究員
  • 地域活性化伝道師
経歴・実績
  • 1988年、山形県山形市生まれ、群馬県高崎市で育つ
  • 東京大学工学部都市工学科を経て、東京大学大学院工学系研究科卒(工学修士)
  • 2009年、日米学生会議で小布施に訪れる
  • 2011年、震災直後の被災地で復興支援のボランティア活動に取り組み、地域住民との協働をベースに複数のまちづくり活動に携わる
  • 2012年、第一回小布施若者会議の立ち上げに参画。終了後、町役場内に設置された法政大学・ 小布施町地域創造研究所(現「慶應SDM・小布施町ソーシャルデザインセンター」)の研究員として活動を開始、小布施に拠点を移す
  • 2013年、第2回小布施若者会議の実行委員長や高校生を対象にしたサマースクールプログラムの開催など、若者を対象にした人材育成プロジェクトを企画運営
  • 2014年度からは、高齢化する 町内自治会の未来構想に向けた「地域の未来づくりプロジェクト」をスタート
さて、ぼくと大宮さんの出会いは、2012年の夏。

大宮さんが立ち上げに参画した、「第一回小布施若者会議」にぼくは参加しました。 そこで、大宮さんは、確か副委員長でした。 別に委員長がいたり、脇には、その後「ハピキラ・ファクトリー」を立ち上げる、まだ女子大生であった2人もいたのですが、
ハピキラFACTORY|http://www.hapikira.com/
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実行委員の中で、大宮さんだけ空気感が違いました。

なんというか、一歩引いているというか、当事者なのに観察者的であるというか、そんな印象を受け、ぼくは彼にとても興味を持ちました。

と言っても、そのときはあまり言葉を交わすこともありませんでした。



その次に大宮さんに会ったのは、翌2013年の5月5日。

その春、大宮さんは小布施に移住をしていました。
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 - http://tatsuyaino.com/project/obuse/diary/
5月5日、ぼくは小布施で開催されていた、「小布施ッション」というイベントに参加し、そこで再会しました。 そのとき、大宮さんは、「小布施 × Summer School by H-LAB」という高校生向けのサマースクールを取り仕切っていました。

ハーバードの学生らを招いて、全国の日本の高校生に、ハーバード式のリベラル・アーツをしてもらうというサマースクールなのですが、その中で、
海外の学生らへのおもてなしとして、手続花火を上げられないか
という相談をいただきました。

実は、小布施では、2006年から2010年まで、小布施ッションで手筒花火が毎年上がっていました。 しかし、地震のこともあり2011年から休止していました。 それもあって、大宮さんは手筒花火のことを知っていたみたいです。

結果として、2013年のサマースクールでの手筒花火は叶い、そのお蔭もあって、昨2015年まで3年連続で、小布施で手筒花火が上がっています。



さて、その日、2015年の5月5日にぼくは大宮さんのうちに泊めてもらいました。 その夜、結構遅い時間まで、いろいろ話をしました。

若者会議で一歩引いた感じだったのはどうして、地元でもない小布施に移住してまで関われるのはどうして、これからどうしていくの、そんなことを聞いたと思います。

大宮さんの話を聞いて、概ね自分が思っていた通りの側面もあり、一方で、いろいろ深い見識と考えがあり、感心・・・と言うと、少しウエメセ感がありますが、後生畏るべし、と実感を持って感じさせられた最初の後輩です。

その後、業務的な話も含め、密にやり取りをすることも多くなり、より親しく、そして、尊敬かつ目標とできる後輩となりました。



彼のすごみは何かと言えば、その「巻き込み力」と、僕は捉えています。

小布施での大宮さんの部屋(研究室)は、町長室のとなりにあり、行政や地域住民との連携はもちろんですが、大学、そして、学生、最近は企業(東京の大企業)まで、小布施に巻き込み始めています。

通称「大宮ハウス」と呼ばれる、小布施の彼の家にはしょっちゅう学生が、特に東京の学生が、泊まりに来ているようです。 それも彼の人柄なのかな、と(うらやましい!)

そんなわけで、6月12日には、大宮さんに、若者や企業の巻き込みをテーマにお話をいただく予定です。 イープラスでの前売も始めましたので、是非みなさま楽しみにされていてください。
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豊橋だいすきカレッジ2時間目・ゲスト大宮透さん(慶應SDM・小布施町ソーシャルデザインセンター研究員)
 - 日時 6月12日(日)14時~17時(撤収)
 - 場所 ユメックスビル7階会議室(豊橋市広小路1-18 ユメックスビル7階)
 - 定員 50名
 - 前売 1200円・当日1700円(高校生以下500円、その他・豊橋だいすきカレッジ応援料金あり)
更に先日、大宮さんのフェイスブックにて、朝野球のピッチャーをしているということを知り、「早起きで更にピッチャーなんて、お前はどんだけできた人間なんだ」と、更に差を感じた次第です。

では!