12月7日(月)定例会での一般質問が終わりました。
今回は、4つの質問をしました。
以下、ダイジェストで、質問と市役所からの回答の要旨、をお伝えします。
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質問1. 図書館における「直営」の強みを活かした魅力づくりについて
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質問2. シティプロモーションにおけるインターネットによる情報発信について
(1)公式サイトの一本化または差別化について
東三河広域連合では「一体的な情報発信」や、広域連携事業としての「魅力の発信」が記載されているので、各市町村 - 広域連合 - 愛知県(東三河県庁)の二重行政・三重行政にならないよう、予算も含めた取捨選択と集中(一本化)に、期待したいです。
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(2)職員ひとりひとりの情報発信について
白井明子さんの講演は、僕も行きたいくらいだったので、是非今後も外部の人を招いたこういう講演をどんどん増やしていってほしいです。 アイラブ豊橋研修や、広報広聴主任者研修については、どうなんでしょう。 研修を受けた職員の率直な意見を聞いてみたいです。
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後半に続くよ。
では!
今回は、4つの質問をしました。
以下、ダイジェストで、質問と市役所からの回答の要旨、をお伝えします。
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質問1. 図書館における「直営」の強みを活かした魅力づくりについて
社会的背景として、図書館の運営を、委託や指定管理などで、事業者が担うようになっています。 その数は年々増加しています。回答1. 教育部長より
現在、豊橋市の図書館は主として豊橋市が直接運営しています。 しかし、いずれこの影響が豊橋市にも訪れ、直営のままでよいのか、外部に運営を任せた方がいいのか、費用対効果も含め、どちらが魅力的な図書館になるのか、検討するときが来るでしょう。
そこで、 図書館の「直営」の強みを活かした魅力づくりについて、その強みは何かという認識を含め、今後の方向性をお聞きします。
主な強みといたしましては、継続的に安定したサービスを提供できる職員にあると考えております。(略)トップから職員の接遇や専門性を活かす職場環境づくりに取り組むとともに、創意工夫を促す姿勢を表明してもらったことは大きいです。 一方で、直営ならではの主な強みが「継続的に安定したサービスを提供できる職員」という認識は、とても弱いので、もっと強い自分たちの強みを掘り起こしてほしい。
今後につきましては、職員の、より一層丁寧で親切な接遇や、専門性を活かす環境づくりに取り組むとともに、職員の創意工夫を促し、課題を抱えた人には「分からなければ図書館員に訊こう」、そうでない人には「図書館へ行ったら何か面白そうだ」と思ってもらえるような、知の拠点としての魅力的な図書館づくりを目指していきたいと考えております。
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質問2. シティプロモーションにおけるインターネットによる情報発信について
(1)公式サイトの一本化または差別化について
現在、豊橋あるいは広域の東三河の魅力を発信するものとして、豊橋市が関わるものだけで、少なくとも5つあります。 そして、先日公表された「ええじゃないか豊橋推進計画Ⅱ(案)」にも、「ええじゃないかライフホームページの開設」とあり、また増えるのかと懸念しております。回答2.(1) 企画部長(シティプロモーション管轄)より
一度に全てをひとつにまとめることは難しいかもしれませんが、まずは少なくとも、これ以上サイトを増やさないでください。 そして、できるところからでも、ひとつにまとめてください。それすら難しいのであれば、差別化を明確にしていただきたいと思います。
現状では、掲載内容について豊橋観光コンベンション協会のホームページと重なる部分があり、閲覧者にとって分かりにくいところもあると考えられますので、より見やすく分かりやすいサイトとして差別化が図れるよう、上手な役割分担をしながら、より効率的、効果的な情報発信を行っていきたいと考えています。拡充ということで、これ以上増やさないということ、そして、重なる部分と分かりにくいという認識を取れたのはよかったが、一本化に至らず、差別化に留まったのは、道半ば。
また、ええじゃないか豊橋推進計画Ⅱ(案)においては、地方への人の流れをつくる「地方創生」の考え方にも合致する取組みとして、既存のええじゃないかホームページを拡充するかたちで豊橋市の住みやすさを伝えることを提案させていただいています。
東三河広域連合では「一体的な情報発信」や、広域連携事業としての「魅力の発信」が記載されているので、各市町村 - 広域連合 - 愛知県(東三河県庁)の二重行政・三重行政にならないよう、予算も含めた取捨選択と集中(一本化)に、期待したいです。
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(2)職員ひとりひとりの情報発信について
インターネットやSNSの発展により、個人の情報発信力が高まっています。 そして、職員の中にも多様な人材がいます。回答2.(2) 企画部長(シティプロモーション管轄)より
ライターとしての職歴を活かしてWEB記事を執筆している職員、日々目にする市内の魅力をイラストに描いている職員、また、週末、イベントに繰り出し、きれいな写真を撮影している職員など、これらはとてもありがたいことだと思います。
一方、これは私の杞憂かもしれませんが、多くの職員はひとりひとりが情報を発信することに、抑制的になっていないかと心配しています。 是非、市として、職員が地域の魅力を発信することを奨励していただきたく存じます。
また、そのスキルの向上もご検討ください。
今、個人が情報発信をする方法はどんどん簡単になっています。 そのような状況で重要なのは、いわゆるITスキルではなく、どれだけ魅力的なコンテンツ(文章や写真、動画など)を作成できるか、です。 これらは汎用性のある能力で、例えば、業務で作成するパンフレットやチラシなどの作成にも活かせます。 是非、これらの能力の底上げも検討していただきたく思います。
職員一人ひとりが市の魅力を理解し、発信者となる自覚を持ち、情報発信を行うことはシティプロモーション活動を進めるうえで非常に重要なことと考えており、さらにその情報発信能力を高めることも効果的な魅力発信を行うには大切なことと考えています。ほぼ期待通りの回答がいただけました。 職員ひとりひとりの情報発信を奨励する言葉、そして、スキル向上については、文書、撮影だけでなく、デザインにまで言及いただきました。
そのための取り組みとして、平成25年度に株式会社ローソン広告販促企画部マネジャーの白井明子さんによる「HP・SNSでの効果的な情報発信についての講演会」を実施し、毎年、豊橋の魅力を知り発信方法を提案するなど意識の醸成を目的とした、2年目職員対象の「アイラブ豊橋研修」や、パブリシティの効果的な活用方法など、情報発信能力を高めることを目的とした「広報広聴主任者研修」などを実施しています。
今後につきましても、職員の意識・スキルの向上を目的とした研修を実施するとともに、例えば興味を引く見せ方としてデザイン能力についても向上させるような仕組みを検討するなど、意識改革も含めて取り組んでいきたいと考えています。
白井明子さんの講演は、僕も行きたいくらいだったので、是非今後も外部の人を招いたこういう講演をどんどん増やしていってほしいです。 アイラブ豊橋研修や、広報広聴主任者研修については、どうなんでしょう。 研修を受けた職員の率直な意見を聞いてみたいです。
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後半に続くよ。
では!