4月の選挙では、地元のどの団体からも推薦状をいただかなかった(いただけなかった)私ですが、唯一、推薦状をくださった団体があります。 それは、国政政党の「日本を元気にする会」(通称:元気会)です。

学生時代からの友人である、都議会議員のおときた駿の縁もあって、推薦いただいたのですが、元気会といえば、『割合投票』。 政党の特徴第一に、そして今年1月、結党時の記者会見においても、『割合投票』に焦点を当てています。
1. 直接民主型政治の仕組みを取り入れた、「割合投票」を行う日本初の政党

日本を元気にする会(元気会)は、直接民主型政治の実現のために、インターネットなどを通じて現場からの様々な解決策、提案を集め、会の政策や議会の質疑に盛り込み活用していく。(略)
 
個々の政策、法案には、プラス面とマイナス面がある。賛否が入り混じるパッケージ型の法案などもある。その場合、元気会は、「100か0か」の一律の党議拘束による賛否を行わない。具体的には、個々の政策や法案の賛否について6:4や7:3など、「比率賛否」に応じた割合投票を行う。

 - 日本を元気にする会 3つの特徴
 https://nippongenkikai.jp/aboutus/principles/
国論を二分するような重要な案件については、直接国民の意見を聞く直接民主型政治の実現を目指していきます。 今後は、安保法制などでもVoteJapanの仕組みを取り入れて参ります

 - プレスリリース|日本を元気にする会
 https://nippongenkikai.jp/curation/2524/ 
仮に自分が現役の新聞記者だったとしても一番のニュースは、国論を二分する重要争点については、「党員によるアンケートを元に、党議拘束をかけず、賛否の比率に応じて柔軟に政策への反映を行う」(BLOGOS)にあるんじゃないんでしょうか。もちろん、憲政史上、初の試みなんだし。

 - NHKが報じ損ねた“新インターネッ党”の意義|新田 哲史
 http://agora-web.jp/archives/1628876.html 
そして、1週間前の9月9日、初の会員投票に基づく、国会での割合投票が実施されました。
Screenshot_2015-09-04-22-44-27
昨日、労働者派遣法改正案が参議院で採決され、
私の所属する政党「元気会」の国会議員たち5名は会員投票に基づく
「割合投票(比率投票)」を行いました。 (略)

話題の安保法案についても元気会は、VoteJapanにて会員投票を行っています。
皆様の投票で、5名の国会議員が賛成にも反対にも動くかもしれません。

100:0になることは理論的に難しいですが、例えばデモに集まった3万人が
このシステムで「反対」を投じれば、確実に4票の反対が固められるというわけですね。

 - 【メモ】デモよりも確実に国会議員が動く?世界初の「割合投票」、国会で実施中!2015年9月10日 13:45
 http://otokitashun.com/blog/memo/8693/
今、国論を二分するような案件と言えば、安保法案。
その法案の採決をあと少しと控え、どうなるのか、僕も見守っていました。

ところが昨夜、
安全保障関連法案をめぐり、修正案を提出した日本を元気にする会など、野党3党は15日、自民・公明両党と修正協議を行い、大筋合意した。

 - 安保関連法案 自・公と野党3党が修正協議 大筋合意 09/15 20:09
へ???

ブログに書こうと思って、スクリーンショットを取っておいたのです。
その時刻9月4日22時には、こうだった会員投票画面が、
Screenshot_2015-09-04-22-44-54
本日、こうなっていました。
Screenshot_2015-09-16-13-23-46
Screenshot_2015-09-16-13-24-03
投票終了日時が、「2015-12-31 23:59」となっていたので、完全に油断していたのですが、
この 「Q4 【緊急】安全保障法制へ歯止めをかけることの賛否」、いつのまに・・・

会員には、事前に個別連絡があったのでしょう。
(僕は、無所属でいたいので、会員登録していない)



現時点での報道などを見ると、『割合投票』はなされず、全員賛成となる模様。
時事ドットコム:与党、今夜にも採決=元気など3野党賛成へ-民主は対決、攻防ヤマ場・安保法案 (2015/09/16-12:18)
 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201509/2015091600030&g=pol
修正案については、事前におときたのブログでも知っていましたが、今、改めてよく読んだらこんな記述が。
修正案が否定された場合、
原案の採決については「Vote Japan」での割合投票を行いますので、
ぜひこちらの議論にも参加をしてみてください。

 - 対案を出すと「与党への擦り寄り」と見なされる、国会と世論の謎風潮 2015年8月21日 20:03
 http://otokitashun.com/blog/daily/8430/
記事にも、
Vote Japanでは、今国会で最も注目の集まっている「安全保障法制」についても投票を受け付けており、修正案の協議結果によっては、派遣法改正案への対応と同じように投票結果によって国会議員の割合投票を行うことになっています。

 - マスコミが報じない世界初の「割合投票」と労働者派遣法改正案の可決|選挙ドットコム 2015年09月10日
 http://article.go2senkyo.com/2015/09/10/9345.html 
元気会代表・松田公太 参議院議員のブログでも、
世界初の割合投票の結論が出ましたが、現在は戦後70年の日本の外交防衛の大転換となる「安全保障法制」についても投票を受け付けています。
修正案の協議が成果を上げることができなければ、皆さんの投票結果が反映されることになります。
是非ともご参加下さい。

 - 松田公太『世界初。国会での割合投票が本日実施されました。』 2015-09-09 12:52:20
 http://ameblo.jp/koutamatsuda/entry-12071150436.html 


僕が勝手に勘違いしていただけですが、戦後最大級な「国論を二分するような重要な案件」であるため、当然に割合投票が実施されると思っていたので、なんか勝手に肩透かしを食らってしまった気分。

(結果として自分のブログで、誤解に基づく紹介をしなくてよかった)

では。


修正案について、元気会の意図や思いなどはこちらをどうぞ。

 - 安保法制の修正案を私が出した理由|山田太郎「日本を元気にする会」 2015年09月05日15時15分
 http://www.huffingtonpost.jp/taro-yamada/security-law_b_8092108.html
 - 松田公太『日本の未来のために、この修正案を』 2015-09-14 11:20:34
 http://ameblo.jp/koutamatsuda/entry-12072958896.html
 - 松田公太『心腸寸断の思いで次に繋ぎます』 2015-09-16 12:19:54