因果関係はないと思います。

こちらは学生時代からの友人、2013年に都議会議員になった音喜多駿(当時・みんなの党)のブログ過去記事です。
みんなの党分裂 江田前幹事長ら14人が離党届
http://seiji.yahoo.co.jp/close_up/1433/

この事態を受けて何を発信するべきか色々と迷ったのですが、
今こそ入党した当時の話しを書く時なのではないかと思い立ちました。

 - みんなの党への入党経緯を振り返ってみる
 http://otokitashun.com/blog/information/2016/ 
上記ヤフーニュースのリンクが切れているので、同様の記事を載せておきます。
 - 【分裂・みんな】江田氏ら14人離党 年内結成新党は野党再編に向け「解党も辞さない」 - 産経ニュース http://www.sankei.com/politics/news/131209/plt1312090007-n1.html

この記事が2013年12月、 音喜多が当選したのが6月なので、当選後わずか半年後の出来事です。



この4月の統一戦、浜松市議会でも友人が当選しました。 山本遼太郎(維新の党)です。

そして、先日のこの一報。
山形市長選の対応をめぐり、維新の党の松井一郎顧問(大阪府知事)が同党の柿沢未途幹事長の辞任を要求している問題で、松井氏は27日、府庁で記者団に対し、「柿沢氏が幹事長を続けるかどうかに関わらず、離党する」と述べた。橋下徹最高顧問(大阪市長)も離党するとの見通しを示し、党内は昨年9月の党発足から1年もたたずに、一気に分裂の様相を強めている。

 - 橋下氏も離党へ 維新〝分裂〟…松井顧問が離党意向を表明 - 産経ニュース
 http://www.sankei.com/west/news/150827/wst1508270037-n1.html 
ざっくり流れをまとめると、

・維新の党、幹事長の柿沢未途さん(無所属→民主→みんな→結い→維新)が、維新の党が推していない山形市長選の候補予定者(民主・共産が支援)を応援する
→ 維新の党、顧問(前幹事長)の松井府知事(自民→維新)が、柿沢さんの幹事長辞任を求める
→ 柿沢さんが固辞する
→ 「だったらこちらが辞める」というように、松井さんが離党。 橋下さんも続く。

松井さん・橋下さんらがつくった政党にも関わらず、「そっちが職を降りないなら、こっちが離党する」という手は、ミラクル過ぎて驚きます。  国政政党「維新の党」からは離れますが、その母体である政治団体「大阪維新の会」では、今でも代表のままで、影響力は十分にあるという点もミソです。

一方、多くの人は国政レベルの政局に関心が向いていると思いますが、僕は、橋下さんに惹かれて維新を選んだ身近な人間たちが、今後どうするのか、とても気になります。

山本遼太郎自身が、橋下さんに惹かれたのかどうかはわかりませんが、
この政治の現状を地方から変えていくには
「維新の党」で活動するのが最適だと考えました。
この政党では、信念を貫けると確信しています。

 - 私が脱サラして政治家を目指す理由|山本りょうたろうの活動ブログ
 http://yamamoto-ryotaro.com/blog/news/entry-43.html
浜松のことは浜松で決めたい。
そう思って「道州制」を政策に掲げる維新の党を選びました。
国からではなく地方から
そう思って浜松市政を選びました。

 - 母校が廃校になって、人生が5度変わった~なぜ市政に興味を持ったのか|山本りょうたろうの活動ブログ
 http://yamamoto-ryotaro.com/blog/kangae/entry-92.html 
過去のブログでは、このように記し、維新への思いを表明しています。

こういう分裂に翻弄される同世代の地方議員がいるということも、頭の片隅に置いておいてもらえると嬉しいです。 これから彼が、橋下さんの離れた現「維新の党」に留まるのか抜けるのか、「大阪維新の党」に移るのか移らないのか、当然彼自身が決めることですが、僕はとても注視しています。



さて、話戻して音喜多駿。
彼は、2013年12月の分裂以降の話をリアルタイムで、自身のブログに記しています。

ニュースで様々な報道が出る都度、非常にナーバスな件にも関わらず、ほぼその日のうちに自身の考えを記していた彼を、本当にすごいと思って見ていました。 そして、今、振り返りこうやって時系列でまとめて読んでみると、それはそれでまた違った味わいがあります。

 - みんなの党 / タグ | 東京都議会議員 おときた駿 公式サイト
 http://otokitashun.com/tag/みんなの党



最後に、今後の「維新の党」について。

実は今、「維新の党」はものすごく画期的なことをしようとしています。 11月に行われる政党の代表を決める選挙で、国会議員も地方議員も、そうでない党員もみんな一人一票で、自分たちの代表を決めます、と。

 - 本当に党員一人1票の代表選挙が実現するのだったら、維新の党が一番進んでいることになる #BLOGOS
 http://blogos.com/outline/120705/
150828_00
現在、維新の党・公式サイトにも、ドドンと掲げています。
 - https://ishinnotoh.jp/leader2015/

こんな斬新なことを言い出したのは、もちろん橋下さんのようですが、まさか橋下さんが抜けるからって、これが覆るようであれば、「本当に維新の党は変わってしまったのだなぁ」と、きっと僕は残念な気持ちになるでしょう。

この一人一票が変わらないことが、一つの試金石です。

では!