ふるさと納税に対する関心が高まっています。
6月議会でも、関する質問が複数あり、僕もいろいろ調べたりしています。 そんな折り、昨日の新聞にこんな記事が。
一体どこの男性が、こんな大口寄付をしたのだろうと、よくよく読んでみると・・・
つまり、碧南市の方が、碧南市にふるさと納税??
そうなんです。
ふるさと納税が、自分のふるさと(出身地)でなくても全国どこでも寄付できることは、最近知られつつありますが、実は、今住んでいる自治体に寄附することもできるんです。
■
さて、今、ふるさと納税が注目されている理由は、今回のような「特典」ともうひとつ、税の控除が受けられるから。 すごくすごくざっくり言うと、2000円自腹すれば、年収に応じた範囲内で、本来税金として納めるお金を、自分の好きな自治体に寄附できる。
その「年収に応じた範囲」がこちら。


- http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/deduction.html
もし年収(給与収入)3000万なら約100万まで、年収5000万なら約200万まで、実質負担2,000円で、寄附できます。
つまり、給与所得者と事業者の違いはあるものの、今年度(平成27年度)から上限額が約2倍になっているので、昨年度寄附をされた※という、先の記事の経営者も、年収5,000万を超えるような方ならば、100万円の寄附額も、実質負担は2,000円である可能性も。
これは結構すごい話で、2,000円自己負担すれば、税金の使い道・寄付先を、今回の場合は特典ですが、ある程度自分で選ぶことができる、という考え方もできます。
■
例えば、豊橋市の場合、こんな感じで自分で寄附する事業を選ぶことができます。

- http://www.city.toyohashi.lg.jp/2512.htm
現在、「多文化共生社会の推進事業」「豊橋まつり・観光振興事業」「商工業振興事業」など、ややふわっとした名称ですが、今後、より具体的・個別的なものにすることを検討しているということ。
現在、「特典」合戦の様相を呈してきた、ふるさと納税。 豊橋市は、議会にて、そういう合戦には乗らないと明言しており、それはそれで一理ある考え方です。
一方、ふるさと納税によって入ってきた寄附と、豊橋市民による他の自治体への寄附で流れていったお金について、平成25年度は入ってきた寄附の方が多かったものの、平成26年度はまだわからないと。
「特典」ではなく、税金の使い道を自分で選ぶ、という観点でのふるさと納税もあるんじゃないのかな。
では!
※参考
6月議会でも、関する質問が複数あり、僕もいろいろ調べたりしています。 そんな折り、昨日の新聞にこんな記事が。
ふるさと納税特典 夏の贈り物 施設の子に碧南の男性いい話。遊園地の貸し切りやランチバイキング……。 碧南市の「ふるさと応援寄付金」(ふるさと納税)をした市内の会社経営者の男性が、納税で得た特典を、市内の児童養護施設の子どもたちにプレゼントする。アレアちゃん・朝日新聞地域ニュース@asahi_chihen
【 #ふるさと納税 #愛知 】遊園地の貸し切りやホテルのランチバイキング…ふるさと納税特典ってうれしいね。それを碧南市の会社経営者は、なんと市内の児童養護施設の子供たちにプレゼント! 夏の良い思い出になるといいね。 http://t.co/jz0k6ppGQV
2015/07/09 22:30:33
一体どこの男性が、こんな大口寄付をしたのだろうと、よくよく読んでみると・・・
遊園地の貸し切りやランチバイキング……。 碧南市の「ふるさと応援寄付金」(ふるさと納税)をした市内の会社経営者の男性が、納税で得た特典を、市内の児童養護施設の子どもたちにプレゼントする。おや?
つまり、碧南市の方が、碧南市にふるさと納税??
そうなんです。
ふるさと納税が、自分のふるさと(出身地)でなくても全国どこでも寄付できることは、最近知られつつありますが、実は、今住んでいる自治体に寄附することもできるんです。
■
さて、今、ふるさと納税が注目されている理由は、今回のような「特典」ともうひとつ、税の控除が受けられるから。 すごくすごくざっくり言うと、2000円自腹すれば、年収に応じた範囲内で、本来税金として納めるお金を、自分の好きな自治体に寄附できる。
その「年収に応じた範囲」がこちら。


- http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/deduction.html
もし年収(給与収入)3000万なら約100万まで、年収5000万なら約200万まで、実質負担2,000円で、寄附できます。
つまり、給与所得者と事業者の違いはあるものの、今年度(平成27年度)から上限額が約2倍になっているので、昨年度寄附をされた※という、先の記事の経営者も、年収5,000万を超えるような方ならば、100万円の寄附額も、実質負担は2,000円である可能性も。
これは結構すごい話で、2,000円自己負担すれば、税金の使い道・寄付先を、今回の場合は特典ですが、ある程度自分で選ぶことができる、という考え方もできます。
■
例えば、豊橋市の場合、こんな感じで自分で寄附する事業を選ぶことができます。

- http://www.city.toyohashi.lg.jp/2512.htm
現在、「多文化共生社会の推進事業」「豊橋まつり・観光振興事業」「商工業振興事業」など、ややふわっとした名称ですが、今後、より具体的・個別的なものにすることを検討しているということ。
現在、「特典」合戦の様相を呈してきた、ふるさと納税。 豊橋市は、議会にて、そういう合戦には乗らないと明言しており、それはそれで一理ある考え方です。
一方、ふるさと納税によって入ってきた寄附と、豊橋市民による他の自治体への寄附で流れていったお金について、平成25年度は入ってきた寄附の方が多かったものの、平成26年度はまだわからないと。
「特典」ではなく、税金の使い道を自分で選ぶ、という観点でのふるさと納税もあるんじゃないのかな。
では!
※参考
市へのふるさと納税は3月にあり、- 施設の子を遊園地に招待 碧南の男性、ふるさと納税利用:社会:中日新聞(CHUNICHI Web) http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015070890011841.html
