先日、まちなかで、新しい図書館のアイデアを募りました。

 - まちなかで985人に、新しい図書館のアイデアを聞いてみた。 - 愛知豊橋・長坂尚登のblog http://nagasakanaoto.blog.jp/140908.html

そこで、「世代間交流できる図書館」とか「多世代交流の」というのが、2つ3つあったのだけど、書いてたのは、全て人生の大先輩らしき方々。 よくよく考えればそりゃそうだ。

お年寄りと交流したい子どもなんて滅多にいない。 若者だってそう。 僕も、他世代=上の世代と積極的に交流したいとは思ってない。 逆に、高校生や大学生となら積極的に交流したい。 だって、偉そうにできて気持ちいいもん。 もちろん、同世代との交流も気をおかず楽しい。 年長者が、「世代間交流」って言ったら、全て下世代との交流だから、そりゃしたいよね。 便利な言葉。 一方、下世代からしたら、おもしろくもない、時代錯誤で一方的な話を、「はい、そうですねー」って、にこにこしながらずっと聞くの、結構つらい。

でも、上の世代、親より年上だって、尊敬できる人のお話は積極的にお聞きしたい。 ちょうど先日、昔からお世話になっている、地方の老舗企業の社長さんから、「ちょっと愛知行くから案内してよ」って、いきなり電話かかって、すごく嬉しかった。 そういう人は、上世代とかいう認識ではなく、個人として尊敬できる方かっていう話。 逆に今では、年下であっても尊敬する、話聞きたいと思う人間もたくさん出てきた。

僕も人から、特に年少者から、何歳になっても、「話聞かせてください」と言ってもらえるような人生を積んでいきたい、いかなきゃと痛感しました。 下世代と交流したいのを、「世代間」「多世代」といったオブラートに包んだ言葉で表現する、寂しいお年寄りにならないように。

ただでさえ、もともとが寂しがり屋なんだから。

では。