明日から、「豊橋市まちなか図書館(仮称)」市民ワークショップ、なるものに参加してきます。 平日夜に1回2時間、隔週開催で計4日間というがっつりな内容。 下記に応募して、当選しました。
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 - 豊橋市まちなか図書館(仮称)」市民ワークショップ(H26.9月10日、24日、10月8日、22日)- 市民ワークショップ参加者を募集します。 http://www.city.toyohashi.lg.jp/16525.htm

ところがこのワークショップ、 ホームページを見ても、広報を見ても、何をやるかがさっぱり書かれていない・・・不安です。 というわけで、いざというときのために(どんなとき?)、僕なりに4回のワークショップの構成を勝手にざっくり考えてみました。



まず、4回のワークショップを経て、辿り着きたい着地点。 これはやはり、以前ブログに書いたように、「一定の市民の合意を得た」明確なコンセプトと、それに伴うターゲットの設定。

- コンセプトを決めるということ - 愛知豊橋・長坂尚登のblog http://nagasakanaoto.blog.jp/140904.html

「一定の市民の合意」というのは、様々な立場の市民が集まるこのワークショップでは、みなさん合意(妥協)できましたよ、というもの。 このコンセプトが、今後、アンケートなど定量的な調査に諮っていけるようなもの。

で、4回分をどう進めるかというと、ざっとこんな感じ。

【第1回】
◎自己紹介、アイスブレーク
◎現状、前提条件などを共有する
 - 豊橋のまちなか図書館の概要
 - 現在の各地の図書館事情、時流
 - 基本計画策定におけるこのワークショップの位置付け

(宿題)
・自分なりのコンセプトを考えてくる。 または、
・こんな図書館がほしいというアイデアを20個考えてくる。

※第1回は、ワークショップ的な話し合いはほとんどせずに、今後の議論が同じ土俵、前提条件でできる環境づくりに費やす。
【第2回】
◎グループ分け(1グループ、5,6人くらい)
◎前回の宿題の発表
◎グループ内の全員が考えてきたものを実現するには、どうすればいいかを考える。
 - 超えなきゃいけない課題は何かを明確にする。
 例: 子どもを連れて行ってものんびりしたい親と、静かに読書したいおじさんがどうやったら共存できるか。
◎グループ内の課題を、全体で発表する。

(宿題)
・グループ内の課題の解決策を考えてくる。
【第3回】
◎グループ内で、考えてきた解決策の発表
◎各解決策の実現性や、どの解決策が一番よいかを話し合う
 ‐ たぶん新たな課題が出てくるので、それを明確にする
◎途中までまとまった解決策を全体で発表し、共有。
◎グループ内のコンセプトまとめに入り始める。

(宿題)
・よりよい解決策や、新たな課題の解決策を考えてくる。
【第4回】
◎コンセプトのまとめに入る
 ‐ 強引にでも妥協させてまとめる(重要)
◎各グループでまとまったコンセプトを発表
◎更に、ワークショップ全体のコンセプトにまとめる。(誰が?)
いやー、とっても楽しそうですね!(自画自賛) 各グループのコンセプトでなく、ワークショップ全体でひとつのコンセプトにまとめたかったため、最後が少し無理矢理になってしまいましたが。



どんな内容であれ、自分たちが話し合ったことが基本計画に反映されるというのは感慨深いものがあります。

20人の時間を4日間、計8時間もいただくというのに、まさか間違っても、「市民の意見を聞きました」、という実績づくりのためだけで、実質スルーする、形だけのワークショップでありませんように。

では。