豊橋のまちなか図書館の、基本計画を策定する事業者が発表されてました。 八千代エンジニヤリング株式会社 名古屋支店 という会社に決まったそうです。
1.業務名 豊橋市まちなか図書館(仮称)整備基本計画策定委託業務2.業務内容 図書館基本計画作成、市民コンセンサス形成支援 等(中略)6.特定理由提案内容について、以下の点において総合的に最も優れていると評価されました。1)業務実施方針について図書館に精通した事業者との連携による充実した実施体制であり、豊富な実績と蓄積されたノウハウに基づいた多様なサービスの企画提案が期待できること2)新たな図書館の機能及び周辺施設等との連携方策について図書館、再開発ビル、中心市街地の3つのエリアごとに必要となる機能を明確に分け、まちに人を呼び込む「まちなかまるごと図書館」と、多様な市民の好奇心をまちなかに集める「情報と人とつながる図書館」というコンセプトによって、これまでの図書館との差別化を図った提案を行っていること3)市民ニーズの把握について市民アンケートの対象を「既存図書館の利用者」「図書館を利用していない市民」「中心市街地に訪れる市民」というように分類し調査の目的を明確にした上で、具体的な調査項目の提案を行っていること- 2014年08月11日「豊橋市まちなか図書館(仮称)整備基本計画策定委託業務プロポーザル」の特定結果について公表します。 http://www.city.toyohashi.lg.jp/16459.htm
提案書そのものは公開されていないので、よくわかりませんが、こういうことみたいです。
■
ところで、今朝の朝日新聞で、こんな記事を見つけました。
- 「TSUTAYA図書館」愛知県小牧市にも誕生? CCC・TRCがカフェ併設提案 http://huff.to/VQ95x9 @HuffPostJapanさんから
さっと検索した限り、豊橋の八千代エンジニアリングの件は、業界紙くらいしか掲載がなかったので、話題性という意味では、さすがTSUTAYA。
いい機会なので、小牧市のホームページから、豊橋と見比べていたのですが、こんな項目見つけました。
- 新小牧市立図書館建設アドバイザリー業務委託プロポーザル(連携民間事業者選定)について http://www.city.komaki.aichi.jp/shogaigakushu/library/011049.html
あ、そういえば、豊橋市では審査員が公表されていなかった。
■
まだプロポーザル募集段階のとき、こういう提案書を出し慣れてる方からも、「こういうのって普通、事前に審査員が公表されてるのに」 と言われ、そのときは、「不正を防止するため、審査員と接触できないようにじゃないですかねー」と答えていたのだけど、事後だったら、もう公表してもよいのでは?
よくよく考えたら、事前にしても、そんな不正する人を審査員に選ぶなよ、って気もするけど。
これは図書館の話だけでなく、常々思っているのだけど、いわゆる公募的なものは、むしろ、審査員で人が呼べる、提案が集まるようなネームバリューがある方(見る目はもちろん)を審査員に招いてほしいものです。 「この人だったら見る目があるから応募しよう」「この人だったら真っ当な判断をしてくれるはず」と、応募者が思うような人を。 ビジネス的なものでなければ「この人に作品を見てもらえるなら、落ちてもいいから出したい」という場合もあるかと。
■
ところで、今朝の朝日新聞で、こんな記事を見つけました。
- 「TSUTAYA図書館」愛知県小牧市にも誕生? CCC・TRCがカフェ併設提案 http://huff.to/VQ95x9 @HuffPostJapanさんから
さっと検索した限り、豊橋の八千代エンジニアリングの件は、業界紙くらいしか掲載がなかったので、話題性という意味では、さすがTSUTAYA。
いい機会なので、小牧市のホームページから、豊橋と見比べていたのですが、こんな項目見つけました。
- 新小牧市立図書館建設アドバイザリー業務委託プロポーザル(連携民間事業者選定)について http://www.city.komaki.aichi.jp/shogaigakushu/library/011049.html
あ、そういえば、豊橋市では審査員が公表されていなかった。
■
まだプロポーザル募集段階のとき、こういう提案書を出し慣れてる方からも、「こういうのって普通、事前に審査員が公表されてるのに」 と言われ、そのときは、「不正を防止するため、審査員と接触できないようにじゃないですかねー」と答えていたのだけど、事後だったら、もう公表してもよいのでは?
よくよく考えたら、事前にしても、そんな不正する人を審査員に選ぶなよ、って気もするけど。
これは図書館の話だけでなく、常々思っているのだけど、いわゆる公募的なものは、むしろ、審査員で人が呼べる、提案が集まるようなネームバリューがある方(見る目はもちろん)を審査員に招いてほしいものです。 「この人だったら見る目があるから応募しよう」「この人だったら真っ当な判断をしてくれるはず」と、応募者が思うような人を。 ビジネス的なものでなければ「この人に作品を見てもらえるなら、落ちてもいいから出したい」という場合もあるかと。
何にしても審査員のレベルが高ければ、そのレベルに照準を向けた提案が、そうでなければ、それに合わせた阿るような提案が出るんじゃないかと。 料理に例えるなら、同じ料理人でも、下の肥えた美食家たちに審査してもらうコンペと、来場客の投票で決まる別のコンペがあったとしたら、そのコンペ(=審査員)に合わせた別の料理を出すはず。 もっと言えば、「コンペに出ない」という選択肢もある。
■
ちなみに僕が持ってる情報では、豊橋の審査員は7人で、うち2人は行政の方だということです。
これは、市役所主催の、図書館に関する下記の意見交換会に参加して聞いた話。
- 「豊橋市まちなか図書館(仮称)について語ろう」の開催について http://www.city.toyohashi.lg.jp/16462.htm
では。
関連記事
- 豊橋のまちなか図書館(仮称)について、市の方向性みたいなものが見えたのでメモ。 http://nagasakanaoto.blog.jp/140521.html
- 856万円、高い?安い?「豊橋市まちなか図書館(仮称)整備基本計画策定委託業務」 http://nagasakanaoto.blog.jp/140522.html