今、話題のLINE乗っ取り対応で、猛者が現れました。

そして、なんと顔写真をゲット!



これについて、中国系な友人からこんな指摘が。
実は、中国語は簡体字と繁体字に分かれて、中国人はほとんど簡体字で、繁体字は香港や台湾人が使ってる中国語です。この会話は全部繁体字なので、中国人でない可能性が高いと思います。:)
なるほど、そう言われてみれば、確かに・・・
(一応、大学で中国語選択だったのに忘れてた僕)

百聞は一見、簡体字と繁体字の違いはこちら。 「日本漢字」の左列にある難しいのが「繁体字」。
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- 画像引用: 簡体字と繁体字 http://kiichigo1995.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
簡体字(かんたいじ、简体字、簡體字、拼音: jiǎntǐzì)は、1950年代に中華人民共和国で制定された、従来の漢字を簡略化した字体体系である。中国大陸のほか、シンガポールなどでも採用されている。

繁体字(はんたいじ、繁體字、拼音: fántǐzì)または正体字(せいたいじ、正體字、拼音: zhèngtǐzì)は、中国語において、系統的な簡略化(簡化)を経ていない筆画が多い漢字の字体を指す。特に中華人民共和国の一連の「文字改革」政策による簡体字(簡化字)との対比によりこう呼ぶ。現在では主に中華民国統治下の台湾のほか、中華人民共和国の特別行政区である香港・マカオで使用され、中華圏外の華人コミュニティーでも見られる。
韓国人の友人からも同様のコメントを
繁体字なのかー
たしかに、大陸人ぽくないですね
大陸人ぽくない、というのが僕にはわからないのだけど、こういうのを国際感覚っていうのかな。友達すごい。


ところが、LINE乗っ取り対策マジックワードの「天安門事件」、これが引っかかる中国(中華人民共和国)の検閲システム「金盾」は、香港が対象外らしい。
金盾(きんじゅん 中国語:金盾工程 拼音:jīndùn gōngchéng)とは、中華人民共和国において実施されている情報化された検閲システムである。ただし、香港とマカオ(澳門)の両特別行政区については、中国本土とは法体系が異なり、なおかつ高度な自治権によって、通信の自由が保証されているため、この検閲システムは適用されない。
もちろん、台湾(中華民国)は国が違うので、金盾対象外(のはず)。 ということは、香港人または台湾の人だけど、乗っ取りは中国からアクセスしている?



ところで、「LINE 乗っ取り 台湾人」で検索したら、グッジョブなエピソードが出てきました。
Bさんが送ったメッセージの中で、犯人の心を動かしたのはおそらく「你媽知道你在詐騙嗎?」(原文ママ)ではないだろうか。今、中華圏のネット上では「你媽知道~(田舎のお母さんは知ってるの?~)」というフレーズが流行しているのだとか。

Bさんの説得に折れ、犯人は渋りながらも、乗っ取ったアカウントのIDとパスワードをLINEで送ってきたという。最後には「5分以内にパスワード変えないと、また乗っ取るからな!」という捨てゼリフを残していった。Bさんと犯人のやり取りは、およそ40分間におよんだ。

LINEアカウント、乗っ取り犯人を40分かけて説得! IDを取り戻した台湾人が話題に http://news.aol.jp/2014/06/27/line/
顔写真やアカウント取り戻すなど、LINE乗っ取り対応も、撃退から更に1つ上のステージへ上がった感があります。 別の友人も、IPを特定したらしいのでご紹介。


すげーな。

ところで、先のIDを取り戻した台湾人Bさんのエピソードにこんな記述が。
Bさんは「犯人の口調から察するに、たぶんすごく若い人なのでは」と分析。犯人からは「俺、頭いいから」や「10分以内に○○(中国の公園)まで来たら、パスワード教えてやる」などといったイタズラじみたメッセージがあったからだという。また、犯人は「アダルトサイトに、詐欺のやり方とLINEのアカウントとパスワードがたくさん流出していた。そこから拾った」とも明かしている。
こわっ!
天安門事件、天安門事件、天安門事件・・・

では!